効果モンスター 星4/水属性/水族/攻 700/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。 以下の効果から1つを選んで適用する。 このターン、自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。 ●エンドフェイズまで、このカードは対象のモンスターと同じレベルになり、同名カードとして扱う。 ●フィールドに「海」が存在する場合、対象のモンスターを守備表示で特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「海」1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。
Vジャンプ(2022年1月号) 付属カードで登場した水属性・水族の下級モンスター。
墓地の水属性と同じカード名で同レベルになる効果もしくは《海》が存在する場合に水属性を蘇生する効果のどちらかを適用する起動効果、墓地の自身を除外し《海》をサルベージする起動効果を持つ。
(1)は2つの効果からどちらかを適用する効果。
発動後水属性以外の特殊召喚ができなくなるため、その後の展開に制限がつく点は注意。
水属性を主体とするなら《氷結界》などで同様のデメリットが持つものを使う場合が多い為、【水属性】ならあまり気にならないか。
1つ目の効果は墓地の水属性のカード名とレベルをコピーする効果。
これによりレベルをある程度自由に変更でき、素材利用に幅をもたせられる。
シンクロ召喚、エクシーズ召喚だけでなく、儀式召喚のリリース確保にもなる。
レベル2以下にすることで《湿地草原》に対応させることも狙える。
なお《潜海奇襲》など《海》サポートでレベルを参照するカードには元々のレベルを参照するものがあり、レベルを変更してもそれらとコンボできない点は注意。
カード名も変更されるため、特定のカテゴリのサポートカードを利用したり、特定のカード名のモンスターを必要とする特殊召喚に利用できる。
《海竜神−ネオダイダロス》・《伝説のフィッシャーマン三世》などのサポートが可能。
《伝説のフィッシャーマン三世》自身は《海》を必要としないため、《海》が無くともコピーから即座に繋がる。
《海竜神−ネオダイダロス》の場合も、墓地に《海》があれば即座に(2)でサルベージできる。
2つ目の効果は《海》が存在する場合に水属性の蘇生。
コストも要らず、水属性であること以外に制限はなく、守備表示である点以外に運用制限も無いため、かなり幅広い利用が可能。
《海》が必要になるもののアドバンテージを稼げるため、基本的にこちらを狙いたい。
《ホワイト・モーレイ》や《ホワイト・スティングレイ》ならチューナーとして蘇生することもできる。
(2)の効果は《海》のサルベージ。
《海》は様々なカードの発動条件に関わる重要なカードであり、それをサルベージすることでサポートカードが腐るのを防げる。
《潜海奇襲》で墓地から発動することもできるが、永続罠の発動時のみと限定されるため、回収手段を増やせる意義は大きい。
フィールドに《海》がなくてもいいが手札から特殊召喚を行う《電気海月−フィサリア−》とはやや対照的。
あちらのコストとして墓地へ送った《海》を(2)で再利用できるので相性はいい。
Q:《海神の依代》の(1)の1つ目の効果でレベルを持たない水属性のエクシーズモンスターやリンクモンスターを対象にできますか?
A:レベルを持たないモンスターは1つ目の効果の対象にできません。(21/11/21)