効果モンスター 星８/地属性/アンデット族/攻 ?/守1000 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上にアンデット族モンスターが 表側表示で２体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。 このカードが特殊召喚に成功した時、 フィールド上に存在するこのカード以外のモンスターを全てデッキに戻す。 このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻した アンデット族モンスターの数×１０００ポイントになる。
Ｖジャンプ(2008年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場する地属性・アンデット族の特殊召喚モンスター。
特殊召喚に成功した時、モンスターを全てデッキに戻す効果を持つ。
特殊召喚モンスターではあるが、その条件はゆるくアンデット族の展開力を以ってすれば条件を満たすのはたやすいだろう。
蘇生・帰還ができないのは残念だがそこは使い捨てと割り切っておこう。
むしろ魔法カードの様に考えてしまってよいかもしれない。
誘発効果は、実質的にはバウンスによるモンスターカードゾーンのリセットである。
自分のフィールドのモンスターもデッキに行くので《守護者スフィンクス》以上に扱いづらい。
が、《馬頭鬼》《生者の書−禁断の呪術−》などで態勢を整えなおすことは十分に可能であり、このカードの特殊召喚後のラッシュは十分に脅威となるだろう。
類似した効果の《砂塵の悪霊》と比べると、場に出す際に必要なモンスター数が多く場に出しにくい。
更にあちらはエンドフェイズに自動で手札に戻るので効果の再利用もしやすい。
しかし、こちらはセットされたモンスターすら巻き込み、《クリッター》などのモンスターの効果の発動を許さずデッキへと戻す事が出来る。
更にデッキに戻すカードの枚数次第では圧倒的な攻撃力を得ることも出来るため爆発力や除去能力ではこちらが数段上回る。
デッキタイプによって使い分けていくと良いだろう。
攻撃力がアップする効果は相手の場に存在するアンデット族モンスターの数も数えるため、ミラーマッチでは恐怖の１枚となる。
また《アンデットワールド》と組み合わる事で、【アンデット族】以外のデッキが相手でも大幅な攻撃力アップが見込める。
攻撃力はほとんどの場合２０００以上となるが、守備力はアップしないため１０００のまま。
しかしそれが幸いし《ゴブリンゾンビ》で容易にサーチが可能。
相手を十分に消耗させた後にサーチすれば、脅威のフィニッシャーとなれる。