効果モンスター 星9/炎属性/機械族/攻2750/守2750 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):EXモンスターゾーンにモンスターが存在する場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):EXモンスターゾーンの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。 (3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。 このカードに装備された自分のモンスターカード1枚を選んで特殊召喚する。
IGNITION ASSAULTで登場した炎属性・機械族の最上級モンスター。
特定条件下で手札から特殊召喚できる起動効果、エクストラモンスターゾーンのモンスターを自身に装備できる起動効果、戦闘破壊時に装備カードを特殊召喚できる誘発効果を持つ。
(1)は、自己特殊召喚。
エクストラモンスターゾーンをお互いに使わないことは稀なので、容易に特殊召喚が可能。
(2)は、モンスターの装備カード化。
相手モンスターを装備してエクシーズ召喚やリンク召喚などの素材にすれば、単体除去として機能する。
(1)のために展開した低リンクが攻撃の的になるのを防いだりエクストラモンスターゾーンを空けるために、自分モンスターを装備カードにする事も検討できる。
(3)は、戦闘破壊時における装備カードの特殊召喚。
最上級モンスターの中では並程度の攻撃力だが、それでも戦闘破壊できる機会はそれなりにあるだろう。
特殊召喚したモンスターで追撃しつつ、メインフェイズ2で共にリンク素材などにしてもよい。
(2)で自分モンスターを装備すれば間接的にメインモンスターゾーンへの移動のサポートにもなる。
効果はいずれも単体で完結した上で汎用性が高く、汎用カードとして多くのデッキに投入が可能。
《簡易融合》と《サウザンド・アイズ・サクリファイス》のコンボは、相手のモンスターを除去しつつ、このカードの特殊召喚効果の発動条件を満たせるため相性が良い。
エクストラモンスターゾーンにモンスターを出さないデッキは少なく、後攻の返し札としても有用。
(2)で除去した上で、自身並びに(3)で特殊召喚したモンスターでの連続戦闘破壊に成功すれば、3体のモンスターの除去と1体のコントロール奪取により大幅にボード・アドバンテージを回復できる。
特に【レベル9】系統のデッキでは、除去・各種素材・《星遺物の胎導》の起点と幅広い活躍が見込める。
また、同レベルの《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》や《ワルキューレ・シグルーン》は(2)で装備したカードを利用して特殊召喚できる。
エクストラモンスターゾーンの相手モンスターを除去できるモンスターとしては《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》も存在する。
こちらは単体での性能が高く、相手がエクストラモンスターゾーンを使わない場合にも腐りにくい。
また墓地へ送らないため再利用されにくく、戦闘破壊を行えば特殊召喚が行える点で優れる。
一方、あちらは《サイバー・ドラゴン》の特殊召喚を含め除去までに効果の発動を含まないので妨害を受けにくい。
対象耐性を持つモンスターも除去できる点や融合素材として墓地へ送るため除去としての確実性が高い点で優れる。
Q:《機巧蹄−天迦久御雷》の(3)の効果の「このカードに装備された自分のモンスターカード」とは具体的に何を指しますか?
A:自分の《機巧蹄−天迦久御雷》に装備カード扱いとして装備され、自分の魔法&罠ゾーンに存在するモンスターカードです。
(2)の効果で装備しているモンスター以外でもよく、カードの元々の持ち主は関係ありません。(19/10/14)