*《&ruby(いわな){岩投};げエリア/Catapult Zone》 [#pe05619d]
 フィールド魔法
 1ターンに1度、自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊される場合、
 代わりに自分のデッキから岩石族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[1ターンに1度]]、[[自分]]の[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]される代わりに[[岩石族]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。
 [[1ターンに1度]]、[[自分]]の[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]される代わりに[[岩石族]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~

 高い[[墓地リソース]]利用能力を持ちながら[[墓地を肥やす]]能力に乏しかった[[【岩石族】]]において、強力な[[サポートカード]]となる。~
 [[《岩投げアタック》]]と同じく、[[《ゴゴゴジャイアント》]]や[[《ブロック・ゴーレム》]]の[[墓地]][[蘇生]]のサポートや[[《メガロック・ドラゴン》]]などの[[除外]]用[[モンスター]]確保に使える。~
 こちらは[[効果]]で[[墓地に送る>墓地へ送る]]ため[[《ジェムナイト・ラズリー》]]も適用でき、[[フィールド魔法]]なので維持できればあちら以上に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]やすい。~
 [[相手]]の[[攻撃]]だけでなく[[自爆特攻]]でも[[効果]]を使えるので、[[ライフ>ライフポイント]]さえ気にしなければ能動的に[[墓地に送る>墓地へ送る]]事も難しくない。~

 ただし、一般的な[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の[[カード]]と比較すると[[発動]]条件が限定されている点が引っ掛かる。~
 [[発動]]タイミングの都合上、確実に[[バトルフェイズ]]を挟むので[[墓地]]に落とした[[カード]]を利用して展開を行うのは[[自爆特攻]]であっても多少手間がかかる。~
 また、この[[カード]]がある状況で[[相手]]が無闇に[[攻撃]]するとは言い難く、専用[[フィールド魔法]]を使用する[[デッキ]]も多く存在するため、役目を果たせぬまま張り替えられる事も少なくない。~
 [[フィールド魔法]]の性質上2枚以上の併用もできない。~
 [[《テラ・フォーミング》]]による[[サーチ]]こそ容易だが、[[除去]]されない限り2枚目以降が[[手札]]に来てしまうと完全に[[腐る]]。~
 純粋な[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]としては速効性・安定性ともに高いとは言えないだろう。~

 使用するならば、毎[[ターン]][[戦闘破壊]]から守れる[[メリット]]に着目したい。~
 低[[ステータス]]故に[[戦闘破壊]]されやすい[[《干ばつの結界像》]]や[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]、自身の[[バウンス]]で[[通常召喚]]分の展開を処理できる[[《番兵ゴーレム》]]などを延命させれば大きく時間を稼げる。~
 また、各種[[無効]][[効果]]を内蔵する[[岩石族]][[コアキメイル]]に使えば、高めの[[攻撃力]]も相まって[[相手]]としては厄介な事この上ないだろう。~
 これらは[[モンスター]]の複数展開を抑止しやすいため、[[シナジー]]も高い。~
 その他にも[[《伝説の柔術家》]]や[[《ゴロゴル》]]、[[《ダミー・ゴーレム》]]などとの相性も良い。~
 [[《カオスポッド》]]ならば2体目以降の[[攻撃]]参加を実質的に封じるため、影響下では[[ディスアドバンテージ]]なしに、その[[除去]]性能を発揮できる。~

 能動的に攻め込むための補助とするよりは、[[相手]]を牽制しつつ、[[フィニッシャー]]で反撃に備えるという流れに適した[[カード]]だと言えよう。~
 ただし上述の通り、[[魔法・罠除去]]への危険性があるので依存は危険である。~
 [[カード・アドバンテージ]]の回収が行いやすい[[《リバイバルゴーレム》]]と併用する、あるいは[[《テラ・フォーミング》]]や2枚目以降が不要になる事から[[《封魔の呪印》]]や[[《アヌビスの裁き》]]で[[カウンター]]するという手もある。~

 なお[[戦闘破壊]]から守る[[モンスター]]の[[種族]]は''[[岩石族]]でなくてもよい''。~
 そのため[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]となる[[悪魔族]]や、[[岩石族]]以外の[[エクシーズモンスター]]も気兼ねなく利用できる。~
 [[《スノーマンイーター》]]などを守りつつ[[《先史遺産コロッサル・ヘッド》]]を[[墓地に送り>墓地へ送る]]、[[リバース効果モンスター]]の再利用に繋げるといったプレイングも可能。~
 [[《アマゾネスの賢者》]]や[[《ブルブレーダー》]]で[[自爆特攻]]できれば[[アドバンテージ]]を生み出しやすく、後者は[[戦闘ダメージ]]も帳消しにできる。~

 このように、[[岩石族]]がある程度確保できる[[デッキ]]ならば[[【岩石族】]]に限らず利用可能。~
 [[【ナチュル】]]では[[《ナチュル・バンブーシュート》]]や[[《ナチュル・アントジョー》]]の維持が有効で、[[岩石族]][[ナチュル]]を切らしても[[《ナチュル・マロン》]]で補充できる。~
 [[ナチュル]]の[[効果]]でこの[[カード]]自体も守りやすい。~

 [[【剣闘獣】]]では[[戦闘破壊]]を免れることが大きな意味を持ち、同時に[[《剣闘獣ホプロムス》]]を[[墓地へ送る]]手段になる。~
 [[《剣闘獣ダリウス》]]による[[エクシーズ召喚]]が狙いやすくなるほか、[[蘇生]]・[[サルベージ]]や[[《剣闘獣の底力》]]によって[[デッキ]]に[[《剣闘獣ホプロムス》]]を戻せるため、[[戦闘破壊]][[耐性]]の維持が容易である。~
 [[《禁じられた聖槍》]]で[[除去]]から守った場合や、[[自分]]の[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]で[[魔法カード]]を指定している場合でも問題なく利用できる。~
 また同[[デッキ]]では[[《カオスポッド》]]との[[シナジー]]も見込める。~
 この[[カード]]自身の弱点である、対[[守備表示]]や[[直接攻撃]]時でも[[剣闘獣]]は[[効果]]を[[発動]]して[[アドバンテージ]]を稼げるため、補完性に長けた組合せと言える。~
 しかしこの[[カード]]や[[剣闘獣]]自身に対する[[除去]]には完全に無防備であり、[[デッキ]]としての課題は多い。

-[[六武衆]]の身代わり[[効果]]とは異なり、[[ダメージ計算]]時に[[デッキ]]から[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[効果]]を[[適用]]する。~
発売当初は異なる裁定が出ていたため、注意が必要。~

-大規模な[[投石機>《岩投げアタック》]]の陣を張り、[[王宮]]へ攻撃を行う民衆たち。~
[[王宮]]にほど近い丘の上から攻撃を行なっているらしく、こうなると王様自慢の[[王宮の鉄壁>《王宮の鉄壁》]]も役に立たないだろう。~
[[陥落の時>《王宮の陥落》]]は近い。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#q4c490f9]
-[[《岩投げアタック》]]

-[[《投石部隊》]]

―[[イラスト]]関連
-[[王宮]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#k128a8d8]
-[[【岩石族】]]

**収録パック等 [#hbff4148]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP064

**FAQ [#l41d31cc]
Q:[[相手]]もこの[[カードの効果]]を使えますか?~
A:いいえ、使えません。(12/04/14)

Q:この[[カードの効果]]を[[適用]]する際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(12/04/18)

Q:この[[カードの効果]]を[[適用]]するタイミングはいつになりますか?~
A:[[ダメージ計算]]時に[[モンスター]]の[[戦闘破壊]]が決まった際に[[適用]]します。(12/05/30)~
//A:[[ダメージステップ]]終了時に[[適用]]します。(12/05/02)

//↓ダメージ計算時適用に変わったため問題にならない。
//Q:この[[カードの効果]]の[[適用]]を決め、[[墓地へ送る]][[モンスター]]を選択するタイミングはいつですか?~
//A:[[ダメージステップ]]終了時に決める事ができます。(12/05/10)~

Q:[[《マクロコスモス》]]が存在する時でもこの[[カードの効果]]は[[適用]]できますか?~
A:はい、その場合[[岩石族]][[モンスター]]は[[墓地]]へ送られず[[除外]]されますが、[[モンスター]]は[[戦闘]]で[[破壊]]されず[[フィールド]]上に残ります。(12/04/20)

Q:[[裏側守備表示]]の[[《ペンギン・ソルジャー》]]が[[戦闘破壊]]される場合、この[[カードの効果]]を[[適用]]し、[[リバース効果]]で[[手札]]に[[戻す]][[対象]]として[[戦闘破壊]]される[[《ペンギン・ソルジャー》]]を選択できますか?~
A:この[[カードの効果]]が[[適用]]された[[《ペンギン・ソルジャー》]]は[[戦闘破壊]]された扱いになりません。~
  したがって、[[《ペンギン・ソルジャー》]]自身を[[手札]]に[[戻す]][[対象]]として選択できます。(12/05/30)~
//A:その場合でも[[戦闘によって破壊された>戦闘破壊]][[《ペンギン・ソルジャー》]]を[[対象]]に選択する事はできません。~
//[[戦闘破壊]]された[[《ペンギン・ソルジャー》]]が[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]タイミングでこの[[カードの効果]]で[[フィールド]]上に残す事はできます。(12/05/10)~

Q:[[《禁じられた聖槍》]]が[[適用]]された[[モンスター]]に《岩投げエリア》の[[効果]]を[[適用]]する事はできますか?~
A:この[[カードの効果]]は[[モンスター]]が受ける[[効果]]ではありません。~
  [[《禁じられた聖槍》]]の[[効果]]が[[適用]]されている場合でも、この[[カード]]の[[効果]]を[[適用]]する事ができます。(12/05/30)~
//A:[[調整中]]。(12/05/10)~

Q:[[相手]]の[[《イビリチュア・メロウガイスト》]]が[[自分]]の[[《ワイト》]]に[[攻撃]]し、[[ライフポイント]]に[[ダメージ]]を与えたタイミングに[[効果]]を[[発動]]しました。~
  この時、[[ダメージ計算]]時にこの[[カードの効果]]を[[適用]]した場合、[[《ワイト》]]は[[フィールド]]に残りますか?[[デッキ]]に戻りますか?~
//A:調整中(12/05/06)
A:その場合、この[[カード]]の[[効果]]が適用されたことによって[[《ワイト》]]は[[戦闘]]で[[破壊]]されなくなるため、[[《イビリチュア・メロウガイスト》]]は[[効果]]を[[発動]]することができず、[[《ワイト》]]は[[フィールド]]に残ります。(12/06/16)

Q:[[相手]]の[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]が[[自分]]の[[《ワイト》]]に[[攻撃]]し、この[[カードの効果]]を[[適用]]した場合、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]は[[続けて攻撃>連続攻撃]]することができますか?~
//A:[[ダメージステップ]]終了時に[[《ワイト》]]が[[フィールド]]に残った場合でも、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]の[[効果]]は既に[[ダメージ計算]]後に[[発動]]し[[適用]]されているため、もう1度だけ[[続けて攻撃>連続攻撃]]することができます。(12/05/06)
A:いいえ、[[攻撃]]できません。(13/11/18)

Q:この[[カードの効果]]で[[リバース効果]]を[[発動]]した[[《カオスポッド》]]の[[戦闘破壊]]を回避した場合、どのように処理を行いますか?~
A:[[《岩投げエリア》]]の[[効果]]を処理するタイミングは、[[ダメージ計算]]によって[[モンスター]]の[[戦闘]]による[[破壊]]が決まった時となります。~
また、[[《岩投げエリア》]]の[[効果]]が[[適用]]された[[《カオスポッド》]]は、
A:《岩投げエリア》の[[効果]]を処理するタイミングは、[[ダメージ計算]]によって[[モンスター]]の[[戦闘]]による[[破壊]]が決まった時となります。~
また、《岩投げエリア》の[[効果]]が[[適用]]された[[《カオスポッド》]]は、
[[戦闘]]によって[[破壊]]された扱いではありません。~
したがって、[[《カオスポッド》]]の[[効果]]処理時に、[[効果]]を[[発動]]した[[《カオスポッド》]]自身も[[デッキ]]へ戻り、それぞれの[[デッキ]]に加えた数と同じ数の[[モンスター]]が出るまで[[デッキ]]をめくり、その中から[[レベル]]4以下の[[モンスター]]を全て[[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]します。(12/05/23)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。