遊戯王カードWiki - 《機甲忍法ゴールド・コンバージョン》のバックアップ(No.39)

《機甲忍法(きこうにんぽう)ゴールド・コンバージョン/Armor Ninjitsu Art of Alchemy》 †

通常魔法
自分フィールド上に「忍法」と名のついたカードが存在する場合に発動できる。
自分フィールド上の「忍法」と名のついたカードを全て破壊する。
その後、デッキからカードを２枚ドローする。

　忍法を破壊することでドローができるが、何枚破壊してもドロー枚数は変化しないので、２枚以上破壊するとディスアドバンテージになる。
　もっとも、《忍法超変化の術》などの特殊召喚系の忍法は、特殊召喚したモンスターが先にフィールドを離れた場合は無意味にフィールドに残るため、破壊しても損になることはない。
　ただしそういった永続罠の忍法を利用する場合、永続罠１枚の消費で済み小回りの利く《マジック・プランター》が競合先となる。
　こちらは自身も忍法なのでサーチやセットがしやすく、墓地へ送るのではなく破壊するので《マクロコスモス》などが存在しても発動できる。
　また、《ネフティスの鳳凰神》や《炎王神獣ガルドニクス》を特殊召喚した《忍法変化の術》を破壊してモンスターを道連れにし、スタンバイフェイズの自己再生に繋げるということも可能である。

　永続罠以外の忍法を利用できるのも《マジック・プランター》にない利点で、先攻１ターン目からでも発動できる。
　特に《隠密忍法帖》との相性が良く、あちらの効果でこのカードをセットできるので即座に発動でき、手札コストを考慮しても２：２交換が可能となる。
　《隠れ里－忍法修練の地》も、発動に制限がかかるが《隠密忍法帖》やこのカードをサルベージできる。

このカードの登場時、フィールドに表側表示で残る忍法は永続罠しかなかった。
そのため、永続罠１枚をコストに２枚ドローできる《マジック・プランター》の下位互換と見なされていた。
「サーチができるカードはできないカードより優先する」というのは現在では一般的な採用方針だが、当時はあまり浸透していなかったのも評価が低かった一因である。