*《&ruby(かりゅう){火竜};の&ruby(かえんだん){火炎弾};/Dragon's Gunfire》 [#ea6dc2d1]
 通常魔法
 自分フィールド上に表側表示のドラゴン族モンスターが存在する時、
 次の効果から１つを選択して発動する。
 ●相手プレイヤーに８００ポイントダメージを与える。
 ●守備力が８００ポイント以下の表側表示モンスター１体を破壊する。

　[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[バーン]]と[[破壊]]を兼ねる[[魔法カード]]。~
　しかし、[[手札]]を１枚消費して800[[ダメージ]]ではあまりにも割に合わない。~
　[[破壊]][[効果]]にしても、対象を限定しているためいざという時に使いにくい。~
　[[《魂を削る死霊》]][[《マシュマロン》]]等[[ブロッカー]]対策なら、[[《竜の逆鱗》]]の方が効率が良い。~
　一方は[[《昼夜の大火事》]]、もう一方は対象が限定された[[《地割れ》]]や[[《地砕き》]]のような[[効果]]である。

　結局、[[ダメージ]][[効果]]を選ぶ機会が殆ど無く、[[除去]]としても[[発動条件]]から力不足である。~
　普通に[[《ご隠居の猛毒薬》]]や[[《地砕き》]]を使った方が有効である事は否定できない。
　[[破壊]][[効果]]は対象が限定されているため、[[バーン]][[効果]]をメインに使っていくことになるだろう。~
　しかし、[[発動条件]]があり、[[手札]]を１枚消費して800[[ダメージ]]では割に合わない。~
　[[【ドラゴン族】]]で[[バーン]][[デッキ]]を組むにも、押しが弱いカードである。~
　[[【真紅眼の黒竜】]]で[[《黒炎弾》]]を使用するタイプでも他に採用すべきカードは多い。~
　後には[[《ご隠居の猛毒薬》]]等の[[火力]]も登場している。~

　一方の[[破壊]][[効果]]にしても、対象を限定しているため、いざという時に使いにくい。~
　[[守備力]]800以下で良く使われる[[モンスター]]と言えば、[[《魂を削る死霊》]][[《マシュマロン》]]等の[[ブロッカー]]や[[攻撃力]]の高い[[下級モンスター]]である。~
　前者は[[守備表示]]、後者は[[攻撃表示]]で[[フィールド]]上に存在する時が厄介となる。~
　前者の対策としては[[貫通]]効果を付与する[[《竜の逆鱗》]]の方が大きな[[ダメージ]]を与えやすい。~
　後者の対策としては[[守備力]]1100未満を対処できる[[《月読命》]]よりも範囲が狭い。~
　共に[[《月の書》]]や[[《エネミーコントローラー》]]で[[表示形式]]を変更したり、[[《地割れ》]][[《地砕き》]]で処理しても良い。~

　このように後に登場したカードによって非常に価値が低いが、ライフを消費しやすく、高打点の[[下級]]を軸にした[[デッキ]]には、多少なり有効と言える。~
　[[【メタビート】]]には有効な[[モンスター]]が多く、[[《神の宣告》]]や[[《王宮の弾圧》]]等の兼ね合いで引導[[火力]]になる可能性はある。~
　一応、[[《ライオウ》]][[《霊滅術師 カイクウ》]][[《閃光の追放者》]]を[[除去]]できることは覚えておいていいかもしれない。~

　とはいえ、普通のデッキを[[相手]]にしては、力不足であることには変わりない。~

-原作・アニメにおいて―~
｢レベッカvsレオン｣戦でレベッカが使用。~
レオンの《シンデレラ》を[[破壊]]した。

--GXの｢吹雪vsヘルカイザー亮｣戦で吹雪が使用。~
[[《サイバー・ダーク・エッジ》]]を[[破壊]]している。~


**関連カード [#h70617d8]
-[[《スタンピング・クラッシュ》]]

-[[《黒炎弾》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《タイラント・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#q96bd627]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP160
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-041
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-45

//**FAQ [#y7fec327]
//Ｑ：~
//Ａ：