通常罠 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):デッキからレベル5以上の幻想魔族モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。 このターンのメインフェイズの間、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの効果を発動できない。 (2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの裏側表示カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に戻す。 その後、手札から魔法・罠カード1枚をセットできる。
LEGACY OF DESTRUCTIONで登場する通常罠。
レベル5以上の幻想魔族をサーチ・リクルートする効果、墓地の自身を除外し、自分セットカードを手札に戻し、手札の魔法・罠カードをセットできる効果を持つ。
(1)はレベル5以上の幻想魔族のサーチまたはリクルート効果。
2024年1月現在では対応するモンスターは数が少ないものの、《幻惑の魔術師》・《原罪のディアベルゼ》などは有力な候補となる。
リクルートしたターン、メインフェイズ中は効果の発動ができなくなるものの、前者はそもそもバトルフェイズ以外に発動する効果がない。
後者に関しては自分ターンであれば墓地にこのカードが存在することを条件に自己特殊召喚できるため、サーチから自己特殊召喚することでこの制限は回避できる。
相手ターンにリクルートした場合除去効果の発動が難しくなるものの、永続効果は適用でき、速攻魔法などの手札からの使用を実質封じるような動きは取れる。
(2)は自分の裏側表示カードのバウンスと手札の魔法・罠カードをセットできる効果。
フリーチェーンでカードをセットできるため、《原罪のディアベルゼ》・《アルティマヤ・ツィオルキン》などの効果のトリガーを任意のタイミングで満たせる。
特に前者は(1)でサーチ・リクルートできる点でも相性が良いのだが、(1)と(2)は同一ターンに発動できないため、(1)でリクルートし、メインフェイズ以外にこちらを発動し除去といった動きは取れない。
《原罪のディアベルゼ》とのもう1つ相性の良い使い方として、あちらの除去効果でセットした自分の魔法・罠カードを対象にとった場合、そのカードをバウンスすることで一方的な除去になる。
他にも、相手の対象を取る除去にチェーンして回避する使い方や、何らかの効果で再利用した魔法・罠カードが発動後に除外されてしまうデメリットの回避にも使用できる。
―イラスト関連