永続罠 ゲームから除外されている自分の天使族モンスター1体を選択し、 自分フィールド上に特殊召喚する。 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
ENEMY OF JUSTICEで登場した永続罠。
除外された天使族モンスターを帰還させる効果を持つ。
除外されているモンスターをノーコストで帰還できるので、非常に強力なカードであると言える。
このカードが破壊されてもモンスターが再度除外されない点も優秀である。
天使族最上級モンスターには、《The splendid VENUS》や《光神機−轟龍》等の召喚制限のない強力なカードが存在するため、これらを帰還させれば大きなアドバンテージを得ることができる。
相手の特殊召喚効果にチェーンして《大天使クリスティア》を帰還するという手もありだろう。
モンスターを除外する方法といえば、まず《マクロコスモス》等の汎用除外カードが思いつくが、他にも天使族を除外する方法は豊富である。
魔法カードであれば《天空の宝札》《天空の泉》《封印の黄金櫃》など。
モンスターであれば《奇跡の代行者 ジュピター》《マスター・ヒュペリオン》《神聖なる魂》《次元合成師》などが挙げられる。
《封印の黄金櫃》で除外したカードをわざわざこのカードで帰還させる行為は一見無意味に思えるが、サーチ困難な《大天使クリスティア》を即座に場に出して相手の特殊召喚を制限する重要なテクニックである。
その他変わったところでは、闇属性である「堕天使」達は《闇の誘惑》やダークモンスターで除外し、このカードによる特殊召喚に繋げることができる。
《フュージョン・ゲート》や《ミラクル・フュージョン》は、《E・HERO The シャイニング》を融合召喚しつつ光属性の天使族を除外することができる。
《亜空間物質転送装置》で除外したカードを即座に帰還させれば実質2回攻撃という荒業もできる。
テキストを見れば分かる事だが、帰還したモンスターはこのカードの効果では再度除外されず、破壊されて墓地に行くので、そこから《アテナ》の効果で蘇生させるのもいいだろう。
蘇生が出来ない《堕天使アスモディウス》も、このカードでならば帰還させる事が可能な上に、このカードの効果で破壊されれば、再びトークンを特殊召喚出来る。
アルカナフォースの強力なサポートカードにもなる。
特に《アルカナフォース0−THE FOOL》をいきなり表側守備表示で特殊召喚しつつ、コイントスが表なら完全帰還、裏なら強力な耐性を手に入れられる。
―イラスト関連