効果モンスター 星4/水属性/水族/攻 700/守2000 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールドは「海」になる。 フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、この効果は適用されない。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した水属性・水族の下級モンスター。
フィールドを《海》に変更する永続効果を持つ。
「フィールドが《海》になる」は、「フィールドに《海》が存在するものとして扱う」と同義である。
《海》のステータス増減効果が適用されるわけではないが、効果に《海》を必要とするカードをサポートできる。
恩恵を受けられるカードの一覧は《海》を参照。
【海】においては《海》が存在しなければバニラ同然や発動不可が多いため、その確保手段を増やすのが主な役割となる。
《海》扱いを持つ中では唯一のモンスターであるため、リクルート・蘇生を駆使して《海》を確保することができる。
一方で、あくまで《海》が存在するものと見做すだけであり、このカード自身が《海》ではないため、《コダロス》等のコストにするものは対応しない。
フィールド魔法カードそのものは存在していないため、地縛神・Sin等もサポートできない。
自分はもちろん、相手がフィールド魔法を発動している場合も適用されなくなるため安定性も低い。
あくまでもフィールド魔法本家の確保を意識した上での、保険やサブルートとして割り切る必要がある。
《暗岩の海竜神》であれば、発動のために《海》を消費したところを、このカードを特殊召喚することで擬似的に《海》を再確保できる。
―類似効果
Q:フィールドに《海》と《海神の巫女》が表側表示で存在するときに《竜巻海流壁》を発動しました。
それに対し相手が《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》等の効果で《海》を破壊しました。
この時、《竜巻海流壁》は自壊しますか?
(《海神の巫女》の効果によって自壊を免れる事ができますか?)
A:この場合、「《海》はフィールドに存在している」扱いであるため自壊は発生しません。(07/10/15)
Q:「《海》がフィールドに存在している扱い」ということは、地縛神は存続できますか?
A:いいえ、自壊します。(09/04/29)