効果モンスター 星８/水属性/水族/攻2200/守3000 (1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、 手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、 このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (4)：相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、 自分・相手フィールドの壊獣カウンターを２つ取り除いて発動できる。 その発動を無効にし除外する。
EXTRA PACK 2016で登場した水属性・水族のモンスター。
壊獣共通の３つの効果、壊獣カウンターを２つ取り除いて効果の発動を無効にして除外できる誘発即時効果を持つ。
固有効果は効果の発動を無効にするカウンター能力。
少ないコストもさることながら、無効後に除外するのでサルベージや墓地発動をできなくさせるのが特徴。
ただし、除外してしまうと《ＫＹＯＵＴＯＵウォーターフロント》に壊獣カウンターが置けないので、２〜３回連続して無効化するには他のカードの手も借りたい。
現在のところ、自身の効果で相手のフィールドに送りつけることのできる壊獣モンスターの中では攻撃力が一番低いので、攻撃表示で特殊召喚しなければいけない相手側の壊獣としては戦闘破壊を最も狙いやすい。
逆に言えば、相手の壊獣に対して自分側に出しても戦闘破壊することが困難であるため無効効果は生かしづらく、基本的には相手フィールドに出すことが多いだろう。
ただ、厄介なカウンター効果持ちを相手に渡すことになるため、伏せ除去をしっかり行い確実に攻撃が通せる状況以外では特殊召喚を避けるのが無難か。
送りつけられる水属性は珍しいので、壊獣カウンターを使わないデッキでは《水霊使いエリア》等とのコンボで使うことができる。
メインデッキに入り汎用性のある水族は少なく、《群雄割拠》とのコンボもいいだろう。
厄介な耐性やフリーチェーン効果を持つモンスターが増えた現在では、攻撃力2200という対処しやすいステータスを持つ純粋な除去カードとして採用する手もある。
特に《トレード・イン》や《強欲なウツボ》を採用しているデッキならば手札事故にもなり難い。
―《海亀壊獣ガメシエル》の姿が見られるカード