通常罠 自分フィールド上の炎属性モンスター1体をリリースして発動できる。 リリースしたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した通常罠。
炎属性モンスターをリリースし、その元々の攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。
発動すると2枚のカード・アドバンテージを失う。
フリーチェーンなので、相手の除去等に合わせて発動すれば、ディスアドバンテージを軽減できる。
炎属性モンスターの攻撃後に発動し、戦闘ダメージとバーン効果の両方を与える戦術もある。
バーン効果は元々の攻撃力が参照されるので、下級モンスターをリリースしても大したダメージは与えられない。
2枚ものカードを使う以上、少なくとも2000以上のダメージを出せなければ割に合わない。
下級モンスターを射出するのであれば、エンドフェイズに自壊する《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》をリリースすれば無駄が少ない。
上級モンスターであれば、《暗黒のマンティコア》や《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》等の自己再生効果を持つモンスターも有効。
攻撃力の高い《炎帝テスタロス》等を用意できるなら、引導火力として活用できる。
特に伏せ除去が可能な《ヘルフレイムエンペラー》や蘇生が容易な《フェニックス・ギア・フリード》、ダメージを与えたターンに攻撃宣言ができない《重爆撃禽 ボム・フェネクス》は強力である。
一見炎属性の優秀なサポートカードに見えるが、実際の採用率はかなり低い。
とどめになる場合か、他のカードでとどめを刺せる算段がない限りフィールド上の状況を悪くしてバーンを行うのは使いづらく、その状況の狭さが原因である。
また相手の除去にチェーンしたとしても、相手からしてみれば除去自体は成功したうえ、相手のライフを減らすことが大量展開や1ターンキルの対策になることは極端に少ない。
さらにビートダウン色が強いデッキならば炎王ならずとも《炎王炎環》のほうが使い勝手が良いことが多く、弱ければ高攻撃力モンスターの調達が難しくなる。
前者に関してはそのあちらですらもそこまで採用率が高くないのを見るにこのカードの立場が伺える。
―イラスト関連
Q:「リリースしたモンスターの元々の攻撃力」とはカード記載の攻撃力ですか?
A:はい、カード記載の攻撃力です。(07/09/13)
Q:攻撃力の記載の無いトークンをリリースする場合、効果ダメージは発生しますか?
A:「元々の攻撃力分」なので、ダメージは0になります。(13/02/18)