機関連結(きかんれんけつ)/Train Connection》

装備魔法
自分の墓地のレベル10以上の機械族モンスター2体を除外して発動した場合のみ、
機械族・地属性モンスターに装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の倍になり、
装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
装備モンスター以外の自分フィールドのモンスターは攻撃できない。

 コレクターズパック−伝説の決闘者編−で登場する装備魔法

 装備モンスターには地属性機械族と2つの縛りがあり、さらに墓地レベル10以上の機械族除外しなければ発動すらできない。
 特にレベル10以上の機械族と言うのは種類が少なく、扱いにくいモンスターも多いので、非常に厳しい発動条件となる。
 また、それらのモンスターフィニッシャーであったりエクシーズ素材であったりして、このカードを使いたい時に墓地ではなくフィールドにいる事も多い。
 そのような重い発動条件に加え、装備対象となるモンスターまで必要なので、事故要因となりやすく非常に使い難い。

 一応、発動出来れば莫大な戦闘ダメージを稼ぐ事が出来る。
 発動条件モンスターとしては、《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》が比較的汎用性が高いか。
 《マシンナーズ・フォース》を採用でき、墓地に送りやすい【マシンナーズ】でも考慮できる。
 装備対象候補としては、それらのモンスターを用いる事が出来るランク10のエクシーズモンスターである、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》が筆頭だろう。
 相手のフィールドががら空きであれば、バーン直接攻撃で合計8000ダメージとなる。
 《リミッター解除》でも近い事が出来るが、あちらは制限カードであり、こちらは《アームズ・ホール》サーチ出来るメリットもある。
 レベル10と共存させるメリットは薄いが、特殊召喚が容易で魔法・罠カード攻撃を妨害されない《古代の機械巨竜》も悪くない。

 ただし、アドバンテージを失いやすい装備魔法であり、攻撃を通せなければ意味がない。
 また、基本的にはライフ・アドバンテージしか得る事ができない。
 攻撃力を上げるだけなら《団結の力》などのほうが汎用性も高いので、もし使用するなら、貫通効果も生かしつつ、このカードで相手を倒しきるつもりで使う必要があるだろう。

関連カード

レベル10以上の機械族

(※は地属性

収録パック等