効果モンスター 星12/光属性/機械族/攻4000/守4000 このカードは通常召喚できない。 手札から「機皇」と名のついたモンスター3体を 墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。 1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。 また、自分のスタンバイフェイズ時に1度だけ、 このカードの効果で装備したモンスター1体を墓地へ送る事で、 そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
Vジャンプ(2011年2月号) 付属カードで登場した光属性・機械族の特殊召喚モンスター。
機皇モンスター3枚を手札から墓地へ送る召喚条件と、シンクロモンスターを吸収する起動効果、そのシンクロモンスターを墓地へ送ってその攻撃力分のダメージを与える起動効果を持つ。
機皇に属するモンスターの中でも最大の固定ステータスを持ち、吸収効果からの攻撃力上昇も併せてフィニッシャーらしい能力を持つ。
しかし、特殊召喚するには3体もの機皇が必要であり非常に重い。
一応、墓地へ送るカードは機皇「帝」に限定されていないため、機皇兵や同名カードも墓地へ送ることができる。
このカードには一切耐性などはないため、除去されると大幅なディスアドバンテージとなる。
破壊は勿論、バウンスをされただけでも二度目の特殊召喚機会はないと思っていい。
また、機皇帝の場合は全て特殊召喚モンスターである上にサルベージ手段にも乏しく、墓地アドバンテージになりにくいため、安易にこのカードを特殊召喚するのは避けたい。
機皇帝と同様の吸収能力は、シンクロモンスターに限定されると言え破壊を介さないために対応されにくい。
大きな攻撃力上昇が望めるが、元々の攻撃力が高いこのモンスターは最初から戦闘面を苦にする事は少ないだろう。
バーン効果を使おうとする場合、次のターンにならないと発動できないという点が厳しい。
更にバーン効果の発動に成功したとして、今度はバトルフェイズも行えないので、フィニッシャーとして使う以外は普通に攻撃した方が良い場合も多い。
同様の召喚条件をもつモンスターに、コストとなる3体のモンスターに指定がない《モンタージュ・ドラゴン》がおり、比較的簡単にこのカードの攻撃力を上回ることができる。
機械族に拘るにしても、フィールド魔法さえあれば即座に特殊召喚できる《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》もいる。
汎用性ではこれらの方が遥か上なので効果で差別化したいが、モンスターを吸収できなければこのカードもほぼバニラになってしまう。
そもそも吸収目的でも、《機皇帝グランエル∞》を序盤に出せばこのカードとほぼ同じステータスになる上、吸収したモンスターを即座に特殊召喚してモンスター効果を発動することは勿論、バトルフェイズに参加させることで即戦力になる。
専用のギミックを組めばこのカードよりも簡単に特殊召喚できる上、場合によっては攻撃力が上回ることもあるためこのカードの立場がほとんどない。
召喚条件から投入は機皇中心のデッキが妥当だろう。
新たに登場した機皇兵はコストで捨てても蘇生でき、通常召喚も可能なので手札事故を起こしにくい。
特に《機皇兵ワイゼル・アイン》は貫通能力を付与でき、《悪夢再び》で2枚回収できるため使いやすい。
もう一体の最上級機皇である《機皇神龍アステリスク》はそのステータスからサーチ・サルベージ手段が豊富だが、手札事故をさらに起こしやすくなってしまう。
機皇を手札から直接消費できる点、安定したステータスと機皇帝との共通効果を持つ点では《機皇神龍アステリスク》よりも安定感はあるが、採用枚数には注意が必要だろう。
また、機皇帝中心の場合は相性のいい自己破壊ギミックや《光学迷彩アーマー》等の低レベル専用カードとシナジーしない。
むしろそれらを腐らせる可能性があり、事故を引き起こす要因となる。
少なくとも複数枚投入するのは避け、無理が生じるようなら投入自体を控えるというのも手である。
効果モンスター 星12/光属性/機械族/攻4000/守4000 1ターンに1度、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を選択し、 装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。 この時、このカードの攻撃力は装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。 手札の「T(トップ)」「A(アタック)」「G(ガード)」「C(キャリアー)」 と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスター効果を得る。 自分の墓地に存在する「T(トップ)」「A(アタック)」「G(ガード)」 「C(キャリアー)」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、 このカードの破壊を無効にする事ができる。 エンドフェイズ時に、このカードに装備されたシンクロモンスター1体を墓地へ送る事で、 そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。OCG化において、破壊耐性と機皇帝の各パーツが持つ効果を付与させる効果が消滅した。
Q:ダメージを与える効果の効果分類は何になりますか?
A:スタンバイフェイズ時に発動できる起動効果になります。(10/12/18)