*《&ruby(おうじゃ){王者};の&ruby(かんぱ){看破};/Champion's Vigilance》 [#top]
 カウンター罠
 (1):自分フィールドにレベル7以上の通常モンスターが存在する場合、
 以下の効果を発動できる。
 ●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
 その発動を無効にし破壊する。
 ●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=9792

 [[PHOTON SHOCKWAVE]]で登場した[[カウンター罠]]。~
 [[最上級>最上級モンスター]][[通常モンスター]]の存在を[[発動条件]]に、[[ノーコスト>コスト]]の[[《神の宣告》]]と同じ[[効果]]を持つ。~
 [[最上級>最上級モンスター]][[通常モンスター]]の存在を[[発動条件]]に、[[魔法・罠カード]]か[[モンスターの召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]のいずれかを[[無効]]にして[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 [[モンスター効果]]は[[無効]]にできないが、実質的に[[モンスター効果]]によるもの以外の全ての[[特殊召喚]]をカバーできるため、[[発動]]前の対処は容易である。~
 また[[《オーバーウェルム》]]と異なり[[発動条件]]となる[[モンスター]]の[[召喚]]方法は問わないため、[[《思い出のブランコ》]]や[[《古のルール》]]などで[[特殊召喚]]すれば[[発動条件]]を満たすのも難しくない。~
 一方で、条件とする[[モンスター]]を[[コスト]]にする必要がないため、[[アドバンテージ]]こそ失わないが[[自壊]]する[[特殊召喚]]との噛み合わせは今一つとなる。~
 なお、[[モンスタートークン]]は[[通常モンスター]]扱いのため、[[シンクロ召喚]]主体の[[デッキ]]ならば[[《武闘円舞》]]により条件を満たせるが、安定性は低い。~

 [[カウンター]]範囲は強力だが、[[発動条件]]故に[[手札事故]]と隣り合わせなので[[最上級]][[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]できる経路を多く作りたい。~
 [[《神の宣告》]]と同様に、[[カウンター]]能力で対処できる範囲が広い。~
 その分[[発動条件]]が厳しいため、[[最上級]][[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]できる手段を多く用意した[[デッキ]]でないと採用はできない。~
 具体的には、専用[[サポートカード]]が数多く存在する[[《青眼の白龍》]]・[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《E・HERO ネオス》]]・[[《真紅眼の黒竜》]]が有力である。~
 [[カード名]]で指定を受けるものはないが、[[ジェムナイト]]の豊富な[[特殊召喚]]に対応する[[《ジェムナイト・クリスタ》]]も強力である。~
 また、上述したものの多くが専用[[サポートカード]]に加えて[[融合素材]]などの経路も持つため、重複などが起きても無駄なく活用しやすいのも利点。~
 [[カード名]]で指定を受けるものはないが、[[ジェムナイト]]の豊富な[[特殊召喚]]に対応する[[《ジェムナイト・クリスタ》]]も候補である。~
 [[【幻煌龍】]]も[[幻煌龍トークン]]や[[《幻煌龍 スパイラル》]]が容易に[[特殊召喚]]できるので条件を満たしやすい。~
 [[レベル]]を変更する[[効果]]を受けて[[レベル]]7以上になった[[通常モンスター]]でも[[発動条件]]を満たせる。~

 また、[[《スキルドレイン》]]はこの[[カード]]で対応できない[[モンスター効果]]にも対応できるようになり、[[発動条件]]とも相性がいい。~
 [[通常モンスター]]を主軸とする時点で単体のパワーでは厳しくなる。~
 よって、[[通常モンスター]]の[[サポートカード]]を上手く組み合わせて活用することで、[[デッキ]]バランスを保ちたい。~
 [[モンスター効果]]には対応できないので、危険な[[効果モンスター]]が出てきた場合はこの[[カード]]で先に潰しておくか、[[通常モンスター]]との相性がいい[[《スキルドレイン》]]で対応したい。~

 また、類似[[カード]]として[[《天威無双の拳》]]も存在する。~
 あちらは[[モンスターの召喚]]に対応しないが、[[発動条件]]が若干緩く、[[フィールド]]以外の[[モンスター効果]]に対応できる。~

-タイミングは難しいが、[[蘇生]][[カード]]などを用いることで[[相手]]の[[ターン]]に条件を満たすことも可能。~
[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の準備を整えたところで[[最上級]][[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]されたら、この[[カード]]の存在を疑った方が良い。~
逆にそれを利用して[[ブラフ]]を仕掛け、[[相手]]の[[特殊召喚]]を牽制する戦術も考えられる。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]のような汎用的なものに加え、[[《ブラック・マジシャン》]]なら[[《永遠の魂》]]で、[[《青眼の白龍》]]や[[《真紅眼の黒竜》]]なら[[《銀龍の轟咆》]]で自然と行える。~

-[[イラスト]]では[[《フェニックス・ギア・フリード》]]が描かれている。~
この[[モンスター]]は[[デュアル]][[モンスター]]なので、[[再度召喚]]をしていない状態ならこの[[カード]]の[[発動条件]]を満たせる。~
この[[モンスター]]は[[デュアルモンスター>デュアル]]なので、[[再度召喚]]をしていない状態ならこの[[カード]]の[[発動条件]]を満たせる。~

-[[英語名]]の「Vigilance」は『警戒』という意味で、『見破る』という意味である「看破」とはだいぶニュアンスが異なる。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
2017年10月17日にデュエルリンクスの公式にて、11月6日からこの[[カード]]がLIMIT1となることが告知された。~
([[OCG]]の[[制限カード]]とは異なり、「LIMIT1に指定された[[カード]]の中から1枚だけ[[デッキ]]に入れることができる」という規制である。)~
理由は、[[最上級]]の[[通常モンスター]]が容易に[[特殊召喚]]できるようになったためだとアナウンスされている。~
特に[[《真紅眼の黒竜》]]は間接的に[[《レッドアイズ・インサイト》]]1枚から[[特殊召喚]]できるため、猛威を振るっていた。~
また、デュエルリンクスではカードプールの関係からこの[[カード]]への対抗手段が非常に少ないのも要因として考えられる。~

**関連カード [#card]
-[[《神の宣告》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《フェニックス・ギア・フリード》]]

**[[レベル]]7以上の[[通常モンスター]] [#list]
-[[レベル]]7
#taglist(星7^通常モンスター-使用不可カード)
―[[デュアルモンスター>デュアル]]
#taglist(星7^デュアルモンスター)
-大会使用不可カード
#taglist(星7^通常モンスター^使用不可カード)
//--[[《暗黒騎士ガイア》]]
//--[[《エビルナイト・ドラゴン》]]
//--[[《E・HERO ネオス》]]
//--[[《ガーネシア・エレファンティス》]]
//--[[《輝銀の天空船−レオ号》]]
//--[[《クレセント・ドラゴン》]]
//--[[《ジェムナイト・クリスタ》]]
//--[[《ストーン・ドラゴン》]]
//--[[《スロットマシーンAM−7》]]
//--[[《ダイヤモンド・ドラゴン》]]
//--[[《翼を織りなす者》]]
//--[[《TM−1ランチャースパイダー》]]
//--[[《デビルゾア》]]
//--[[《ドラゴン・エッガー》]]
//--[[《ビッグ・コアラ》]]
//--[[《ブラック・マジシャン》]]
//--[[《ホーリー・ナイト・ドラゴン》]]
//--[[《メタファイズ・アームド・ドラゴン》]]
//--[[《竜穴の魔術師》]]
//--[[《真紅眼の黒竜》]]
//--[[《真紅眼の黒炎竜》]]
-[[トークン]]
--[[イービル・トークン]]
--[[ラディアントークン]]
--[[冥府の使者カイエントークン]]
--[[幻煌龍トークン]]
―[[使用不可カード]]
#taglist(星7^通常モンスター^使用不可カード-《Shelga,the Tri−Warlord》)

-[[レベル]]8
--[[《サンダーエンド・ドラゴン》のページ>《サンダーエンド・ドラゴン》#list]]を参照

#taglist(星9~~12^通常モンスター)
//-[[レベル]]9以上
//#taglist(星9~~12^通常モンスター)

-その他
-[[レベル]]7以上の[[トークン]]は[[こちら>モンスタートークン#card]]を参照

-その他の[[トークン]]
--[[クローントークン]]
--[[決闘竜トークン]]
--[[ミラージュトークン]]
--[[ワルツトークン]]
--[[星蝕トークン]]
---※いずれも[[レベル]]7以上の[[モンスター]]を[[対象]]に上記の[[トークン]]を[[特殊召喚]]する[[カード]]を[[使用]]した場合

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【青眼の白龍】]]
-[[【ブラック・マジシャン】]]
-[[【真紅眼の黒竜】]]
-[[【幻煌龍】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PHOTON SHOCKWAVE]] PHSW-JP074
-[[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]] SD25-JP039
-[[遊戯王デュエルリンクス レジェンドデッキガイド 闇遊戯VS海馬瀬人 付属カード>書籍付属カード#LINKS]] LG02-JP018 
-[[遊戯王デュエルリンクス レジェンドデッキガイド 闇遊戯VS海馬瀬人 付属カード>書籍付属カード#LINKS]] LG02-JP019 

**FAQ [#faq]
Q:[[レベル]]7以上の[[通常モンスター]]の[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[ペンデュラム召喚]]に[[《神の宣告》]]を[[発動]]された場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(14/05/30)

Q:[[レベル]]7以上の[[デュアル]][[モンスター]]の[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[ペンデュラム召喚]]に[[《神の宣告》]]を[[発動]]された場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
Q:[[レベル]]7以上の[[デュアルモンスター>デュアル]]の[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[ペンデュラム召喚]]に[[《神の宣告》]]を[[発動]]された場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(14/05/29)

Q:[[レベル]]7以上の[[デュアル]][[モンスター]]の[[再度召喚]]に[[《神の宣告》]]を[[発動]]された場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
Q:[[レベル]]7以上の[[デュアルモンスター>デュアル]]の[[再度召喚]]に[[《神の宣告》]]を[[発動]]された場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/05/29)

//Q:[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]は[[裏側守備表示]][[モンスター]]1体のみです。~
//Q:[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]は[[裏側守備表示]][[モンスター]]1体のみです。~
//  その[[モンスター]]が[[レベル]]7以上の[[通常モンスター]]だった場合、その[[反転召喚]]に[[発動]]された[[《神の宣告》]]に対してこの[[カード]]を[[発動]]できますか?~
//A:[[調整中]]。(14/02/24)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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