*《&ruby(おうじょ){王女};の&ruby(しれん){試練};/Trial of the Princesses》 [#b10b6168]
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 装備魔法
 「白魔導士ピケル」「黒魔導師クラン」にのみ装備可能。
 装備モンスターの攻撃力は８００ポイントアップする。
 装備モンスターがレベル５以上のモンスターを戦闘によって破壊したターン、
 装備モンスターとこのカードを生け贄に捧げる事で、
 「白魔導士ピケル」は「魔法の国の王女−ピケル」を、
 「黒魔導師クラン」は「魔法の国の王女−クラン」を
 手札またはデッキから１体特殊召喚する。
　※[[テキスト]]中の「[[生け贄]]」は「[[リリース]]」を指す。~

　[[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[装備魔法]]。~
　[[《白魔導士ピケル》]]と[[《黒魔導師クラン》]]専用の[[強化]][[カード]]。~
　同時に、[[《魔法の国の王女−ピケル》]]と[[《魔法の国の王女−クラン》]]の[[召喚条件]][[カード]]である。~
　[[《白魔導士ピケル》]]と[[《黒魔導師クラン》]]にのみ[[装備]]でき、[[装備モンスター]]を[[強化]]する[[効果]]、[[《魔法の国の王女−ピケル》]]か[[《魔法の国の王女−クラン》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

　装備する事ができる２体の[[攻撃力]]が1200しかないため、この[[カード]]を装備しても[[攻撃力]]は2000止まり。~
　その上で、[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]し、生き残るとはあまりに厳しい条件。~
　条件に当てはまるものは多いが、大半は[[フィールド]]に残ることなく[[エクシーズ素材]]、[[シンクロ素材]]になり、[[フィールド]]に残っていることは少ない。~
　[[エクシーズモンスター]]は倒しても[[レベル]]がないため、[[発動条件]]を満たすことができない。~
　何らかのフォローをしなければ、[[発動]]するのはきわめて困難である。~
　[[《魔法の国の王女−ピケル》]]か[[《魔法の国の王女−クラン》]]の[[特殊召喚]]を狙うことになるが、この[[カード]]を[[装備]]しても[[攻撃力]]は2000にしかならない。~
　その[[攻撃力]]で[[戦闘破壊]]可能な[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を[[相手]]が出すとは考えにくく、[[攻撃対象]]となる[[モンスター]]を自力で用意する必要がある。~
　[[壊獣]]はどれも[[攻撃力]]が高すぎて[[攻撃対象]]には適さず、[[守備力]]の低い[[《ヴォルカニック・クイーン》]]を[[守備表示]]で[[特殊召喚]]するのが簡単だが、[[召喚権]]を消費してしまう。~
//か[[《トーチ・ゴーレム》]]
　この[[カード]]を[[サーチ]]できる[[《アームズ・ホール》]]と[[デメリット]]を共有できるので、[[《白魔導士ピケル》]]や[[《黒魔導師クラン》]]は[[特殊召喚]]して[[フィールド]]に揃えたい。~
　[[《強制転移》]]などで[[送りつけ]]るのも手で、[[《シャインエンジェル》]]や[[《キラー・トマト》]]ならば[[《白魔導士ピケル》]]、[[《黒魔導師クラン》]]それぞれを[[リクルート]]できるので相性が良い。~
　[[《エクシーズ・アライン》]]ならば、[[相手]][[フィールド]]上の[[破壊]]可能な[[モンスター]]の中に[[レベル]]を持つ[[モンスター]]さえいれば、自身を含めてその[[対象]]の[[レベル]]を５以上に[[宣言]]して[[戦闘破壊]]することで条件を満たせる。~

　[[速攻魔法]]である[[《収縮》]]と[[《突進》]]は[[汎用性]]が高く、前者は4000未満まで、後者は2700未満までを対応する事ができる。~
　対象の範囲は大きく広がり、進化後も[[攻撃力]]2000と低く[[《サイバー・ドラゴン》]]に劣るため、そのフォローの意味でも利用価値が高い。~
　他にも[[永続魔法]]や[[フィールド魔法]]で[[攻撃力]]を[[全体強化]]すれば、進化成功後も利用する事ができるためロスも少ない。~
　[[《強者の苦痛》]]や[[《ブラック・ガーデン》]]、[[アルティメット・インセクト]]で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げるのも悪くない。~
　[[《白魔導士ピケル》]]の場合は[[《オネスト》]]とも非常に相性がいい。~
　もっとも、[[《魔法の国の王女−ピケル》]]・[[《魔法の国の王女−クラン》]]を出すのなら、[[《青天の霹靂》]]で[[特殊召喚]]し、[[《星遺物を巡る戦い》]]で[[一時的に除外>一定期間だけ除外]]して維持する方法も取れる。~

　現在は[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を全く採用しない[[デッキ]]もあるため、[[自分]]で用意した[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を[[送りつけ]]てから[[戦闘破壊]]するというのも有効である。~
　消費は増えるが、[[相手]]の[[デッキ]]構築に左右される事が無いため、安定的な手段である。~
　[[フィールド]]上から[[コントロール転移]]する場合は、[[手札事故]]を回避しやすく[[召喚]]後に[[戦闘破壊]]しやすい[[妥協召喚モンスター>妥協召喚]]達が狙いやすい。~
　ただ、それらの[[モンスター]]は[[元々の攻撃力（守備力）]]が高いものが大半であるため、[[《ギブ＆テイク》]]を用いて[[守備表示]]で[[蘇生]]させ[[戦闘破壊]]を狙う場合は、[[守備力]]の低い[[《ドドドウォリアー》]]やその他の[[上級モンスター]]を使う必要がある。~
　[[妥協召喚]]はできないが[[《ユーフォロイド》]]は[[《白魔導士ピケル》]]と共に、[[《シャインエンジェル》]]の[[リクルート]][[効果]]を共有でき、[[《ギブ＆テイク》]]との相性も良い。~
　自身の[[効果]]で[[レベル]]を変更できる[[《ガガガマジシャン》]]や[[《銀河の魔導師》]]を使う手も考えられる。~
-[[相手]][[ターン]]に[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]しても[[特殊召喚]]する事はできない。~
この[[効果]]は、「[[戦闘破壊]]した[[ターン]]」の[[メインフェイズ２>メインフェイズ#M2]]に任意で[[発動]]する事ができる[[効果]]である。~

　[[《ヴォルカニック・クイーン》]]を[[守備表示]]で[[相手]]の[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]すれば、[[手札]]一枚で標的を用意でき、ついでに[[相手]]の[[モンスター]]１体を処理する事ができる。~
　[[《ヴォルカニック・クイーン》]]の代わりとして[[《トーチ・ゴーレム》]]を利用してもいい。~
　ただし、どちらの場合も[[通常召喚]]権を失うことになる。~
　[[《アームズ・ホール》]]と[[デメリット]]が重なるので、可能ならば同一[[ターン]]中に使用したい。~
　その場合、[[《見習い魔術師》]]など各種[[リクルーター]]を用いて[[《白魔導士ピケル》]]・[[《黒魔導師クラン》]]を用意しておきたい。~
-[[テキスト]]は[[エラッタ]]されていないが、[[特殊召喚]][[効果]]は「[[《白魔導士ピケル》]]・[[《黒魔導師クラン》]]のみを[[リリース]]する（この[[装備魔法]][[カード]]自身は[[リリース]]しない）」のが正しい処理であると公式サイト内のFAQに記載されている。
//《迷宮変化》と同様の公式サイト内記述より

　[[《騒々虫》]]・[[《シンクロ・ヒーロー》]]などの[[レベル]]上昇[[カード]]を[[相手]][[レベル]]４[[モンスター]]に使用して標的にする事ができる。~
　これらの[[カード]]は[[【シンクロ召喚】]]で活躍させる事ができるので、[[デッキ]]の形を[[《白魔導士ピケル》]][[《黒魔導師クラン》]]を積極的に[[シンクロ素材]]に使用する[[【シンクロ召喚】]]にして、隙を見て《王女の試練》を狙えば割と簡単に[[召喚条件]]を満たす事ができる。~
　しかし[[シンクロモンスター]]の方が容易に[[特殊召喚]]する事ができてしまう。
-[[イラスト]]では[[《白魔導士ピケル》]]・[[《黒魔導師クラン》]]が紙風船を頭に付けキャンディをくわえた巨大な赤ん坊のような[[モンスター]]と戦っている。~
「[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を倒す」という試練を乗り越えた者だけが「魔法の国の王女」の称号を得られるということか。~
試練の結果は[[《相視相殺》]]の[[イラスト]]に描かれている。~

　なにより問題なのは、そこまでして[[特殊召喚]]する事ができる[[モンスター]]があまり強くない事である。~
//-原作・アニメにおいて―~

-[[相手]][[ターン]]に[[レベル]]５以上の[[モンスター]]を[[戦闘によって破壊>戦闘破壊]]しても[[特殊召喚]]する事はできない。~
この[[効果]]は、「[[戦闘によって破壊>戦闘破壊]]した[[ターン]]」の[[メインフェイズ]]２に任意で[[発動]]する事ができる[[効果]]である。~
-コナミのゲーム作品において―~
スマホアプリ「デュエルリンクス」では、[[メインフェイズ２>メインフェイズ#M2]]が存在しないため[[特殊召喚]]のタイミングが[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に変更され、[[テキスト]]も以下のように整理されている。~
[[発動]]タイミング以外にも、[[相手]][[ターン]]では[[発動]]できない点や、[[リリース]]するのは[[装備モンスター]]だけである点なども読み取れるようになっている。~
 装備魔法
 「白魔導士ピケル」「黒魔導師クラン」にのみ装備可能。
 装備モンスターの攻撃力は８００ポイントアップする。
 装備モンスターが戦闘によってレベル５以上のモンスターを破壊したターン、
 自分のバトルフェイズ終了時に装備モンスターをリリースして発動できる。
 「白魔導士ピケル」をリリースした場合は「魔法の国の王女−ピケル」を、
 「黒魔導師クラン」をリリースした場合は「魔法の国の王女−クラン」を
 手札またはデッキから１体特殊召喚する。

-[[イラスト]]では頭にカラフルな紙風船を乗せ、口に飴を咥えた[[モンスター]]と[[《白魔導士ピケル》]]・[[《黒魔導師クラン》]]が対峙している様子と、それを見下ろす王女らしき影が描かれている。~
王女になるための試練なのか、はたまた王女の与えた試練なのか二つの意味が考えられる[[カード]]である。

**関連カード [#j610606f]
**関連カード [#card]
-[[《白魔導士ピケル》]]
-[[《黒魔導師クラン》]]

-[[《魔法の国の王女−ピケル》]]
-[[《魔法の国の王女−クラン》]]

**収録パック等 [#y29f1f09]
―[[イラスト]]関連~
-[[《相視相殺》]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP044
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP164

//**FAQ [#ec03ad13]
//Ｑ：~
//Ａ：
**FAQ [#faq]
Ｑ：[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[相手]][[ターン]]に条件を満たした場合[[発動]]できますか？~
Ａ：いいえ、[[自分]]の[[メインフェイズ２>メインフェイズ#M2]]でのみ[[発動]]可能です。(13/05/15)

Ｑ：[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]する際には、[[装備モンスター]]のみを[[リリース]]するのですか？~
Ａ：はい、[[装備モンスター]]のみを[[リリース]]します。(19/10/07)

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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