*《&ruby(かくせい){覚醒};の&ruby(ゆうし){勇士}; ガガギゴ/Gagagigo the Risen》 [#x6de3bca]
 エクシーズモンスター
 ランク4/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800
 レベル4モンスター×3

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[《ガガギゴ》]]系列の[[モンスター]]で、[[効果]]を持たない[[エクシーズモンスター]]である。~

 [[エクシーズ素材]]が3体必要な[[ランク]]4としては、最高の[[ステータス]]を持つ。~
 その他、[[モンスター効果]]を一切持たないため[[《ジェムナイト・パール》]]と同じ点を合わせ持っており、基本的な[[メリット]]などはそちらを参照。~
 [[効果]]を[[発動]]すれば[[攻撃力]]が最低でも3200の[[《ナイト・バタフライ・アサシン》]]が存在しているという点でも、事情は似ている。~
 しかし、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]などを始め、この[[カード]]よりも高打点を出せる[[モンスター]]は多く存在している。

 役割としては、[[ランク]]4では[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[《神竜騎士フェルグラント》]]や[[守備表示]]の[[《神光の宣告者》]]など相手に[[効果]]を使わずに[[戦闘破壊]]できる点で、主にこの点において採用を検討する事になる。~
 [[戦闘]]時に絶対的な突破力を誇る[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]等であっても[[《デモンズ・チェーン》]]らには引っかかってしまうため、こういった[[カード]]を掻い潜れる点は少なからず個性の1つである。~
 [[効果]]を一切持たないため[[《ジェムナイト・パール》]]と同様に、[[《ダイガスタ・エメラル》]]で[[蘇生]]するなどの使い方が考えられる。~
 とはいえ、[[《ジェムナイト・パール》]]と比べ気軽に出すことができず、[[《ジェムナイト・パール》]]のような利点を活かすのは厳しいのが難点となる。

 一応、[[フリーチェーン]]で[[無効]][[効果]]を[[発動]]できる[[《神竜騎士フェルグラント》]]を[[戦闘破壊]]できる数少ない[[モンスター]]ではある。~
//4体素材以下でカードの効果無効にできるから他じゃあまり対処できない気がするんだがライトングは2枠使うし
//普通のデッキならこっちに枠使うよりライトニング使うでしょ
 ただし[[ランク]]4を扱う[[デッキ]]は、効率良く2体の[[レベル]]4を並べられるよう構築されているものがほとんどで、上記のような局面で安定して[[エクシーズ召喚]]できない[[デッキ]]も多い。~
 展開するために[[効果]]を[[発動]]するような[[モンスター]]ならば、これらの[[モンスター効果]]を[[無効]]にされてしまうため、3体の素材を揃えてこの[[カード]]を出すこと自体困難である。~
 その場合は2体素材の[[エクシーズモンスター]]で突破できるという事でもあるが、[[手札]]に[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等があればそれも[[無効]]になる可能性がある。~

 実際に進んで採用を検討できるのは、[[《ヴェルズ・カストル》]]や[[《ヴェルズ・マンドラゴ》]]を扱える[[【ヴェルズ】]]や3体素材を出す事に意義のある[[【光天使】]]のようなごく一部の[[デッキ]]になる。~
 対[[《神竜騎士フェルグラント》]]などを想定する場合、[[《カゲトカゲ》]]や[[《二重召喚》]]等は[[フィールド]]の[[カード]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を回避できるため、それらを扱える[[【ガジェット】]]や[[【アライブHERO】>【E・HEROビート】#x3e4b03c]]といった[[デッキ]]でも利用は可能である。~
 しかし、[[《神竜騎士フェルグラント》]]の対策ならば、他にも[[罠カード]]なども存在するため、[[エクストラデッキ]]を圧迫して投入したいかは微妙なところである。

 [[《デモンズ・チェーン》]]などには引っかかってしまうが、[[《エクシーズ・リモーラ》]]を扱う[[デッキ]]では[[エクシーズ召喚]]の負担を大きく軽減できる。~
 [[1ターンキル]]性は落ちるが、次点の[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]では[[相打ち]]になってしまうものも存在するので、[[エクストラデッキ]]の選択肢としてはある程度有効である。~
 また、[[《ダブルフィン・シャーク》]]や[[《セイバー・シャーク》]]の[[効果]]を使用した[[ターン]]では、[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]は[[相手]]の[[フィールド]]に[[水属性]]が存在しない場合は[[バニラ]]同然となるためこちらに軍配が上がる。~
 また、[[《ダブルフィン・シャーク》]]や[[《セイバー・シャーク》]]の[[効果]]を使用した[[ターン]]では、[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]は[[相手]]の[[フィールド]]に[[水属性]]が存在しない場合は[[バニラ]]同然となるためこちらが良い。~

-[[爬虫類族]]では初となる[[エクシーズモンスター]]。~
//しかし、純粋な[[【爬虫類族】]]でこの[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]するのは難しい。~
//ほとんどの場合、同じ[[爬虫類族]]で[[アドバンテージ]]が取れる[[《キングレムリン》]]を出した方が有用である。~
しかし、純粋な[[【爬虫類族】]]でこの[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]するのは難しい。~
ほとんどの場合、同じ[[爬虫類族]]で[[アドバンテージ]]が取れる[[《キングレムリン》]]を出した方が有用である。~

-[[レベル]]([[ランク]])以外は[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]と共通している。~
しかし、[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]の暴走していた禍々しさがなくなっている。~

--同時に収録された[[《好敵手の記憶》]]、「覚醒の勇士」という称号からすると、[[強化改造>《レベル変換実験室》]]された際に[[失った>《ギガ・ガガギゴ》]]正義の心を取り戻した姿なのだろうか。~

-「勇士」とは勇気のある者、つまり英雄や勇者の事をいい、英語では「[[HERO]]」という。~
[[英語名]]の「The risen」は「帰ってきた」「蘇った」などの意味を持つ。~
[[長年の>《ギガ・ガガギゴ》]][[暴走>《ゴギガ・ガガギゴ》]]から[[本来の心>《ガガギゴ》]]を取り戻した、という事なのかもしれない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬&アンナvs羽原飛夫&海美」戦において飛夫と海美が使用した[[罠カード]]《エクシーズ・コート》の[[イラスト]]に描かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#c1b2bc18]
-[[ガガギゴ>シリーズカード#Gagagigo]]

―《覚醒の勇士 ガガギゴ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《オーバーレイ・キャプチャー》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#la76a7f7]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#la76a7f7]
-[[【ヴェルズ】]]

**収録パック等 [#rcee1952]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP050 &size(10){[[Rare]]};
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