フィールド魔法 (1)：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分はレベル５以上のデュアルモンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。 この効果は１ターンに１度しか適用できない。 (2)：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分は通常召喚に加えて１度だけ、自分メインフェイズにデュアルモンスター１体を召喚できる。 (3)：１ターンに１度、相手フィールドのカード１枚を対象として発動できる。 自分フィールドのもう１度召喚した状態のデュアルモンスター１体を 相手のエンドフェイズまで除外し、対象のカードを破壊する。
インベイジョン・オブ・ヴェノムで登場したフィールド魔法。
デュアルのリリースを減らす効果、デュアルを追加召喚できる効果、再度召喚したデュアルを一時的に除外して相手フィールドのカードを破壊する効果を持つ。
(1)と(2)の効果はデュアルモンスターの召喚サポート。
(1)の効果で手札のデュアルモンスターはリリースなしで召喚でき、(2)の効果で再度召喚状態にできる。
再度召喚状態を狙うだけでなく、同じレベルのデュアルモンスターを２体展開し、エクシーズ召喚に繋ぐことも可能。
《ギガプラント》を再度召喚状態にして、その効果でレベル６モンスターか《ローンファイア・ブロッサム》を蘇生すればエクシーズ召喚に繋げられる。
《コピー・プラント》なら《アルティマヤ・ツィオルキン》にもつながる。
デュアルの上級・最上級モンスターが多い【真紅眼の黒竜】でもリリース軽減として採用でき、エクシーズ召喚補助も行いやすい。
(3)の効果はデュアルモンスターを使った除去。
発動には再度召喚した状態のデュアルモンスターが必要なものの、それは(1)・(2)の効果で簡単に用意できる。
除外したデュアルモンスターは相手のエンドフェイズに戻るので、次のターンそのモンスターを使ってまた除去が狙える。
ただし帰還したデュアルモンスターは再度召喚する前の状態に戻って再度召喚する必要が出てくるので、《超合魔獣ラプテノス》がいない限り完全なノーコストとまではいかない。
とはいえ、(2)の効果で再度召喚ができるので、そちらの召喚権を消費すれば《超合魔獣ラプテノス》がいなくてもカバーはできる。
これを利用して、本来ならカードの性質上再度召喚後１度しか効果を使えない《ダーク・ヴァルキリア》は毎ターン破壊効果を使えるようになる。
その他、《思い出のブランコ》で蘇生し再度召喚したデュアルを一時的に除外し、自壊のデメリットを回避する用途にも使用できる。