効果モンスター 星４/炎属性/獣族/攻1700/守 600 このカードが破壊され墓地へ送られた時、 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して破壊し、 相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
ジャンプフェスタ2013で配布されたプロモカードで登場した炎属性・獣族の下級モンスター。
破壊され墓地へ送られた時に相手のモンスターを破壊して効果ダメージを与える効果を持つ。
類似する効果を持つ《ニュードリュア》と比較すると、効果破壊でも効果を発動できる点や微弱なバーン効果を備えている点、高めのステータスを持つ点で勝る。
逆に《ニュードリュア》は裏側表示のモンスターも破壊できるが、それを差し引いても、このカードの方が効果は優秀である。
攻撃力もリクルータークラスを抑えられる程度にはあるためアタッカーとしても負担をかけやすく、自爆特攻にも使いやすい。
そのステータスゆえ《奈落の落とし穴》に引っかかることや《クリッター》でのサーチに対応しないのが難点。
破壊効果を持つ扱いやすい下級モンスターとしては他に、《スノーマンイーター》や《ライトロード・ハンター ライコウ》等が存在するが、どれを採用するかはデッキのタイプによって判断すると良いだろう。
フィールド以外で破壊されても効果を発動できる点は、類似する除去効果持ちの下級モンスターとしては珍しい。
これにより《神の警告》や《エヴォルカイザー・ラギア》といった召喚を無効にし破壊するものにも強い。
手札やデッキで破壊されるようなケースは少ないため期待はできないが、破壊するプレイヤーは問わないので《炎王獣 ヤクシャ》などで能動的に破壊する事は可能。
ほか、《連鎖破壊》や《ジェネレーション・チェンジ》や《リビングデッドの呼び声》の自壊など、利用できるものは多い。
種族・属性の２点においても、能動的破壊によるコンボの幅は広く、《恐牙狼 ダイヤウルフ》や《猛突進》、《炎王炎環》・《炎王の急襲》などに対応するため、【炎属性】や【獣族】でも無理なく採用できる。
【炎王】では《炎王神獣 ガルドニクス》を阻害する《ヴェルズ・オピオン》や《大天使クリスティア》を除去する手段としても採用が考えられる。
同じく【炎王】で扱いやすい《炎舞−「天キ」》と《暗炎星−ユウシ》の組み合わせに比べると、アドバンテージ面では劣るが、《炎王の急襲》や《スキルドレイン》影響下でも利用でき、先のように召喚無効にも強いといった違いがある。