皆既日蝕(かいきにっしょく)(しょ)/Book of Eclipse》

速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時に相手フィールド上に
裏側守備表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にし、
その枚数分だけ相手はデッキからカードをドローする。

 THE DUELIST GENESISで登場した速攻魔法
 表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする効果を持つ。

 《月の書》《闇の護封剣》《闇の訪れ》の変種であり効果が強力になったが相手ドローするデメリットが付いている。

 注目するべきところは自分モンスターもすべて裏側守備表示になること。
 リバース効果モンスターの再利用や自壊デメリットの打ち消しなどに使うのもよい。
 相手モンスターが存在しなければリスクもなくなる。
 デメリットが出る可能性が高いが、《ライトニング・ボルテックス》《聖なるバリア−ミラーフォース−》破壊を完全に回避できる。
 ドロー効果を逆手に取って、《便乗》発動トリガーとするのも有効だろう。
 相手のデッキが少なくなれば、自分のフィールドにモンスターが存在しなくても、相手フィールドにモンスターがいれば、発動して相手に強制的にドローさせることもできる。
 また、自分《メタモルポット》裏側守備表示にすればドローデメリットも軽減できる。
 故に、デッキ破壊目的のデッキであれば何ら問題なく採用する事ができるだろう。
 ドローを強要された上に《ニードルワーム》を再利用されては相手はたまったものではない。
 相手モンスター攻撃宣言時に発動すれば攻撃をとめられ、ドローデメリットも実質的に手札交換と変わらなくなる。

 このカードを最大限有効に使うとすれば《砂漠の光》とのコンボだろう。
 自分モンスターを全て裏側守備表示にし、即座に表側守備表示にする事でまとめてリバース効果発動できる。
 相手モンスター表側守備表示に出来ないためドローを許す可能性はあるが、発動タイミングに注意すればプレイングでカバーは可能。
 ビートダウンデッキにはお払い箱でもリバース効果を多用するタイプのコンボデッキならそれぞれ単独でもコンボができるため採用は十分検討できる。
 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》《ダーク・アサシン》コンボすれば疑似《サンダー・ボルト》になってくれる。

関連カード

―書物関連

収録パック等

FAQ

Q:エンドフェイズに、このカードの効果以外で存在する裏側守備表示カードも表側守備表示にしますか?
A:します。(08/04/19)

Q:エンドフェイズチェーンブロックは作られますか?
A:作られません。(08/04/19)

Q:相手ターン発動し、そのエンドフェイズに複数の処理がある場合どのような順で処理を行いますか?
A:まず相手カードによる処理を行います。それらの後で、このカードによる処理を行います。(08/04/19)

Q:自分フィールド上に《ダーク・シムルグ》が存在する場合、どのように処理しますか?
A:自分が《皆既日蝕の書》を発動した場合は効果適用されます。(09/01/16)

Q:このカードの効果エンドフェイズ時に表側表示になった時、リバース効果発動しますか?
A:発動します。(08/04/22)