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 シンクロ・効果モンスター
 星11/闇属性/アンデット族/攻3300/守2600
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):「骸の魔妖−餓者髑髏」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
 (2):このカードが墓地に存在し、自分のリンクモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
 自分の墓地から他のアンデット族モンスター1体を除外し、このカードを特殊召喚する。
 (3):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 このターン、表側表示のこのカードは他のカードの効果を受けない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20180727

 [[デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ]]で登場する[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[同名カード]]の存在を制限する[[効果]]、[[リンクモンスター]]が[[破壊された]]場合に[[墓地]]の[[アンデット族]]1体を[[除外]]して[[自己再生]]する[[効果]]、[[蘇生]]した場合に自身に[[効果を受けない]][[耐性]]を付与する[[効果]]を持つ。~
 [[デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]に[[1体しか存在できない>1枚しか存在できない]][[分類されない効果]]、[[リンクモンスター]]が[[破壊された]]場合に[[墓地]]の[[アンデット族]]1体を[[除外]]して[[自己再生]]する[[誘発効果]]、[[蘇生]]した場合に自身に[[効果を受けない]][[耐性]]を付与する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[レベル]]11と非常に高く、[[シンクロ素材]]には高[[レベル]]の[[シンクロモンスター]]を用いたい。~
 [[魔妖]][[デッキ]]であれば、[[《麗の魔妖−妲姫》]]を用いることで、他の[[魔妖]][[シンクロモンスター]]から段階的にこの[[カード]]へ繋げる事ができる。~
 この[[カード]]からも段階的に他の[[魔妖]][[シンクロモンスター]]を[[自己再生]]させられるので、[[シンクロ召喚]]の過程でその下準備が可能となる。~
 [[《麗の魔妖−妲姫》]]を用いた連続[[シンクロ召喚]]により、[[《麗の魔妖−妲姫》]]と[[《麗の魔妖−妖狐》]]で[[シンクロ召喚]]を狙うことになる。~
 [[《翼の魔妖−波旬》]]で[[《麗の魔妖−妲姫》]]を[[リクルート]]すれば実質消費1枚でこの[[カード]]まで[[シンクロ召喚]]が可能。~
 [[魔妖]]を絡めずとも[[シンクロ召喚]]は狙えるが、その場合は[[《星態龍》]]という選択肢も出てくる。~

 [[リンクモンスター]]の被[[破壊]]時に[[自己再生]]できる。~
 [[シンクロモンスター]]を採用する関係上[[リンクモンスター]]は[[デッキ]]に不可欠なため、[[自己再生]]の条件はさほど難しくない。~
 [[自己再生]]の条件は[[リンクモンスター]]が[[破壊された]]場合。~
 [[アンデット族]]の展開を絡めれば[[リンクモンスター]]を並べるのは容易だが、[[《麗の魔妖−妲姫》]]を使うのであれば[[リンクモンスター]]は[[《氷の魔妖−雪女》]]・[[《零氷の魔妖−雪女》]]しか出せないことになる。~
 この[[カード]]の[[シンクロ召喚]]時にも[[《麗の魔妖−妲姫》]]を[[蘇生]]できるため、[[《氷の魔妖−雪女》]]を[[リンク召喚]]はできる。~

 [[蘇生]]時に1[[ターン]]だけの完全[[耐性]]を得る。~
 [[蘇生]]した場合の[[効果]]は[[効果を受けない]][[耐性]]の獲得。~
 自身の[[攻撃力]]と相まって突破は難しくなり、[[自分]]・[[相手]][[ターン]]を問わず頼もしい戦力となる。~
 ただし、[[壊獣]]や[[プレイヤー]]に強制させる[[効果]]等の抜け道がある点は注意。~
 ただし、[[壊獣]]や[[プレイヤー]]に強制させる[[効果]]等の抜け道はある。~
 また、[[耐性]]を得る[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作るので、そこに[[除去]]を[[チェーン]]される可能性もある。~
 次の[[ターン]]以降は[[耐性]]が存在しなくなるため、そうなったら[[ウイルス]]の[[コスト]]にするなどして速やかに[[墓地へ送る]]ようにしたい。~

 一方で少なからず問題も存在する。~
 まず、[[魔妖]][[シンクロモンスター]]共通の弱点として[[墓地]]から[[蘇生]]しなければ[[効果]]を[[発動]]できないこと。~
 [[レベル]]11のため[[シンクロ素材]]としては使いづらく、[[シンクロ召喚]]の際に少なくない消費をしたこの[[カード]]を[[墓地へ送る]]ためだけに[[リンク素材]]にするのは本末転倒である。~
 また、[[破壊]]以外の[[除去]]にも弱く、すでに[[墓地]]に存在する[[魔妖]]の[[効果]]も[[発動]]できなくなってしまう。~
 [[蘇生]]前提の[[効果]]なので、[[シンクロ召喚]]後は[[リンク素材]]や[[レベル]]を下げて[[シンクロ素材]]等にして[[効果]][[発動]]の準備をすべきだろう。~
 他の[[魔妖]]にも言えるが[[自己再生]]の条件は[[破壊された]]場合なので、[[破壊]]以外の[[除去]]には注意したい。~

 2つ目に[[耐性]]が1[[ターン]]限りであること。~
 次の[[ターン]]以降は無防備となり、この[[効果]]自体も直接[[アドバンテージ]]が得られるわけではない。~
 [[耐性]]を得る[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作り、そこに[[除去]]を撃たれてしまったら目も当てられない。~
 同じ[[レベル]]の[[シンクロモンスター]]には[[《星態龍》]]が存在する。~
 もっとも、[[《麗の魔妖−妲姫》]]の[[自己再生]][[効果]]を使用した[[ターン]]は[[《星態龍》]]を[[シンクロ召喚]]できない。~
 [[《星態龍》]]は[[蘇生]]の手間をかけずに[[耐性]]を活かせるが[[墓地]]から[[特殊召喚]]できない。~
 [[魔妖]]や[[アンデット族]]のサポートを中心とするならこの[[カード]]を優先したい。~

 幸いこの[[カード]]は[[闇属性]]のため、多くの[[アンデット族]]と[[ウイルス]][[カード]]を共有できる。~
 [[相手]]の[[バウンス]]等に[[サクリファイス・エスケープ]]を決めれば多くの点でこちらが優位に立てる。~
-初の[[レベル]]11以上の[[アンデット族]]の[[モンスター]]。~
[[アンデット族]]は初期から存在する[[種族]]の一つだが、[[レベル]]11以上は現在でもこの[[カード]]が唯一である。~

 同じ[[レベル]]には[[《星態龍》]]が存在する。~
 あちらは[[シンクロ召喚]]を[[無効]]にされない、[[召喚]]反応に強い、[[バトルフェイズ]]中だが毎[[ターン]][[耐性]]を得られるといった点がある。~
 こちらの利点はやや[[攻撃力]]が高い、[[蘇生]]・[[帰還]]ができる、[[ターン]]終了時まで[[耐性]]が続くといった点となる。~
 特に[[蘇生]]・[[帰還]]ができるのは大きく、高い[[攻撃力]]と完全[[耐性]]を持つこの[[カード]]は[[フィニッシャー]]にはもってこいの性能である。~
 そのためにも[[デッキ]]内の[[カード]]と合わせていかに損失なくこの[[カード]]を[[墓地]]に送られるかを考えておきたい。~

-「がしゃどくろ」とは、日本の妖怪の一種。~
巨大な骸骨の姿をした妖怪で、埋葬されなかった死者達の骸骨や怨念が集まって生まれたとされる。~
ガチガチと音をたて夜を彷徨い、生者を見つければ握り潰して食べると言われる。

--がしゃどくろ自体は1960年代後半に創作された妖怪である。~
骸骨やドクロの妖怪自体の伝承は少なくないが、がしゃどくろという名称や姿自体は創作の範疇に入る。~
妖怪漫画の第一人者であった水木しげる氏などによって紹介され、広く知られるようになった。

--がしゃどくろの姿は、歌川国芳の浮世絵『相馬の古内裏』に描かれた巨大な骸骨の絵が参考にされている。~
この絵は[[滝夜叉姫>《骸の魔妖−夜叉》]]が骸骨の化け物を妖術で操っている場面を描いたものである。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[魔妖]]

-[[《骸の魔妖−夜叉》]]

-[[1枚しか存在できない]]

―《骸の魔妖−餓者髑髏》の姿が見られる[[カード]]
-[[《魔妖変生》]]
-[[《魔妖遊行》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ]] DBHS-JP036
-[[デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ]] DBHS-JP036 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

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//ルールやカードの処理等について