*《&ruby(うみ){海};/Umi》 [#m34a3573]
 フィールド魔法
 フィールド上に表側表示で存在する魚族・海竜族・雷族・水族モンスターの
 攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
 フィールド上に表側表示で存在する機械族・炎族モンスターの
 攻撃力・守備力は200ポイントダウンする。

 [[STARTER BOX]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 特定の4[[種族]]の[[モンスター]]を[[強化]]し、2[[種族]]の[[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[効果]]を持つ。

 最初期に登場した6つの[[フィールド魔法]]の1つで、関連する[[効果]]を持った[[カード]]が多数存在するため、現在でも使用する意義のある[[カード]]。~
 しかし、ほぼ[[上位互換]]の[[《伝説の都 アトランティス》]]の存在から、一時期は存在意義が危ぶまれていた。~
 [[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]]の多くは[[水属性]]であり、[[雷族]]を除けば恩恵を受ける[[モンスター]]が被るからである。~
 また、あちらの[[レベル]]を下げる[[効果]]には様々な用途があり、こちらの僅かな[[ステータス]]変化はほとんど必要とされていなかったのも大きい。
 最初期に登場した6つの[[フィールド魔法]]の1つだが、関連する[[効果]]を持った[[カード]]が多数存在するため、現在でも使用する意義がある。~
 しかし、そのためか「[[カード名]]を《海》として扱う[[カード]]」「[[フィールド]]を《海》にする[[カード]]」が何種類か存在している。~
 使用する場合は、これらとの違いを意識していく必要がある。~

 しかし、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]の登場以降、この[[カード]]も少しではあるが見直されている。~
 [[レベル]]を参照する[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]では、[[《伝説の都 アトランティス》]]の[[効果]]が場合によっては[[デメリット]]になるからである。~
 [[《海神の巫女》]]と[[《忘却の海底神殿》]]に関しては、そもそも[[カード]]の種類自体が異なる。~
 それぞれ一長一短であるため、他の[[カード]]との兼ね合いで取捨選択、あるいは併用すれば良い。~
 [[《海神の巫女》]]は「[[フィールド]]を《海》にする」扱いなので、[[《海竜−ダイダロス》]]等で[[墓地へ送る]]事ができないという違いもある。~

 現在も《海》の[[サポートカード]]は度々登場しているため、[[テーマデッキ]]の選択肢として覚えておくといいだろう。~
 問題は、同じ[[フィールド魔法]]である[[《伝説の都 アトランティス》]]と[[《忘却の都 レミューリア》]]だろう。~
 [[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]]の多くは[[水属性]]であり、[[雷族]]を除けば恩恵を受ける[[モンスター]]はほぼ同じである。~
 [[《伝説の都 アトランティス》]]の[[レベル]]を下げる[[効果]]は[[アドバンス召喚]]のサポートとなり、[[《忘却の都 レミューリア》]]の[[レベル]]を上げる[[効果]]は[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の幅を広げるために使える。~
 前者は[[レベル]]を下げるため、[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]を妨げる事があるが、後者は自由に[[レベル]]を変更できるためこのカードのほぼ[[上位互換]]となっている。~
 したがって、他にはない[[弱体化]]効果を活かそうにも、対象の[[モンスター]]はあまり使われてない上、そもそも大きな効果は望めない。~
 結局、他と比べるとこのカードは[[汎用性]]が低いだけであり、こちらを優先するのは難しいだろう。

-[[《伝説の都 アトランティス》]]にない[[メリット]]として、[[炎族]]と[[機械族]]を[[弱体化]]させることができる。~
[[適用]]範囲が限定的で効力も薄いが、自身の[[モンスター]]が[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]]・[[雷族]]であれば[[元々の攻撃力]]の差が400までならひっくり返すことができる。~
また、[[《No.50 ブラック・コーン号》]]のような[[カード]]の対象範囲が広がるので、覚えておいて損はない。
-改めて、「[[カード名]]を《海》として扱う[[カード]]」「[[フィールド]]を《海》にする[[カード]]」との細かい相違点をまとめる。~

--いずれもこの[[カードの効果]]まではコピーしないため、《海》では可能な4[[種族]]の[[強化]]と2[[種族]]の[[弱体化]]はできない。~

--[[《伝説の都 アトランティス》]]と[[《忘却の都 レミューリア》]]はいかなる時も[[カード名]]を《海》として扱うため、《海》と3種類併せて3枚までしか採用できない。~
一方、[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する時のみにその[[効果]]が[[適用]]される[[《海神の巫女》]]と[[《忘却の海底神殿》]]は、こうした制限にはかからない。~

--[[《海神の巫女》]]は他の[[カード]]のように「[[カード名]]を《海》として扱う[[カード]]」ではない。~
このため、[[《伝説のフィッシャーマン》]]等の[[効果]]を[[適用]]する事は可能だが、[[《海竜−ダイダロス》]]等で[[墓地へ送る]]事はできない。~

-[[シンクロ召喚]]が登場するまで、[[生け贄召喚]]等の関係で[[レベル]]は低い方が使いやすかったため、[[《伝説の都 アトランティス》]]の[[下位互換]]として扱われる事が多かった。~

-[[海竜族]]に関する[[効果]]を持つ最も古い[[カード]]だが、[[海竜族]]のみに対応する[[効果]]ではない。~
なお[[海竜族]]単体に対応する[[効果]]が初登場したのは、第6期の[[RAGING BATTLE]]である。

-第6期の[[ABSOLUTE POWERFORCE]]では、《海》として扱う[[永続罠]]の[[《忘却の海底神殿》]]が登場した。~
これにより、[[フィールド]]上に2枚以上の《海》が同時に[[表側表示]]で存在することが可能になった。

-最初期に登場した6つの[[フィールド魔法]]の他の5つが全て[[DUELIST LEGACY Volume.2]]を最後に市販のパックに収録されなくなったのに対し、この[[カード]]のみ[[BEGINNER'S EDITION 1]]に再録され、[[リニューアル版>BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]]でも引き続く収録されている。~
関連[[カード]]の有無が、いかに大きいか分かるだろう。~

-海を意味する英単語が「Sea」であるのは誰もが知るところだが、何故か[[英語名]]はローマ字表記になっている。~
第1〜2期に登場した[[カード]]には、この様に[[英語名]]が迷走しているものが多い。

-原作・アニメにおいて―~
王国編では、水棲生物の[[モンスター]]を多用する梶木漁太が得意とする[[地形>フィールド魔法]]だった。~
「決闘者王国編」では、水棲生物の[[モンスター]]を多用する梶木漁太が得意とする[[地形>フィールド魔法]]だった。~
水中を移動できない[[モンスター]]は[[召喚]]も[[攻撃]]もできず、[[満ち潮・引き潮>《魔性の月》]]などの概念もあり、数ある[[地形>フィールド魔法]]の中でもかなり特殊な性質を持っていた。~

--「バトルシティ編」においても、梶木漁太が[[手札]]からこの[[カード]]を使用した。~
飛行や魔法攻撃ができない[[モンスター]]の[[攻撃]]を封じたり、荒波で[[相手]]は[[自分]]の[[場>フィールド]]の[[カード]]を[[確認]]できなかったり等の[[効果]]があった。~

--アニメGXの「十代vsアナシス」戦では、《海》が[[フィールド]]に出ている時に[[発動]]できる《魔の海域レベル3》という[[罠カード]]が登場。~
また異世界編においてオブライエンがファイヤーフォックスを追い払うのに使った[[通常魔法]]《アンカー・バインド》も、《海》がある時に[[相手]][[フィールド]]上に[[表側守備表示]]で存在する[[炎属性]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持っていた。~
彼のデッキとの相性は良くないため、銃撃戦用のカードなのだろうか。~

--漫画GX54話でも、[[同名のカード>同名カード]]が登場した。~
ただし、これは十代、明日香、翔、三沢、万丈目がアメリカチームとの対戦場を選ぶための「くじ」であり、この[[カード]]とは関係無い。

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では海の日に配信された。

**関連カード [#h70617d8]
―《海》関連
-[[《魚雷魚》]]
-[[《コダロス》]]
-[[《水陸両用バグロス Mk−3》]]
-[[《砲弾ヤリ貝》]]
-[[《マーメイド・ナイト》]]

-[[《深海の戦士》]]
-[[《伝説のフィッシャーマン》]]

-[[《海竜神−ネオダイダロス》]]
-[[《海竜−ダイダロス》]]

-[[《竜巻海流壁》]]

-[[《アビストローム》]]

―ルール・[[テキスト]]上で《海》として扱うカード
-[[《海神の巫女》]]

-[[《伝説の都 アトランティス》]]
-[[《忘却の都 レミューリア》]]

-[[《忘却の海底神殿》]]

―[[フレイバー・テキスト]]関連
-[[《アンモ・ナイト》]] 
-[[《デビル・クラーケン》]]
-[[《デッド・シャーク》]]

―第1期[[フィールド魔法]]関連
//-[[《海》]]
-[[《荒野》]]
-[[《草原》]]
-[[《森》]]
-[[《山》]]
-[[《闇》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#tf742ee3]
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP097
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP112
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-031
-[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-49 &size(10){[[Rare]]};
-[[STARTER BOX]] &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#vf6561b5]
//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。