奇跡の軌跡(ミラクルルーカス)/Miracle Locus》

通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、
1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃する事ができる。
そのモンスターが戦闘を行う場合、
相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。

 ※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。

 RAGING BATTLEで登場した通常罠
 攻撃力上昇効果2回攻撃が可能になる効果はなかなかに優秀。
 2体のモンスター戦闘破壊したならば、その後の攻撃はまずダイレクトアタックとなるだろう。

 しかし、効果に対するデメリットが大きい。
 戦闘ダメージを与えられないため、役割としてはモンスター除去に近い。
 効果を受けたモンスターが2体のモンスター戦闘破壊しなければ1:1交換にはならない。
 そのモンスターが2度戦闘破壊を行う前に除去されてしまっては相手アドバンテージを与えることになる。

 戦闘を行うことで効果発動するモンスターを選択するなどして、少しでもデメリットを軽減したい。
 《ビクトリー・バイパー XX03》《ブルーサンダーT45》をメインアタッカーとする【超時空戦闘機】等でメイン採用の価値があるかもしれない。
 《大神官デ・ザード》との相性も良く、1ターンで2体のモンスター戦闘破壊することで《不死王リッチー》を素早く特殊召喚できる。

 無効化するのは戦闘ダメージだけであり、戦闘トリガー発動する効果ダメージならば問題なく通る。
 《地縛神 Ccapac Apu》なら相手の場に上級モンスターが並んでも《死皇帝の陵墓》召喚することで一気に逆転できるかもしれない。
 《ライトニング・ウォリアー》なら攻撃力を上げつつダメージ量も増やせるため相性が良い。
 また《墓守の従者》を対象に発動すれば相手効果ダメージを与えられる。
 ただし、貫通ダメージ戦闘ダメージとして扱うため無効にされてしまうことには注意。
 【シザースバンカー】においてもこの点を活かした活躍が期待できる。

 逆にデメリットを利用した運用もできなくはない。
 例えば相手ドローするたびに攻撃力を上げる《サイレント・マジシャン LV4》に使えば、実質攻撃力1500アップの罠カードとして扱える。
 他にも自分フィールド上に表側攻撃表示モンスターが存在してる時に相手《インフェルニティガン》《インフェルニティ・デーモン》等の効果不発にすることもできる。
 ただし、インフェルニティの中には効果解決時手札が0枚でない場合でも適用されるものあるので注意が必要。
 もっともこれらの目的のためだけならより有用なカードが他にあるので、2回攻撃効果の方が生かせないのならば無理に採用する必要はない。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:相手ターンでもこのカードを発動できますか?
A:できます。(10/03/02)

Q:ダメージステップ時にこのカード発動できますか?
A:できます。(10/02/07)

Q:自分または相手メインフェイズ2やエンドフェイズ時にこのカード発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/03/02)

Q:《便乗》発動条件を満たせますか?
A:はい、満たせます。(13/02/11)


Tag: 《奇跡の軌跡》 通常罠