*《&ruby(よみ){黄泉};へ&ruby(わた){渡};る&ruby(ふね){船};/Yomi Ship》 [#v878dd86]
 効果モンスター
 星3/水属性/水族/攻 800/守1400
 このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、
 このカードを破壊したモンスターを破壊する。

 [[新たなる支配者]]で登場した、[[水属性]]・[[水族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身を[[破壊]]した[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~
 この[[誘発効果]]は自身が[[戦闘]]によって[[破壊]]され[[墓地に送られた]]時に[[強制発動]]する。~
 自身を[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[破壊]]する[[強制発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~
 既に[[破壊]]する[[モンスター]]が確定しているため[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~

 [[戦闘で破壊>戦闘破壊]]された際に[[除去]][[効果]]を発揮する。~
 だが、そこそこの[[守備力]]の高さから[[地雷]]として機能しないこともある。~
 [[除去]][[効果]]自体も[[対象]]を指定できないため、[[《ニュードリュア》]]よりも扱いづらい。~
 そのため、[[スタンダード]]では見ることの無い[[除去]][[カード]]となっている。~
 [[セット]]して[[地雷]]として使うか、[[リクルート]]してきて相手の[[攻撃]]の抑制に使うのが基本となるだろう。~
 [[自爆特攻]]で強引に[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]することもできる。

 この[[モンスター]]と近い[[効果]]を持ち、[[属性]]と[[レベル]]も一致している[[モンスター]]に[[《スノーマンイーター》]]が存在する。~
 あちらは[[守備力]]が1900と[[下級モンスター]]同士での戦いには申し分が無いほど高く、[[リバース効果]]と同じタイミングで[[フィールド]]上の[[表側表示]]の[[モンスター]]を[[破壊]]できる。~
 その上このカードとは違い[[破壊]]するカードを[[自分]]で選べるので非常に扱いやすい。~
 しかし[[《スノーマンイーター》]]が[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]であることに対し、こちらは[[対象]]をとらない[[効果]]である。~
 この[[カード]]を使う際にはこの利点を最大限に活かしたい。~
 もっとも[[ダメージステップ]]時の効果のため、あまり活かされることは少ない。
 ただ、[[《ニュードリュア》]]や[[《スノーマンイーター》]]という同様の効果を持ちより汎用性の高い[[モンスター]]もいるため、このカードを選択するならばその特性を生かすことを考える必要がある。~
 [[《ニュードリュア》]]は条件を満たしたときに[[破壊]]対象を選択できることがやはり大きい。~
 これは[[コントロール転移]]して破壊しても使える点などのメリットもあるのである。~
 さらに[[《スノーマンイーター》]]はこの[[カード]]と近い[[効果]]を持ち、[[属性]]と[[レベル]]も一致している。~
 [[守備力]]が1900と[[下級モンスター]]同士での戦いには申し分が無いほど高く、[[リバース]]時に[[発動]]するので[[戦闘破壊]]される必要がない。~
 もちろん[[破壊]][[対象]]も選択できる。~

 難点はあるが、しかしそれでも[[1:1交換]]ができる[[除去]][[カード]]には違いない。~
 [[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]を持つ[[《竜魔人 キングドラグーン》]]・[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]等にも対応できるのは、[[《ニュードリュア》]]にはない利点。~
 [[《スノーマンイーター》]]と比べると、[[手札]]から[[召喚]]してすぐ[[自爆特攻]]可能という速攻性で上回っている。~
 [[《グリズリーマザー》]]・[[《サルベージ》]]によって[[召喚]]体制を整えやすいため、[[【水属性】]]なら選択肢を広げるために入れておくのも良いだろう。~
 特に[[《ウォーターワールド》]]とは、[[攻撃力]]が高くなって[[自爆特攻]]時の[[ダメージ]]が低くなる、[[守備力]]が低くなって[[破壊]]されやすくなると、相性抜群である。
 これらのカードと比較して[[メリット]]と働く点は、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではないことである。~
 つまり、 [[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]を持つ[[《竜魔人 キングドラグーン》]]・[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]等にも対応できることである。~
 その点を生かすのならこのカードの活躍の場はあるだろう。~

 その他、[[《グリズリーマザー》]]・[[《サルベージ》]]によって[[召喚]]体制を整えやすいため、[[【水属性】]]なら選択肢を広げるために入れておくのも良い。~
 特に[[《ウォーターワールド》]]とは、[[攻撃力]]が高くなって[[自爆特攻]]時の[[ダメージ]]が低くなる、[[守備力]]が低くなって[[破壊]]されやすくなると、相性はよい。

-英語名はストレートに「黄泉の船」である。~
名前の意味はほとんど失われている。

-原作、アニメにおいて―~
アニメにて戦いの儀を行う冥界の神殿へ向かう為船に乗る時にこの[[カード]]の[[イラスト]]のみ使われている。~
イシズが同時に「古代エジプトでは船が神に仕える者やファラオを現世から死者の国へと送る乗り物と信じられていた」「その死者の国は陽の沈む西岸にあるとされてきた」と説明しているためこの[[イラスト]]の船もまた西の死者の国(黄泉)へ向かっているのだろうか。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《雲魔物−ポイズン・クラウド》]]
-[[《D.D.アサイラント》]]
-[[《ニュードリュア》]]
-[[《ボマー・ドラゴン》]]

―船の[[モンスター]]
-[[《海賊船スカルブラッド号》]]
-[[《サブマリンロイド》]]
-[[《ネイビィロイド》]]

**収録パック等 [#y64e92d7]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP019
-[[新たなる支配者]] 301-019

//**FAQ [#t829bbf6]
//Q:~
//A: