化石調査(かせきちょうさ)/Fossil Dig》

通常魔法(準制限カード)
(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。

 ANCIENT PROPHECYで登場した通常魔法
 レベル6以下の恐竜族1体をサーチする効果を持つ。

 恐竜族サーチカードであり、同じく特定の種族対象としたサーチ魔法である《増援》《炎舞−「天キ」》と異なり上級モンスターも選択できる。
 《魂喰いオヴィラプター》サーチして召喚すればレベル7以上の恐竜族サーチできるため、間接的にメインデッキの全ての恐竜族サーチできる。
 【ジュラック】における《ジュラック・グアイバ》なども含め、全ての【恐竜族】で有用であり、可能な限り入れれば目当ての恐竜族をかなり引き寄せやすくなる。

 ただし、恐竜族自体の種類の少なさもあり「多種多様な効果を状況に合わせて使い分ける」という機能性は今一つで、サーチ先の選択肢の少なさから結局手詰まりになる場合も少なくない。
 上級モンスターサーチできるのは特有の強みであるが、やはり上級サーチ先にも除去特殊召喚などの汎用性のある効果を持つものは少ない。
 レベル7以上の恐竜族であれば《ダイナレスラー・パンクラトプス》など汎用性のあるモンスターもいくつか存在するため、《魂喰いオヴィラプター》による間接的なサーチは重要なポイントとなるだろう。

 《増援》《炎舞−「天キ」》と同じように、このカードと特定の恐竜族出張セットとして【恐竜族】以外に採用される例も多い。
 用途は主に以下の二通り。

  1. 《化石調査》で《魂喰いオヴィラプター》サーチ召喚し、効果《幻創のミセラサウルス》墓地へ送る
  2. 《幻創のミセラサウルス》効果《ジュラック・アウロ》リクルート
  3. 《魂喰いオヴィラプター》《ジュラック・アウロ》シンクロ召喚またはリンク召喚

亜種として《カーボネドン》を使用するパターンもある。

  1. 《化石調査》で《魂喰いオヴィラプター》サーチ召喚し、効果《カーボネドン》墓地へ送る
  2. 《カーボネドン》効果《ガード・オブ・フレムベル》リクルート
  3. 《魂喰いオヴィラプター》《ガード・オブ・フレムベル》シンクロ召喚またはリンク召喚
    《カーボネドン》によるリクルート先を別のドラゴン族チューナーにすれば、異なるレベルシンクロ召喚も可能。)
  1. 《化石調査》で《魂喰いオヴィラプター》サーチ召喚し、効果《オーバーテクス・ゴアトルス》墓地へ送る
  2. 《オーバーテクス・ゴアトルス》効果《究極進化薬》サーチ
  3. 墓地《オーバーテクス・ゴアトルス》と「恐竜族以外のモンスター」を除外《究極進化薬》発動恐竜族最上級モンスター特殊召喚

 前者は、《源竜星−ボウテンコウ》《星杯の神子イヴ》など、特定のデッキにおける優秀な初動となるカードを素早く展開する補助になる。
 《水晶機巧−ハリファイバー》も同じく、リンク召喚することによって様々なコンボに繋げられるカードである。
 《カーボネドン》を使用するパターンでは、《星杯の神子イヴ》によってサーチできる《星遺物の守護竜》蘇生対象墓地に用意でき、さらなる展開に繋ぐことができる。
 後者は、フィニッシャーとして優秀な《究極伝導恐獣》を少ない消費で特殊召喚できるので、デッキの決定力を上げることができる。
 また、《終末の騎士》などで《オーバーテクス・ゴアトルス》墓地へ送ることでも同じことができるため、墓地へ送るためのカードが多いデッキとの親和性が高い。
 《化石調査》、《魂喰いオヴィラプター》《幻創のミセラサウルス》のうち2枚が手札にあれば、この両方の動きを同じターンに行えるため、この両者の動きをどちらも取り入れたデッキを組むことも可能。
 (《魂喰いオヴィラプター》の代わりに《終末の騎士》であれば、あらかじめ墓地恐竜族以外のモンスターを用意する必要もない。)

関連カード

イラスト関連

このカードでサーチできる恐竜族

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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