*《&ruby(きこうしん){機皇神};マシニクル&ruby(インフィニティ){∞};/Meklord Astro Mekanikle》 [#ka3bcb1a]
 効果モンスター
 星12/光属性/機械族/攻4000/守4000
 このカードは通常召喚できない。
 手札から「機皇」と名のついたモンスター3体を
 墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 また、自分のスタンバイフェイズ時に1度だけ、
 このカードの効果で装備したモンスター1体を墓地へ送る事で、
 そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
 この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。

 [[Vジャンプ(2011年2月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[機皇]][[モンスター]]3枚を[[手札]]から[[墓地へ送る]][[召喚ルール効果]]と、[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]する[[起動効果]]、その[[シンクロモンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]その[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[起動効果]]を持つ。~

 [[機皇]]に属する[[モンスター]]の中でも最大の固定[[ステータス]]を持ち、[[吸収]][[効果]]からの[[攻撃力]]上昇も併せて[[フィニッシャー]]らしい能力を持つ。~
 しかし、[[特殊召喚]]するには3体もの[[機皇]]が必要であり非常に[[重い]]。~
 この[[カード]]には一切[[耐性]]などはないため、[[除去]]されると大幅な[[ディスアドバンテージ]]となる。~
 使う場合は、[[《機皇兵ワイゼル・アイン》]]を複数採用し、[[《悪夢再び》]]で[[サルベージ]]することで[[コスト]]軽減を狙いたい。

 [[吸収]]能力は強力ではあるが[[機皇帝]]と同一のものであり、最初から[[機皇帝]]を使ったほうが[[ディスアドバンテージ]]が少ない。~
 固有能力として[[バーン]][[効果]]を持つが、次の[[ターン]]にならないと[[発動]]できないという点が厳しい。~
 更に[[バーン]][[効果]]の[[発動]]に成功しても、今度は[[バトルフェイズ]]も行えないので、[[フィニッシャー]]として使う以外は普通に[[攻撃]]した方が良い場合も多い。~

 出すだけで多大な[[ディスアドバンテージ]]が発生し、その割に性能は[[機皇帝]]と大差ないので、コストとリターンが明らかに釣り合っていない。~
 アポリアの[[ファンデッキ]]ならともかく、[[【機皇】]]で現実的に勝利を求めるならば採用しないのが無難である。~

-[[バーン]][[効果]]はこの[[カードの効果]]で装備した[[モンスター]]1体を[[墓地へ送る]]必要があるので、[[ユニオン]]や[[《竜操術》]]等の[[効果]]で装備した[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことはできない。

-「機皇''神''」であり、「[[機皇''帝''>機皇帝]]」でも「[[機皇''兵''>機皇兵]]」でもない。~
そのため、それらの[[サポートカード]]には対応しない。~
ただし[[機皇]]ではあるので、そちらの[[サポートカード]]には当然対応する。~
//似た立場の[[カード]]に[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]等が存在する。~

--上記の通り[[機皇]]神なのだが、[[マスターガイド3>書籍付属カード]]では「[[機皇''帝''>機皇帝]]マシニクル∞」と誤植されてしまっている。

-登場当初は[[機皇]]が自身と[[機皇帝]]3種類しか存在せず、その全てが[[特殊召喚モンスター]]かつ[[絶版]]を含むなど、極めて扱いが困難であった。~
後に[[通常召喚]]できる[[機皇兵]]や[[機皇]][[サポート>サポートカード]]が登場し、[[機皇]]を[[積む]]事による[[事故]]率が減少した為、この[[カード]]の扱いやすさは大幅に改善された。~
もっとも、[[ディスアドバンテージ]]になりやすいのは相変わらずである。

-「マシニクル」とはおそらく、「マシン」と「[[クロニクル>《マジック・クロニクル》]]」を合わせた造語だろう。~
直訳すると「機械年代記」となるが、意味合いとしては「機械の集大成」といったところか。~
//クロニクルと合わせる意味がわからないし、他の言葉の可能性もあるのでコメントアウト。
//意訳で考えれば的外れな意味ではない

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsアポリア」戦においてアポリアが使用。~
[[通常罠]]《機皇創世》によって、《ワイズ・コア》・《スカイ・コア》・《グランド・コア》を[[墓地へ送る]]ことで[[特殊召喚]]された。~
《グランエルG3》の[[効果]]をコピーすることで、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の自身を[[除外]]する[[効果]]を[[無効]]にし、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]を[[吸収]]。~
[[エンドフェイズ]]時に自身の[[効果]]で遊星に[[バーン]][[ダメージ]]を与えようとするが、[[《荒野の大竜巻》]]で[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]を[[破壊]]されたため[[不発]]に終わった。~
その後も《ワイゼルA5》や《グランエルT5》の[[効果]]をコピーし、[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]と[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]を[[吸収]]。~
[[吸収]]による10300の[[攻撃力]]と[[バーン]][[効果]]を駆使して遊星を追い詰めたが、最終的に[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]を下げられ、[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]・[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]・[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]の[[総攻撃>攻撃]]により敗北した。~
「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦では[[《カオス・インフィニティ》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から[[特殊召喚]]され、[[《機皇神龍アステリスク》]]の[[攻撃力]]上昇に貢献した。~
[[攻撃]]名は「ザ・キューブ・オブ・ディスペアー」。~

--[[召喚]]の際(《機皇創世》[[発動]])の台詞は「三つの絶望よ、新たなる最強の力を降臨させよ!」

--[[攻撃]]名の「キューブ(Cube)」とは「立方体」「三乗」という意味で、「不動・固執」の象徴でもある。~
[[攻撃]]名を直訳すれば「絶望の立方体」「絶望の三乗」になるが、意味としては「揺るぎない絶望」あたりが適当だろう。~
//この[[カード]]自身の名前とのダブルミーニングにもなっている。~
//また、アポリアの発言にある「三つの絶望」とも合致する。~
//ほぼそのまま流用しているものを「名前とのダブルミーニング」というのはおかしい。というか、「そういう意味が込められている」ということなのにここで下記のカード名を引っ張り出してくるのは「ダブルミーニング」の使い方が間違っているのではないか。
//「アポリアの発言にある〜」は「揺るぎない絶望」を挙げているのに「「三つの絶望」とも合致する」と書くのはおかしいと思う。

--この[[カード]]の綴じ込みには「3体の機皇帝が合体!」と書いてあったが、劇中では上記のとおり「コア」[[モンスター]]を[[コスト]]に[[特殊召喚]]されていて、直接[[機皇帝]]を使用していない。~
また、この[[カード]]の[[イラスト]]には継ぎ目がなく、コアの部分以外には[[機皇帝]]のパーツの面影を感じさせる部分は殆どない。

--なお作中では[[カード名]]が《機皇神マシニクル∞&ruby(キュービック){³};》となっていた。~
「キュービック(Cubic)」とは、「三乗の」や、「三次の」「立方の」といった意味である。~
ちなみに数学においては、数ではない∞を三乗することは普通しない。~

--テレビ東京公式サイトでの「今週の最強カード」では[[テキスト]]が判明しているのだが、ワンポイントレッスンでは[[テキスト]]の記述がなかった。~
なお、アニメ版の[[テキスト]]は以下の通り。
 効果モンスター
 星12/光属性/機械族/攻4000/守4000
 1ターンに1度、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を選択し、 
 装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
 この時、このカードの攻撃力は装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
 手札の「T(トップ)」「A(アタック)」「G(ガード)」「C(キャリアー)」
 と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスター効果を得る。
 自分の墓地に存在する「T(トップ)」「A(アタック)」「G(ガード)」
 「C(キャリアー)」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、
 このカードの破壊を無効にする事ができる。
 エンドフェイズ時に、このカードに装備されたシンクロモンスター1体を墓地へ送る事で、
 そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
OCG化において、[[破壊]]耐性と[[機皇帝]]の各パーツが持つ[[効果]]を付与させる[[効果]]が消滅した。~
更に[[ダメージ]]を与えるタイミングも遅くなり、[[バトルフェイズ]]も行えなくなったため大幅な弱体化となった。~
なお、アニメでは[[《カオス・インフィニティ》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]できた事から、[[テキスト]]の通り[[召喚制限]]は無いようである。~
また、[[バーン]][[効果]]の[[発動]]の為に[[シンクロモンスター]]を[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]のはずだが、上記の通り[[シンクロモンスター]]が[[破壊]]されて[[不発]]になったことから[[効果]]だった可能性もある。

--アニメのOPでは、当初は[[《スターダスト・ドラゴン》]]等のように全身がシルエットになっており、詳細な姿が確認できなかった。~
劇中では第135話のアバンタイトルで初登場したが、OPで姿がはっきりと確認できるようになったのは第136話からである。~
なお、OPでは[[地縛神]]に勝るとも劣らぬ超巨大[[モンスター]]として描かれていた。(劇中では[[機皇帝]]と同等か少し大きい程度のサイズだった)

--劇中では「最強の[[機皇帝]]」と言われていたが、OCG化において[[ステータス]]以外は最強とは言い難いものとなってしまった。~
//似た境遇に[[《地縛神 Wiraqocha Rasca》]]や[[《ラーの翼神竜》]]もいるが、[[召喚条件]]はともかく、効果すら[[機皇帝]]の方が使い勝手がいいレベルまで弱体化させられた点は少々不憫である。~
ちなみにOCG版のこの[[カード]]も、Vジャンプのキャッチコピーで「最強の[[機皇]]」と書かれていた。

--アニメでは上記の通り[[召喚制限]]がない他、専用[[サポートカード]]《機皇創世》が存在している。~
これは《ワイズ・コア》・《スカイ・コア》・《グランド・コア》を[[手札]]から[[墓地へ送る]]ものであり、この[[カード]]の[[召喚条件]]はこの[[効果]]を再現しているのだろう。~

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCE 6では、上記の《機皇創世》が[[オリジナルカード]]として登場している。~
[[墓地]]の《ワイズ・コア》・《スカイ・コア》・《グランド・コア》を[[除外]]することで、この[[カード]]を[[召喚条件]]無視で[[特殊召喚]]することが可能である。~
その後、《機皇創世》を[[装備カード]]としてこの[[カード]]に装備し、[[墓地]]の「ワイゼル」「スキエル」「グランエル」と名の付く[[カード]]を[[除外]]すると[[破壊]][[耐性]]を得られるようになっている。~
これにより、この[[カード]]のアニメ[[効果]]をある程度再現可能になった。~
また、[[《機皇城》]]で[[サーチ]]できるバグがある。

--[[DUEL TERMINAL]]でのアポリアのボイスは、アニメ同様《機皇神マシニクル∞&ruby(キュービック){³};》となっている。~
もちろん、画面上に表示される[[カード名]]は[[OCG]]準拠の《機皇神マシニクル》である。~

**関連カード [#s0b55693]
-[[機皇]]

//-[[《マシンナーズ・カノン》]]
-[[《モンタージュ・ドラゴン》]]

//―《機皇神マシニクル∞》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#cf8c7d64]
-[[Vジャンプ(2011年2月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP055

**FAQ [#u90b1a64]
Q:[[ダメージ]]を与える[[効果]]の効果分類は何になりますか?~
A:[[スタンバイフェイズ]]時に[[発動]]できる[[起動効果]]になります。(10/12/18)

Q:[[ダメージ]][[効果]]で装備[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]扱いですか?~
A:はい、[[コスト]]になります。(10/12/18)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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