*《&ruby(きさく){奇策};/Nitwit Outwit》 [#oe25b36e]
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 通常罠
 手札からモンスター1体を捨て、
 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターの攻撃力は、捨てたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
 (1):手札からモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力は、この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分ダウンする。 

 [[GALACTIC OVERLORD]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[手札]]から捨てた[[モンスター]]の[[攻撃力]]の数値分、[[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[効果]]を持つ。~

 [[手札コスト]]とした[[モンスター]]の[[ステータス]]に依存した[[弱体化]]を行うため、[[リクルーター]]クラスの[[モンスター]]でもそれなりに高い数値になるが、それならば[[《収縮》]]で事足りる。~
 更に言えば[[攻撃力]]1500を上回る[[モンスター]]を[[コスト]]にしなければ、数値の上では[[《ライジング・エナジー》]]に劣る。~
 逆にこちらは[[相手]]からの[[直接攻撃]]にも対応する点、[[弱体化]]が永続である点で勝ってはいるのだが、[[シンクロ素材]]等に利用されてしまう危険もあるため扱いやすいとは言えない。~
 この[[カード]]と[[手札コスト]]の2枚を消費したリターンが[[弱体化]]だけでは割にあわない。~
 普通の[[デッキ]]であれば、同じ[[手札コスト]]を要するにしても[[《サンダー・ブレイク》]]や[[《因果切断》]]などで[[対象]][[モンスター]]を直接[[除去]]した方が良い。~
 また、[[手札コスト]]が[[モンスター]]に限定されている点、その[[攻撃力]]の数値が[[弱体化]]値を左右する点も使いにくさに拍車をかける。~
 高[[攻撃力]]中心の[[デッキ]]であれば[[《収縮》]]で十分であり、[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]などの低[[攻撃力]][[モンスター]]で[[戦闘破壊]]を行う必要のある[[デッキ]]の場合は[[弱体化]]の数値が低い。~

 [[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を[[捨てれば>捨てる]][[効果]]もより大きくなるので、[[《神獣王バルバロス》]]等を組み込めばほとんどの[[モンスター]]を無力化できる。~
 しかし高[[攻撃力]]の[[モンスター]]を多く用いるならば、それによって[[戦闘破壊]]を行ったほうが[[ディスアドバンテージ]]が少ない。~
 対抗できない程の[[攻撃力]]となると、2枚以上を消費して展開される事が多く、これに対しては[[除去]]を狙ったほうが安定する。~
 「捨て[[蘇生]]」等を狙うにしても、[[汎用性]]で大きな開きのある[[《サンダー・ブレイク》]]・[[《因果切断》]]・[[《鳳翼の爆風》]]などを差し置いてまで採用するのは難しいだろう。~
 [[《悪夢再び》]]対応の[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]、[[墓地]]に落ちても[[デメリット]]のない[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]や[[《古代の機械巨竜》]]等を[[コスト]]にすれば、無駄なく大きな[[弱体化]]値を稼ぐ事ができる。~
 ただ、[[強化]]と異なり[[弱体化]]は相手の[[攻撃力]]が0になればそこで撃ち止めであり、そこまで下げる意味があるかは疑問符がつく。~

 [[攻撃力]]が高く、[[《悪夢再び》]]で[[手札]]に戻しやすいが、[[特殊召喚]]しにくい[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]とは相性が良い。~
 [[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]や[[《古代の機械巨竜》]]のような、[[墓地]]に落ちる[[デメリット]]のない[[特殊召喚]]手段を有する大型[[モンスター]]の活用手段にもなる。
-[[自分]]の[[モンスター]]も[[弱体化]]させることができる。~
[[《あまのじゃくの呪い》]]と併用して[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]等を[[コスト]]に捨てれば、爆発的な[[単体強化]]になるのだが、その用途なら[[《共闘》]]の方が使いやすい。~

 一応[[自分]]の[[モンスター]]も選択することができる為、[[《あまのじゃくの呪い》]]を併用することで[[単体強化]]として使用できる。~
 [[墓地]]からも[[特殊召喚]]可能な[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]ならば、[[攻撃力]]を5000ポイントアップすることができる。~
 [[事故]]率は高くなるが[[強化]]値が桁違いなので、[[直接攻撃]][[モンスター]]を主力とする[[デッキ]]になら採用してみても面白いかもしれない。~
-[[イラスト]]では[[《大将軍 紫炎》]]の軍が、崖の上の[[おジャマ]]達から岩を落とされている。~
ちなみに[[《大将軍 紫炎》]]は[[《漆黒の名馬》]]に跨っているが、OCGでは再現できない。~
ちなみに[[《大将軍 紫炎》]]は[[《漆黒の名馬》]]に乗っているが、[[OCG]]では再現できない。~

-[[英語名]]の「Nitwit」は「馬鹿者」、「Outwit」は「出し抜く、裏をかく」といった意味である。
-[[英語名]]の「Nitwit」は「馬鹿者」、「Outwit」は「裏をかく」という意味である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬vsジン」戦、「遊馬vsチャーリー」戦において遊馬が使用。~
それぞれ[[《ドドドウォリアー》]]・[[《ズババナイト》]]を[[墓地]]へ送り[[戦闘ダメージ]]を減らした。~
それぞれ[[《ドドドウォリアー》]]・[[《ズババナイト》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[戦闘ダメージ]]を軽減させた。~

--アニメでは以下の通り、[[《和睦の使者》]]の完全[[下位互換]]だった。
 相手モンスターの直接攻撃宣言時、
 手札からモンスター1体を墓地へ送って発動する。
 この戦闘によって発生する戦闘ダメージは、
 墓地へ送ったモンスターの攻撃力分ダウンする。
--アニメでは、[[相手]][[モンスター]]の[[直接攻撃]]時にのみ[[発動]]できる[[カード]]であり、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を減らす[[効果]]ではなく、[[プレイヤー]]が受ける[[戦闘ダメージ]]を減らす[[効果]]だった。~
[[《和睦の使者》]]の[[下位互換]]だったが、[[OCG]]化の際に強化された。

//--決闘庵の教えでは、[[自分]]の[[モンスター]]を[[墓地]]に送ってはならないらしい。~
//闇川の《スパイアタック》使用時、闇川の行為を散々否定していた遊馬だが、この[[カード]]で同じ事をした上、その後も[[モンスター]]を[[リリース]]するなど教えに反した事を行っている。~
//「モンスターを墓地に送る事」が悪いんじゃなくて、「モンスターに愛情を持たず使い捨てる事」が悪い、って描かれてるんでこれは的外れ。
//詭弁。どんなことがあっても墓地に送らないと言った以上、自分の言動に責任を持たないなら説教するべきでない。~
//ここは《奇策》のカードのページです。この記述は脱線ぎみでは?
//どう考えても記述したがってる方がアニメをよく見てないだけなんだが……。
--劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』ではよく似た[[効果]]を持つ[[通常罠]]《戦士の献身》が登場している。~
こちらは[[直接攻撃]]時に[[手札]]から[[戦士族]]を[[墓地]]に送り[[攻撃力]]を下げる[[効果]]だった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#s5ae0065]
**関連カード [#card]
-[[《受け継がれる力》]]

-[[《アサルト・スピリッツ》]]

-[[《共闘》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《おジャマ・イエロー》]]
-[[《おジャマ・ブラック》]]
-[[《おジャマ・ブルー》]]
-[[《おジャマ・レッド》]]
-[[《大将軍 紫炎》]]
-[[《六武衆−イロウ》]]
-[[《六武衆の侍従》]]
-[[《六武衆の露払い》]]
-[[《紫炎の足軽》]]
-[[《漆黒の名馬》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#s41710fc]
**収録パック等 [#pack]
-[[GALACTIC OVERLORD]] GAOV-JP066
-[[エントリーパック]] EN01-JP017

**FAQ [#f85b0e63]
Q:[[コスト]]で[[攻撃力]]0や?の[[モンスター]]を捨てる事ができますか?~
**FAQ [#faq]
Q:[[コスト]]で[[攻撃力]]0や?の[[モンスター]]を[[捨てる]]事ができますか?~
A:いいえ、できません。(12/02/24)

//Q:[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を選択して[[発動]]できますか?~
//A:いいえ、できません。(12/11/01)
Q:[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を選択して[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(12/11/01)
A:はい、できます。(17/08/18)

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//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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