遊戯王カードWiki - 《火霊使いヒータ》のバックアップ(No.82)

《火霊使(かれいつか)いヒータ/Hiita the Fire Charmer》 †

効果モンスター
星３/炎属性/魔法使い族/攻 500/守1500
リバース：このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上の炎属性モンスター１体のコントロールを得る。

　THE LOST MILLENNIUMで登場した炎属性・魔法使い族の下級モンスター。
　６種類存在する霊使いの内の１種類。
　このカード自身と同じ属性のモンスターのコントロールを得る事ができるリバース効果を持っている。

　基本的な使い方については《地霊使いアウス》を参照。

　現環境では《Ｎｏ.６１ヴォルカザウルス》や《ラヴァルバル・チェイン》といった炎属性のエクシーズモンスターの登場により効果を適用できる機会も多い。
　また、《発条機雷ゼンマイン》の攻撃を止めつつコントロールを得る事ができる。
　《エヴォルカイザー・ラギア》はセット・リバース（反転召喚）・モンスター効果の発動のいずれも止めることができないため、上手くいけばエクシーズ素材が残った状態でのコントロール奪取が可能。

相手フィールド上に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を特殊召喚することで、除去しつつ効果の発動条件を能動的に満たす事ができるため、霊使いの中では実用性が高い。
また、上手く手札が揃っていれば、僅か１ターンで合計6500ポイントのダメージを相手ライフに与える事ができる。
手順は以下の通りである。
1. 相手フィールド上に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を特殊召喚する。
2. 既にセットしてあった《火霊使いヒータ》を反転召喚しリバース効果を発動。
  相手フィールド上の《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》のコントロールを得る。
3. これらの２体で相手プレイヤーにダイレクトアタックする。
4. バトルフェイズ終了直前に《火霊術－「紅」》で《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を射出して、相手ライフに3000ダメージを与える。
できれば１～２ターンわざと粘っておきながら《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の効果で相手ライフに効果ダメージを与えておき、最後にドンと決定的ダメージを与えたいところ。

上記のコンボよりも与えられるダメージは低くなるが、一応《ヴォルカニック・クイーン》の効果でも代用は可能。
また、《火霊術－「紅」》を持っていなくても、《ヴォルカニック・クイーン》の効果で《火霊使いヒータ》をコストにすれば、確実に1000ポイントのダメージを与えた上で《ヴォルカニック・クイーン》を相手に送り返す事ができる。
他には、予め《デス・メテオ》等の直接ダメージを与えるカードで相手ライフを削っておけば即座に決着を付ける事もできるし、《団結の力》や《魔導師の力》等の攻撃力が飛躍的に上昇する装備カードで強化すれば更に追撃する事もできる。

DUEL TERMINAL －エクシーズ始動！！－にて、第９弾の《地霊使いアウス》、第１０弾の《風霊使いウィン》、第１１弾の《水霊使いエリア》に引き続き収録された。
ついに第５期以前の４人の霊使いが一堂に会した事になる。

カード名の「ヒータ」の由来は「Heat(ヒート)（熱）」と思われる。

コナミのゲーム作品において―
WCS2007ではデュエリストとして登場。
【炎属性】デッキを使用する。
デッキ名は「ホットプレート」。
《人造木人１８》・《火炎木人１８》・《大木炭１８》と、炎属性の「１８」が揃っている。

関連カード †

霊使い

―《火霊使いヒータ》の姿が見られるカード

《火霊術－「紅」》

―イラスト関連

《きつね火》

収録パック等 †