《海神の巫女/Maiden of the Aqua》 †
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 700/守2000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールドは「海」になる。
フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、この効果は適用されない。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した水属性・水族の下級モンスター。
フィールドを《海》に変更する永続効果を持つ。
「フィールドが《海》になる」は、「フィールドに《海》が存在するものとして扱う」と同義である。
《海》のステータス増減効果が適用されるわけではないが、効果に《海》を必要とするカード」をサポートできる。
恩恵を受けられるカードの一覧は《海》を参照。
ただし《海》のカードが存在するわけではないため、《コダロス》等の「《海》を墓地へ送る」コストには使用できず、地縛神やSinは自壊してしまう。
それ以外でも元々のレベルが5以上のモンスターをサポートする《潜海奇襲》や《海竜神の怒り》とは相性が悪く、通常モンスター以外が存在すると発動できない幻煌龍系列はサポートできない。
このカード自身が場持ちや特殊召喚手段に優れる訳でもなく、《海》が欲しいなら《アトランティスの戦士》で《伝説の都 アトランティス》をサーチした方が速いこともあり扱いにくいカードである。
- 「巫女」は、起源は不明だが、占術・神楽舞・祈祷・神託を他の者に口伝えるシャーマニズムを行う職の女性をさす。
明治時代以降の日本では、おもに神職として、神社内で神事を執り行うのが通例となっている。
- 外国版は女性カードのイラストが変更されることが多いが、このカードには一切修正されていない。
バストが大きくタイツが透けているので、十分修正対象になり得るのだが。
巫女やシャーマンと言ったモンスターは民族衣装にあたり、規制されない事もあるため(霊使いやガスタなど)、このカードもそれにあたる可能性は高い。
ただWCS2008のこのカードの3Dモデルは、初登場作品と比べて脚部の露出を抑えたものとなっており、アニメでもこのデザインで登場している。
真DM2ではハイレグ状のものを着用しており《ブラック・マジシャン・ガール》並に太腿部分を露出させていたが、アニメではスパッツのようなもので膝丈近くまでを覆っていた。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXの異世界編で《踊る妖精》と共に登場。
覇王軍から逃げつつ覇王へ立ち向かえる者を探していた所でオブライエンと出会う。
《ゴブリンエリート部隊》が追尾用に放った《きつね火》を、自身の効果で《海》を呼び撃退し、後にオブライエンを導いた。
この時登場した彼女はカードとのイラストが異なる。
また、「十代vsダークネス」戦で十代が使用した通常罠《アストラルシフト》のイラストにも描かれている。
この時の絵柄はアニメ寄りになっている。
- コナミのゲーム作品において―
元々は真DM2で登場したオリジナルカード。
同作品の攻略本では、「荒ぶる海の神に仕える巫女。海の意思を人々に伝え、海を汚す者を罰するという。」と説明されている。
また同作品では、表側守備表示の間、自分の全ての水族モンスターを500ポイント強化する効果を持っていた。
関連カード †
―類似効果
収録パック等 †
FAQ †
Q:フィールドに《海》と《海神の巫女》が表側表示で存在するときに《竜巻海流壁》を発動しました。
それに対し相手が《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》等の効果で《海》を破壊しました。
この時、《竜巻海流壁》は自壊しますか?
(《海神の巫女》の効果によって自壊を免れる事ができますか?)
A:この場合、「《海》はフィールドに存在している」扱いであるため自壊は発生しません。(07/10/15)
Q:「《海》がフィールドに存在している扱い」ということは、地縛神は存続できますか?
A:いいえ、自壊します。(09/04/29)
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