効果モンスター 星4/地属性/獣族/攻1700/守1000 このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、 召喚・特殊召喚した攻撃力1400以下のモンスターを破壊する。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した地属性・獣族の下級モンスター。
このカードの効果は誘発効果との裁定である。
「このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り」というテキストが永続効果と錯覚させ紛らわしい。
1700という攻撃力は低いわけではないが、意外にあっさりと戦闘破壊される値であり、相手に痛手を負わせられないまま除去されることも少なくない。
しかし破壊できるモンスターの攻撃力である1400という数値は多くのリクルーターのそれであり、それだけでもこのカードの汎用性の高さがうかがえる。
現環境においては、《ゾンビキャリア》や《クレボンス》・《BF−疾風のゲイル》といったよく使われるチューナーや《レスキューキャット》・《召喚僧サモンプリースト》などを軒並み破壊できるため、評価は上昇傾向にある。
さすがに反転召喚には対応していないが、この手の効果に珍しく特殊召喚にも対応していることは重要なポイント。
これらの点から昨今流行の【シンクロ召喚】のメタとして有効なカードのひとつである。
また、《強者の苦痛》を組み合わせる事で、相手の殆どの下級モンスターは召喚・特殊召喚を封じられる。
かつては【ガジェット】のメタとして使われており、【弾圧ワンフー】などのデッキも存在した。
あくまでメタカードであることを忘れず、流行を読みさえすれば活躍は望める。
一般的にはアルティメット・インセクトや《強者の苦痛》に頼るのが良い。
Q:《シャインスパーク》等の攻撃力を変動させる永続効果がある場合はどう処理しますか?
A:フィールド上の永続効果を適用後の攻撃力で判定します。
Q:このカードの破壊効果の効果解決時にこのカード自身がフィールド上に表側表示で存在しない場合効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(09/03/17)
Q:このカード存在中に「チェーン1:《死者蘇生》」「チェーン2:《異次元からの帰還》」を行いました。
全ての特殊召喚されたモンスターの攻撃力が1400以下だった場合、どう処理しますか?
A:まず、上記のチェーンを逆順処理します。つまり、「2:帰還」の後に「1:蘇生」します。
その後、このカードの効果がチェーンブロックを作り、逆順処理を行います。
「チェーン1:《異次元からの帰還》の特殊召喚に対する効果」「チェーン2:《死者蘇生》の特殊召喚に対する効果」と積みます。
その結果、「2:蘇生モンスターを破壊」してから「1:帰還モンスターを全て破壊」します。
Q:フィールド上にこのカードが存在するときに《異次元からの帰還》を発動させ、攻撃力が1400以下のモンスターと1400より高いモンスターを特殊召喚しました。
このときに発動するこのカードの効果にチェーンして攻撃力が1400より高いモンスターを対象に《収縮》を発動させました。
この場合、攻撃力が1400より高かったモンスターはこのカードの効果で破壊されますか?
A:調整中(09/10/17)
Q:相手が《強者の苦痛》を発動しています。この状態で自分が《王虎ワンフー》を召喚する場合、攻撃力は1300となりますが自身の効果により破壊されますか?
A:《強者の苦痛》の効果が適用されている時に、《王虎ワンフー》を召喚した場合、《王虎ワンフー》は自身の効果によって破壊されます。(09/07/25)