通常罠 (1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。 その攻撃を無効にする。 その後、以下の効果を適用できる。 ●レベルの合計が8以下になるように、 自分の墓地からチューナー1体とチューナー以外のモンスターを任意の数だけ選んで除外し、 除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つSモンスター1体を、 エクストラデッキからS召喚扱いで特殊召喚する。
PREMIUM PACK 18で登場した通常罠。
相手モンスターの直接攻撃を無効にする効果と、墓地からレベルの合計が8以下になるようにチューナー1体とチューナー以外のモンスターを任意の数除外することで、そのレベルの合計値のシンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚する効果を持つ。
追加効果の発動条件に関しては、通常のシンクロ召喚を1回行っていれば容易に満たせる。
効果を使い終わった《グローアップ・バルブ》や《BF−隠れ蓑のスチーム》などを使用できると理想的だろう。
シンクロ素材の縛りを無視できる上、シンクロ召喚扱いとなるのでシンクロ召喚に成功した時の効果も使用でき、その後の蘇生も可能。
このカードで出すことを目的に、素材の縛りをクリアできないシンクロモンスターを採用することも考えられる。
発動条件の関係から基本的に劣勢時での発動になるため、後続の攻撃や効果を牽制するモンスターを出したい。
縛りのあるものの中では《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が特に扱いやすい。
その他、モンスター対策では《白闘気白鯨》や《BF−孤高のシルバー・ウィンド》、魔法・罠カードに対しては《DDD呪血王サイフリート》や《ナチュル・ビースト》といったように、出しづらいが有用なカードは多い。
難点は、直接攻撃時にしか発動できず、発動前に除去される可能性が高いこと。
フィールドを空けたままこのカードを守るのも本末転倒であり、あくまでモンスター除去を受けた後の保険程度に考えておきたい。
【不知火】は除外時に効果を発動するモンスターを除外しつつ、破壊耐性を持つ《アンデット・スカル・デーモン》を蘇生制限を満たした上で特殊召喚できるので、特に相性がいいだろう。
また、あまりシンクロ召喚を行わないデッキでも、《エフェクト・ヴェーラー》や《幽鬼うさぎ》など汎用性の高い手札誘発を使用すれば発動は難しくない。
とはいえ、その場合このカードの為だけにエクストラデッキの枠を使うべきかはよく考えたい。
―イラスト関連