*《&ruby(かめんまじゅう){仮面魔獣};デス・ガーディウス/Masked Beast Des Gardius》 [#u5f9301d]
 効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻3300/守2500
 「仮面呪術師カースド・ギュラ」「メルキド四面獣」どちらかを含む
 生け贄2体を捧げない限り特殊召喚できない。
 このカードがフィールドから墓地に行った時、
 デッキから「遺言の仮面」1枚をフィールド上モンスターに装備させ、
 デッキをシャッフルする。

 [[「遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1」攻略本下巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[特殊召喚]]に特定の[[生け贄]]が必要な[[召喚ルール効果]]と、間接的に[[モンスター]]の[[コントロール]]を得る[[効果]]を持つ。~
 [[テキスト]]からはわかりづらいが、[[通常召喚]]はできないが[[蘇生制限]]を満たせば[[蘇生]]が可能である。

 [[《青眼の白龍》]]を上回る[[ステータス]]を持つが、[[召喚条件]]が定められているため[[特殊召喚]]し難い。~
 ただし[[特殊召喚]]であるため[[《切り込み隊長》]]や[[《黄泉ガエル》]]等を使えば、即時[[特殊召喚]]することもできる。~
 [[生け贄]]を[[通常召喚]]した後に[[特殊召喚]]でき、[[生け贄召喚]]ではないので[[羊トークン]]や[[特殊召喚]][[ターン]]の[[綿毛トークン]]を[[生け贄に捧げる]]こともできる。~

 [[《仮面呪術師カースド・ギュラ》]]と[[《メルキド四面獣》]]はいずれも[[通常モンスター]]のため、[[《レスキューラビット》]]を使えば最小限の[[ディスアドバンテージ]]で[[召喚]]できる。~
 但し、[[《レスキューラビット》]]の[[効果を発動>モンスター効果の発動]]した際に同名[[通常モンスター]]が2枚[[デッキ]]に存在しないと[[不発]]になってしまう。~
 そのため、[[《カードトレーダー》]]や[[《ゴブリンのやりくり上手》]]を併用し[[手札]]に来た[[通常モンスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]とよいだろう。~
 これらの[[カード]]は[[《遺言の仮面》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことにも使え、[[シナジー]]は高い。

 [[《遺言の仮面》]]が[[デッキ]]にあれば、[[墓地へ送られて>墓地へ送られた]]も[[コントロール奪取]][[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]]はもちろん[[墓地に送る]]や[[コントロール奪取]]からの[[リリース]]による[[除去]]をされても効果を発揮するため、相手からすれば効果発動を阻止し辛くなかなか強力。~
//。以外での改行はしないでください
 [[デッキ]]の構築次第で強力な切り札として活躍させることができるだろう。~
 なお、条件が「[[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]」且つ[[強制効果]]であるため[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]、《仮面魔獣デス・ガーディウス》を[[生け贄に捧げた>生け贄に捧げる]]場合でも[[効果]]は[[発動]]する。~
 [[《転生の予言》]]も[[墓地]]の[[《遺言の仮面》]]を[[デッキ]]に戻し、再利用するために有効。

 [[《メルキド四面獣》]]・[[《仮面呪術師カースド・ギュラ》]]は[[《キラー・トマト》]]・[[《高等儀式術》]]に対応している。~
 [[《高等儀式術》]]を使う場合、[[儀式モンスター]]には[[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]]を起用してみるのも面白い。~
 《仮面魔獣デス・ガーディウス》ともども[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の[[生け贄]]にもできる。~
 あるいは、[[手札]]に来てしまった[[《遺言の仮面》]]を利用できる[[《大邪神 レシェフ》]]を用いるのもいいだろう。~
 これらの[[モンスター]]は全て[[悪魔族]]なので、[[墓地へ送られた]]後は[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]として利用できる。~

-[[《サクリファイス》]]などで[[装備カード]]扱いになっているこの[[カード]]が[[墓地へ送られて>墓地へ送られた]]も、[[《遺言の仮面》]]は[[発動]]する。

-[[レベル]]8[[悪魔族]]で[[《トレード・イン》]]に対応しているため、[[【ダーク・ガイア】]]に使用されることもある。

-[[テキスト]]は紛らわしいが、正規手順で[[特殊召喚]]した後は[[蘇生]]できる。~
また、「[[墓地]]に行った」という他の[[カード]]には見られない[[テキスト]]もみられる。~
初期の[[カード]]ゆえの言葉足らずである。

-[[召喚条件]]となる[[《仮面呪術師カースド・ギュラ》]]と[[《メルキド四面獣》]]が、両方とも[[BEGINNER'S EDITION 1]]のリニューアルにあたり収録されなくなった。~
この[[カード]]自体も初出以来[[絶版]]となっており、入手・[[召喚]]共に難しい。~

-海外では[[Tactical Evolution]]のスペシャルセットで[[《遺言の仮面》]]と一緒に収録されている。~
こちらではちゃんと[[テキスト]]に「[[通常召喚]]できない」と明記されている。~
が、[[特殊召喚]]に関する部分が、[[蘇生制限]]を満たしても[[蘇生]]できない[[テキスト]]となっている。~
→似たような事例:[[《剣闘獣の底力》]]

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦において光の仮面が使用。このとき、OCGでは右腕と重なっていて見えない、腹部に張りつけにされている人のようなものが、召喚時に一瞬見えるイラストでは確認できる。なぜOCG化の際にわざわざイラストの腕の位置を変更したのかは謎である。~
[[《選ばれし者》]]の[[効果]]により[[特殊召喚]]に成功した。~
(原作では光の仮面の[[カード]]だったが、アニメではパートナーの闇の仮面の[[手札]]にあったこの[[カード]]を《手札交換》によって奪い取り、[[特殊召喚]]した。)~
しかし海馬の誘導により最大の勝機を逃してしまうことに。~
[[《青眼の白龍》]]を倒すも、すぐに現れた[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]に敗れ[[《遺言の仮面》]]を残した。~
[[攻撃]]名は「ダーク・デストラクション」。~
原作の[[テキスト]]では「仮面を残す」とあり、[[《遺言の仮面》]]と明記されていなかったが、[[《遺言の仮面》]]以外の仮面も残せたのかは不明である。~

--これで出番は終わりではなく、アンティ・ルールでしっかりと回収したようで、バトルロイヤルの際に先攻を確保するために海馬が使用した([[デッキ]]から[[モンスター]]を1枚選び、その[[攻撃力]]が高かった者から[[ターン]]を行うというシステムだった)。~
上記のルールを見るに、[[デッキ]]に投入していたようである。~
しかしアニメ版「舞vs闇マリク」戦では[[召喚条件]]がOCG仕様となっていたため、海馬が[[《メルキド四面獣》]]または[[《仮面呪術師カースド・ギュラ》]]を[[デッキ]]に投入していなければ、どの道[[手札コスト]]くらいにしか使用できなかった。~
また海馬が[[デッキ]]に入れていたことから、この[[カード]]はコピー[[カード]]ではなかったようだ。

--OCGでは不可能な[[《選ばれし者》]]によって[[特殊召喚]]されていたが、原作のこの[[モンスター]]は[[特殊召喚モンスター]]ではなかったのか、[[《選ばれし者》]]に[[召喚条件]]を無視する[[効果]]があったのかは不明。~
[[神のカード>幻神獣族]]や一部の[[融合]]・[[儀式召喚]][[モンスター]]を除けば、最強だった筈の[[《青眼の白龍》]]を[[攻撃力]]で上回っている。~

--アニメ版では、同「バトルシティ編」における「舞vs闇マリク」戦においてマリクも使用している。~
この時は実物の性能に修正されており、[[《メルキド四面獣》]]と[[《リバイバルスライム》]]を[[生け贄]]に[[特殊召喚]]した。~
[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]に攻撃を仕掛けるも[[《銀幕の鏡壁》]]との[[コンボ]]によって返り討ちにされたが、[[《遺言の仮面》]]で[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]を奪った。以前遊戯と海馬の最強タッグが苦戦した光と闇の仮面の切り札なのに関わらず、召喚ターンにあっさり破壊され、その上闇マリクにはウォームアップ扱い。上記のように海馬が手札コストにしたことも含め、エースモンスターにしては酷い待遇である。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]として登場し、ゲームオリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「人を食らう魔獣 食べられた人の顔が仮面にうつると言われている」と書かれている。~
この時は[[獣族]]の[[モンスター]]だった。~
--GBAなどで出ている遊戯王のOCG準拠ゲームでは、DM6を除いて[[《遺言の仮面》]]ともども収録されていない。~
だが、[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]で[[《遺言の仮面》]]とともにようやく収録される事になった。~
また古い[[テキスト]]しか存在しないため、ゲームに登場する際は以下のような[[テキスト]]で収録されている。
 このカードは通常召喚できない。
 「仮面呪術師カースド・ギュラ」 「メルキド四面獣」どちらかを含む
 2体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。
 このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
 自分のデッキから「遺言の仮面」1枚を選択し
 フィールド上に存在するモンスター1体に装備する。
このカードが収録された[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]及び[[WORLD CHAMPIONSHIP 2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5c]]では[[蘇生制限]]を満たしても一切の[[蘇生]]・[[帰還]]ができない。~
上記の海外版に準拠した仕様だろう。~
しかし、その後に発売された[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]では[[蘇生制限]]を満たせば[[蘇生]]・[[帰還]]が可能となっている。~
これから考えるに、上記二作での仕様は故意ではなくバグの可能性が高い。

**関連カード [#y187853e]
-[[《仮面呪術師カースド・ギュラ》]]
-[[《メルキド四面獣》]]

-[[《遺言の仮面》]]
-[[《ダーク・ネクロフィア》]]

-[[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#aa5706cb]
-[[【仮面魔獣デス・ガーディウス】]]

**収録パック等 [#a6424420]
-[[「遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1」攻略本下巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] G5-B2 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#j86545b2]
Q:[[通常召喚]]は出来ますか?~
A:「[[蘇生制限]]を満たせば[[蘇生]]可能な[[特殊召喚モンスター]]」に分類されるため、不可能です。~

Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[裏側表示]]で存在する[[《仮面呪術師カースド・ギュラ》]]または[[《メルキド四面獣》]]を含む2体の[[モンスター]]を[[リリース]]した場合でも[[手札]]から[[特殊召喚]]できますか?~
A:可能です。(10/07/07)

Q:この[[カード]]が[[チェーン]]2以降や[[《ソウルテイカー》]]等で[[墓地へ送られた]]場合、[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]ますか?~
A:逃しません。(10/09/08)

Q:[[《遺言の仮面》]]を装備させる[[効果]]は[[対象を取りますか>対象をとる(指定する)効果]]?~
A:[[対象に取ります>対象をとる(指定する)効果]]。~
  なお[[効果]]処理時に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が存在しない場合[[不発]]になります。(10/09/17)

Q:[[《激流葬》]]などで[[フィールド]]上の[[モンスター]]がすべて[[破壊された]]場合、どう処理しますか?~
A:[[フィールド]]上に装備[[対象]]となる[[モンスター]]が存在しない為、[[不発]]となります。(11/1/03)

Q:この[[カードの効果]]が[[発動]]した時に[[デッキ]]に[[《遺言の仮面》]]がない場合、[[相手]]に[[デッキ]]を確認させますか?~
A:はい、[[デッキ]]を確認させ[[《遺言の仮面》]]が無い事を証明します。(10/09/17)

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