*《&ruby(きこうてい){機皇帝};グランエル&ruby(インフィニティ){∞};》 [#ted6b109]
 効果モンスター
 星1/地属性/機械族/攻   0/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
 効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
 このカードの攻撃力・守備力は自分のライフポイントの半分の数値分アップする。
 1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 また、自分のメインフェイズ時に、このカードの効果で装備したモンスター1体を
 自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[Vジャンプ(2010年10月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[自分]]の[[モンスター]]が[[効果]]で[[破壊された]]時に自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]と、[[自分]]の[[ライフ]]の半分だけ[[攻撃力]]・[[守備力]]が上がる[[永続効果]]をもつ。~
 さらに、[[相手]]の[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]し[[攻撃力]]を上げる[[効果]]と、この[[効果]]で装備した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持っている。

 [[機皇帝]]共通の[[召喚条件]]を持っており、[[自分]]の[[モンスター]]が[[効果]]で[[破壊された]]時に[[特殊召喚]]できる。~
 [[レベル]]が1である点も他の[[機皇帝]]と共通しており、相性の良い[[カード]]等は[[《機皇帝ワイゼル∞》]]のページを参照。~

 [[元々の能力値>元々の攻撃力(守備力)]]は[[攻撃力]]・[[守備力]]ともに0であり、[[自分]]の[[ライフポイント]]の半分だけ[[ステータス]]がアップする。~
 [[デュエル]]開始時は[[攻撃力]]・[[守備力]]4000という驚異的な数値だが、[[ライフ]]が5000になると[[《機皇帝ワイゼル∞》]]と同等になる。~
 更にそれよりライフが少ない場合は、戦闘で活躍しにくくなり[[壁]]程度にしかならない。~
 逆に[[ライフ]]が8000を越えればその分だけこの[[カード]]の[[ステータス]]は上がるため、[[【キュアバーン】]]などではより高い水準で戦う事も可能である。~
 自身の[[ライフ]]を[[回復]]しつつ、この[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[トリガー]]にもなる[[《デストラクト・ポーション》]]と合わせて使ってみるのも面白いだろう。~
 [[《女神の加護》]]は[[攻撃力]]を1500ポイント上げる[[コンバットトリック]]として使うこともできる。~
 この[[効果]]はあくまで[[強化]]であり、[[元々のステータス>元々の攻撃力(守備力)]]は一切変化しない為[[《収縮》]]や[[《ミスフォーチュン》]]には強い。~
 [[《進化する人類》]]とも相性がよく、自分の[[ライフポイント]]が少ない場合では[[攻撃力]]を補え、多い場合でも1000ポイントの強化ができる。~

 他の[[機皇帝]]と同じく[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]して[[攻撃力]]を上げる[[効果]]を持つが、この[[カード]]はその[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]も持っている。~
 [[特殊召喚]]時の[[表示形式]]が[[表側守備表示]]に限定されているのが残念だが、擬似的な[[コントロール奪取]]となる[[効果]]であり強力と言える。~
 [[メインフェイズ]]1で[[相手]]の[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]しこの[[カード]]で[[攻撃]]、[[メインフェイズ]]2で[[吸収]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]するのが理想的。~
 [[《最終突撃命令》]]等[[モンスター]]を[[攻撃表示]]にすることができる[[カード]]を使えば、[[メインフェイズ]]1で[[吸収]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]しそのまま[[攻撃]]することができる。~
 また、[[《強制転移》]]や[[《ギブ&テイク》]]などで[[相手]][[フィールド]]上に[[シンクロモンスター]]を出せば、より有効かつ能動的に[[効果]]を使うことができる。

 総合的に見ると、この[[カード]]単体では不安定な部分が多く、使い勝手は他の2体の[[機皇帝]]と比べて決して良いとは言い難い。~
 しかしあちらの2体と違い、他の[[自分]][[モンスター]]の[[攻撃宣言]]の制約が付いていないのは大きな利点である。~
 安定性や防御面に長けた[[《機皇帝ワイゼル∞》]]に対し、こちらは爆発力・一発性の高い[[モンスター]]であると言えるだろう。

-[[元々の攻撃力]]が0や?の[[モンスター]]の宿命として[[《スキルドレイン》]]等に弱い点には注意。~
しかし、[[《機皇城》]]を入れていない[[デッキ]]でも[[《クリッター》]]、[[《バイオファルコン》]]による[[サーチ]]が可能なのは他2種類の[[カード]]には無い利点。

-[[自分]]の現在の[[ライフポイント]]の数値で[[ステータス]]が変化する初の[[モンスター]]。~
なお「[[自分]]と[[相手]]との[[ライフ>ライフポイント]]差」によって数値を決める[[モンスター]]には[[《力の代行者 マーズ》]]などがある。

-[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]と[[シナジー]]する。~
//[[守備力]]が高い[[モンスター]]なので、[[吸収]]から[[特殊召喚]]する事で強固な壁となり、そのまま[[起動効果]]を使用することができる。~
//相手次第
[[ライフ]][[回復]][[効果]]でこの[[カード]]の[[ステータス]]を上げられる上に、[[《機皇城》]]を能動的に[[破壊]]してこの[[カード]]を[[サーチ]]することも可能。~
//アニメでは宿敵とも言える関係なだけに皮肉な話である。

-OCGでの[[イラスト]]は合体後の形態であり、アニメでのこの[[カード]]は胴体部分の球状のパーツである。~
下記のパーツが[[フィールド]]にそろうと、それぞれが合体して[[イラスト]]の形態になった。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sに登場する「イリアステルの三皇帝」の1人、ホセが持つ[[機皇帝]]の1体。~
本体である《機皇帝グランエル∞》と《グランエル&ruby(トップ){T};》(頭部)・《グランエル&ruby(アタック){A};》(左腕)・《グランエル&ruby(ガード){G};》(右腕)・《グランエル&ruby(キャリア){C};》(下半身)の各パーツによって構成されている。~
アニメでは《グランド・コア》という[[モンスター]]が[[効果]][[破壊]]されることで上記の5体が[[デッキ]]から一斉に[[特殊召喚]]される。~
強化パーツは現時点で《グランエルT5》・《グランエルA3》・《グランエルG3》が登場している。~
また、パーツは変形前が魚や貝等、水棲生物をモチーフにしているのが特徴である。~
~
デュエルでは「ジャックvsホセ」戦で初登場。~
《グランド・コア》を[[通常罠]]《ボム・ブラスト》で[[破壊]]することで一斉に展開された。~
さらに[[永続罠]]《無限霊機》を[[魔法カード]]《&ruby(スピードスペル){Sp};−テイク・オーバー》で[[破壊]]して[[ライフポイント]]を8000[[回復]]し、12000ポイントの[[攻撃力]]を得た。~
《グランエルT》の[[効果]]で[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[無効]]にして[[戦闘破壊]]し、[[フィニッシャー]]となった。~
その後《グランエルA》の[[効果]]で[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]を[[吸収]]し、[[攻撃力]]を15500ポイントにまで上昇させた。~
続く「クロウvsホセ」戦においては《グランエルG》の[[効果]]で[[吸収]]した[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]し、[[効果]]対象を変更したことで[[《BF−アーマード・ウィング》]]の[[効果]]をコピーした[[《BF−極光のアウロラ》]]の[[効果]]をかわした。~
さらに《グランエルA》の[[効果]]により、[[貫通]][[ダメージ]]を備えた[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]でクロウの[[ライフ]]を残り100まで追いつめ、[[直接攻撃]]によって[[フィニッシャー]]となった。~
「遊星vsホセ」戦では[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]に[[攻撃]]するものの、《波動の壁−ウェーブ・ウォール》によって[[攻撃]]を防がれ、返しの[[ターン]]で[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]の5回[[連続攻撃]]により[[戦闘破壊]]された。~
「アポリアvsZ-ONE」戦ではアポリアが使用。~
アニメ効果のまま再登場したが、《時械天使》の[[自爆特攻]]を受け、[[効果]]によりパーツ共々[[バウンス]]された。~
[[攻撃]]名は「グランド・スローター・キャノン」。~
//字幕より。~

--アニメでは[[元々の攻撃力]]が[[自分]]の[[ライフポイント]]と同じになるという、OCGやTF5よりも凶悪な[[効果]]だった。~
OCGでは初期[[ライフポイント]]が8000に対しアニメは丁度半分の4000であるため、おそらく無傷の場合の[[攻撃力]]に合わせたのだろう。~
「今週の最強カード」で公表された[[テキスト]]には[[吸収]]できる事が明記されていたが、なぜかこの[[カードの効果]]による[[吸収]]は行われなかった。~

--アニメでは装備した[[シンクロモンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は、この[[カード]]に装備された[[シンクロモンスター]]は《グランエルA》や《グランエルG》の[[効果]]によって[[攻撃]]や[[壁]]に使用できるという風に再現したものとなっている。~
アニメではその他にも、[[戦闘破壊]]した[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]及び[[貫通]]付与・[[攻撃宣言]]時に[[シンクロモンスター]]の[[効果]][[無効]]、[[吸収]][[モンスター]]への1度だけの[[破壊]][[耐性]]をそれぞれのパーツが持ち合わせていた。~
//他の機皇帝に準じて、各パーツの効果は記述しない方向で。あと、ルビは1回目だけ。
//効果について他の機皇帝と同じ順序・記述方法にします。

--ホセが見せた未来の映像で、他の[[機皇帝]]と共に実在の兵器として少年期・青年期のアポリアに砲撃していた。~
また、アンチノミーの回想シーンで彼を撃とうとしていたが、直前でゾーンに倒された。
また、アンチノミーの回想シーンで彼を撃とうとしていたが、直前でZ-ONEに倒された。

--この[[カード]]が記録した[[攻撃力]]15500ポイントはアニメ5D'sにおける最大値である。

--ホセが使用した[[通常罠]]《Aキャノン》の[[イラスト]]では、自身の合体形態の時に《グランエルA》を発射している姿が描かれている。
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Attack_Cannon

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#t253175a]]では、OCG版の代わりにパーツ式の[[オリジナルカード]]として登場している。~
他の[[機皇帝]]と違い、強化パーツは収録されていないが他と同様に展開可能な《グランド・コア》は収録されている。~
ゲーム内においての《機皇帝グランエル∞》と《グランド・コア》の[[効果]]は以下の通りである。
 《機皇帝グランエル∞》 
 効果モンスター
 星1/地属性/機械族/攻   0/守   0
 このカードが「グランド・コア」の効果によって特殊召喚に成功した場合、
 このカードの攻撃力・守備力は自分のライフポイントの半分の数値分アップする。
 このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
 装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 「∞」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
-~
 《グランド・コア》
 効果モンスター
 星1/地属性/機械族/攻   0/守   0
 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
 このカードがカードの効果によって破壊された時、
 自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
 その後、自分のデッキ・手札・墓地から
 「機皇帝グランエル∞」「グランエルT」
 「グランエルA」「グランエルG」「グランエルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。
[[通常召喚]]可能で[[効果]]の対象にすることができず、本体以外のパーツも攻撃可能となっている。~
また、他の[[機皇帝]]と違い、他のパーツによっての能力アップはなくなっている。~
代わりに《グランド・コア》で[[特殊召喚]]した場合、OCG版と同様に[[ライフポイント]]の半分だけ[[ステータス]]が上がる仕様となっている。~
強化パーツはないが、単体のパーツでも「[[連続攻撃]]」「[[戦闘破壊]][[耐性]]」「[[攻撃対象]]変更」「[[モンスター効果]][[無効]]」と優秀なものが揃っている。~
なお、《グランド・コア》の[[イラスト]]がアニメと微妙に異なっている。

-神話・伝承において―~
「[[機皇帝]]」の[[カード]]は天地人を体現しており、この[[モンスター]]は「地」を表していると思われる。~
「天地人」については、[[機皇帝]]のページを参照。~
グランエルと言う名称は、地を意味する「グラウンド(グランド)(Ground)」とヘブライ語で「神・創造主」を意味する「エル」から来ているものと思われる。

**関連カード [#ld9e8c7f]
-[[機皇]]
-[[機皇帝]]

-[[《機皇兵グランエル・アイン》]]

//―《機皇帝グランエル∞》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#s7fbb8c6]
-[[Vジャンプ(2010年10月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP054 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#hd9501d2]
Q:[[自分]]の[[ライフ]]が8000で[[相手]][[ライフ]]を下回ってる時、この[[カード]]に[[《進化する人類》]]を装備しました。この場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:その場合、[[元々の攻撃力]]が2400の状態から[[攻撃力]]が4000ポイントアップします。(10/08/21)

Q:[[自分]]の[[ライフ]]が8000の時、この[[モンスター]]に[[《収縮》]]や[[《巨大化》]]を使われました。この場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:元々の[[攻撃力]]0の半分(または倍)の0になり、その後に自身の[[効果]]で[[攻撃力]]が上昇しますので結果的に[[攻撃力]]は変わりません。(10/08/21)

Q:[[自分]]の[[ライフ]]が8000の時、この[[モンスター]]に[[《BF−疾風のゲイル》]]の[[効果]]を使われました。この場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?また[[ライフ]]が変化した時、[[攻撃力]]もどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]は4000の半分の2000になり、[[ライフ]]が変化しても[[攻撃力]]は2000のままになります。(10/08/21)

Q:装備した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は、1体を選択するのは[[発動]]時で、[[特殊召喚]]されるのは解決時ですか?~
A:[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]で[[発動]]時にその装備された[[モンスター]]1体を選択し、[[効果解決時]]に[[特殊召喚]]されます。(10/08/21)

Q:[[効果解決時]]にこの[[カード]]が存在しない場合、装備した[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されませんか?~
A:はい、されません。(10/08/21)

Q:[[《スターライト・ロード》]]や[[《BF−大旆のヴァーユ》]]等の[[効果]]で[[シンクロ召喚]]以外の方法で[[特殊召喚]]された[[シンクロモンスター]]を装備していますが、これを選択して[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、選択自体できません。(10/08/21)

Q:[[《トライデント・ドラギオン》]]など[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]を装備していますが、これを選択することはできますか?~
A:いいえ、選択自体できません。(10/08/21)

Q:[[自分]](ライフ8000)の場に[[表側表示]]のこの[[カード]]が存在しています。~
  [[《リミッター解除》]]を発動し攻撃力が2倍になった後、[[《治療の神 ディアン・ケト》]]を使い[[ライフ]]を1000回復しました。~
  このとき、《機皇帝グランエル》の攻撃力は幾らになりますか?~
A:[[《リミッター解除》]]によって[[攻撃力]]が2倍になったあと、[[回復]]した[[ライフポイント]]の半分アップしますので、[[攻撃力]]は4500になります。(10/12/30)


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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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