*《&ruby(おうしゅう){押収};/Confiscation》 [#u14b5d76]
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 通常魔法(禁止カード)
 1000ライフポイントを払う。
 相手の手札を確認し、その中からカードを1枚選択して墓地に捨てる。
 1000ライフポイントを払って発動する。
 相手の手札を確認し、その中からカードを1枚捨てる。

 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[ライフコスト]]を払って[[ピーピング]]と[[手札破壊]]を行う。~
 [[ハンデス三種の神器]]の中では一番[[コスト]]に見合う[[カード]]差が悪いもののやはり強力。~
 [[汎用性]]が高く、かなりの頻度で[[デッキ]]に投入されていた。~
 [[ライフコスト]]を払い、[[ピーピング]]と[[手札破壊]]を行う[[効果]]を持つ。~

 [[1:1交換]]し、[[ライフ]]1000と引き換えに[[相手]]の[[手札]]を見たと考えれば、僅かな代償で2つの事をしているのである。~
 しかも、厳密には[[相手]]の[[手札]]で一番厄介なカードを種類を問わずに落としてしまうため、さらに優位に立つ事もできる。~
 他の[[手札破壊]]系[[カード]]に比べ、[[ピーピング]]が行える点も優秀。~
 [[ハンデス三種の神器]]の一つであり、たったの1000[[ライフ]]だけで、[[ピーピング]]を行い[[情報アドバンテージ]]を得つつ、好きな[[カード]]を[[墓地へ捨てさせる>墓地へ捨てる]]事ができる。~
 [[手札破壊]]を利用する[[【暗黒界】]]相手であっても、[[魔法・罠カード]]を[[墓地]]に捨ててしまえばいい。~
 また[[《マインドクラッシュ》]]や[[《異次元の指名者》]]との[[シナジー]]も凶悪である。~
 [[ライフコスト]]こそ必要だが、[[1:1交換]]以上の働きをするのは間違いない。~

 [[発動]]時に[[コスト]]として1000[[ライフ]]が必要なので、[[デュエル]]後半においては[[発動]]する事がをためらわれる事もあった。~
 [[相手]]が[[【フルバーン】]]であった場合、この[[カードの発動]][[コスト]]の[[ライフ]]1000に泣く事もしばしば。~
 対[[【暗黒界】]]では[[相手]]の[[手札]]が一枚の時にこれを[[発動]]し、それが[[暗黒界]][[モンスター]]だった場合は悲惨。~
 [[手札破壊]]を行う[[カード]]がほとんど[[禁止カード]]である現在では強く感じるが、このようにあらゆる[[デッキ]]に通用する[[カード]]ともいえなかった。
 一応、[[ライフコスト]]を払う必要がある為、終盤で[[ドロー]]すると[[発動]]できない事や、払った[[ライフ]]が後々響く事もありうる。~
 だが、それらも些細な[[デメリット]]に過ぎない力を備えているのである。~

 [[ライフ]]差では明らかに[[《強引な番兵》]]より弱いといわざるを得ないが、それでも[[相手]]の[[手札]]を操作できる事に変わりない。~
 登場当初(第2期初期)は[[墓地]]を再利用できる[[カード]]が少なかったので、こちらの方が強力だったとも言える。~
 実戦においては[[《強引な番兵》]]・[[《いたずら好きな双子悪魔》]]と共に様々な[[デッキ]]で使用された。~
//-この[[カード]]と[[《成金ゴブリン》]]の存在から、[[手札]]1枚=[[ライフ]]1000と考えられる事もある。~
//ただあちらと比べ、こちらは[[ピーピング]]に加え好きな[[カード]]を選べる為、1000[[ライフ]]の見返りとしてはこちらが圧倒的である。~
//寧ろこの頃の[[KONAMI]]がそう考えていた、という裏づけかも知れない。~

//-[[禁止カード]]と[[制限カード]]の間を行ったり来たりしており、今後もどこに落ち着くのかわからないカードである。~
 [[《魔の取引》]]の登場で[[禁止カード]]になると噂されていたが、[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]においても[[禁止カード]]指定は免れた。~
 [[《強引な番兵》]]は[[コスト]]が無く、[[《いたずら好きな双子悪魔》]]は2枚もの[[手札破壊]]を行うため、この[[カード]]が一番マシと判断されたのであろう。~
 しかし、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]でついに[[禁止カード]]に指定される。~
 これにより、元祖[[ハンデス三種の神器]]は全て[[禁止カード]]となってしまった。~
-他の[[ハンデス三種の神器]]に比べるとやや威力不足に感じるが、この[[カード]]が登場した当初は、[[墓地]]利用を行う[[カード]]が少なかった。~
その為、[[サーチ]]等で対応される[[《強引な番兵》]]よりも高い評価を得ていた事もあった。~
同じ[[ライフコスト]]を有する[[《いたずら好きな双子悪魔》]]とは、あちらは[[ハンデス]]の枚数で勝っているが、こちらは[[手札]]の確認ができるので、[[相互互換]]に近い。~

-この[[カード]]が無制限であった当時、[[【エクゾディア】]]の[[ミラーマッチ]]は如何にこの[[魔法カード]]を1[[ターン]]でも早く[[発動]]して[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を叩き落とすかという勝負であった。

-他の[[ハンデス三種の神器]]同様に、[[00/07/15>禁止・制限カード/2000年7月15日]]から[[制限強化]]され、以降は[[禁止カード]]と[[制限カード]]の間を交互に入れ替わる動きをしていた。~
しかし、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]で[[禁止カード]]に指定されてからは、[[禁止カード]]に留まり続けている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける最初の[[デュエル]]「十代vsクロノス」戦において、クロノス教諭が使用。~
OCGではその当時すでに[[禁止カード]]となっている[[《死者蘇生》]]を捨てさせた。~
アニメでは汎用[[手札破壊]][[カード]]はあまり推奨されていないため、この[[カード]]の登場に驚いた視聴者は多い。~
//また、このカードが使用された理由は、[[ライフポイント]]の調整のためと考えられる。~
//[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]の一撃で[[ライフポイント]]をゼロにするため、クロノスのライフを1000減らす必要があったのだ。
結果としてこの[[カード]]を使用したために[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]の一撃でクロノスの[[ライフポイント]]がゼロになった。~
アニメGXにおける「十代vsクロノス」(1戦目)においてクロノスが使用。~
[[ピーピング]]した十代の[[デッキ]]内容にケチをつけつつ、[[《死者蘇生》]]を捨てさせた。~

**関連[[カード]] [#l76eafd7]
-[[《いたずら好きな双子悪魔》]]
-[[《強引な番兵》]]
--アニメでは、汎用[[手札破壊]][[カード]]が使用された事は殆どなかった為、この[[カード]]の登場に驚いた視聴者は多い。~

//-コナミのゲーム作品において―~

-その他の商品展開―~
長年[[禁止カード]]であり続けている[[OCG]]での実績とは裏腹に、[[ラッシュデュエル]]では「[[RUSH:レジェンドカード]]」ではない[[魔法カード]]として登場した。~
[[ラッシュデュエル]]はルール上、[[自分]][[ターン]]における[[ハンデス]]の効力が薄く、[[相手]][[ターン]]に[[手札]]が無い場合も多いため、[[OCG]]よりも格段に性能が低くなった点を考慮されたのだろう。~
なお、「[[捨てる]]」という表現が[[ラッシュデュエル]]には無いため、「[[墓地へ送る]]」に[[テキスト]]が改変されている。~
詳細は[[RUSH:《押収》]]を参照。~

**関連カード [#card]
-[[ハンデス三種の神器]]

-[[《盗人の煙玉》]]

-[[《紅蓮の指名者》]]
-[[《水霊術−「葵」》]]
-[[《魔の取引》]]

**収録パック等 [#d9a9dec3]
-[[《マシンナーズ・フォートレス》]]

-[[《爆炎帝テスタロス》]]

─シリーズ関連~
-[[王宮]]
-[[《強引な番兵》]]

//―《押収》が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-38 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-027 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP023
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-027 &size(10){[[Rare]]};
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-38 &size(10){[[Rare]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP020

//**FAQ [#z4e735e2]
//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《押収》,魔法,通常魔法);