エクシーズモンスター ランク4/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800 レベル4モンスター×3
ABYSS RISINGで登場した水属性・爬虫類族のエクシーズモンスター。
《ガガギゴ》系列のモンスターで、効果を持たないエクシーズモンスターである。
エクシーズ素材が3体必要なランク4としては、最高のステータスを持つ。
その他、モンスター効果を一切持たないため《ジェムナイト・パール》と同じ点を合わせ持っており、基本的なメリットなどはそちらを参照。
効果を発動すれば攻撃力が最低でも3200の《ナイト・バタフライ・アサシン》が存在しているという点でも、あちらと事情は似ている。
こちらの役割としては、ランク4ではモンスター効果を無効にする《神竜騎士フェルグラント》や守備表示の《神光の宣告者》など相手に効果を使わずに戦闘破壊できる点で、主にこの点において採用を検討する事になる。
ただしランク4を扱うデッキは、効率良く2体のレベル4を並べられるよう構築されているものがほとんどで、上記のような局面で安定してエクシーズ召喚できないデッキも多い。
展開するために効果を発動するようなモンスターならば、これらのモンスター効果を無効にされてしまうため、3体の素材を揃えてこのカードを出すこと自体困難である。
その場合は2体素材のエクシーズモンスターで突破できるという事でもあるが、手札に《エフェクト・ヴェーラー》等があればそれも無為になる可能性がある。
実際に進んで採用を検討できるのは、《ヴェルズ・カストル》や《ヴェルズ・マンドラゴ》を扱える【ヴェルズ】や3体素材を出す事に意義のある【光天使】のようなごく一部のデッキになる。
ただし《神竜騎士フェルグラント》などは、フィールド上のみを無効にするので《カゲトカゲ》や《二重召喚》等が使える、【ガジェット】、【アライブHERO】といったデッキでも利用は可能である。
《デモンズ・チェーン》などには引っかかってしまうが、《エクシーズ・リモーラ》を扱うデッキではエクシーズ召喚の負担を大きく軽減できる。
1ターンキル性は落ちるが、次点の《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》では相打ちになってしまうものも存在するので、エクストラデッキの選択肢としてはある程度有効である。
なお、《ダブルフィン・シャーク》や《セイバー・シャーク》の効果を使用したターンでは、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》は相手のフィールドに水属性が存在しない場合はバニラ同然となるためこちらに軍配が上がる。
―《覚醒の勇士 ガガギゴ》の姿が見られるカード