機皇帝(きこうてい)スキエル(インフィニティ)

効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター1体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

 ザ・ヴァリュアブル・ブック13 付属カードで登場した風属性機械族下級モンスター

 《機皇帝ワイゼル∞》と同様の召喚条件を持ち、自分モンスター効果破壊された時に特殊召喚できる。
 レベルが1である点も他の機皇帝と共通しており、相性の良いカード等は《機皇帝ワイゼル∞》のページを参照。

 しかし、攻撃力《機皇帝ワイゼル∞》よりも低く上級モンスターの基準値2400にも満たない。
 《氷結界の龍 ブリューナク》にも劣る攻撃力のため、戦闘破壊されやすいのは大きな欠点である。
 また、このカードは《機皇帝ワイゼル∞》と同様の攻撃宣言の制約が付いている。
 そのため、破壊されたからと言って無闇に特殊召喚すると逆に不利になることもある。

 また、直接攻撃できる効果を持っているが、装備されたモンスターを墓地に送らなければならない。
 自身の効果シンクロモンスター吸収できなければ、この効果はほぼ無意味な効果となる。
 また仮にシンクロモンスター吸収できても、墓地に送るとその分攻撃力が下がってしまう。
 上記にもある通りステータスはそこまで高くないため、攻撃力が下がると逆に不利になることも多い。
 直接攻撃は墓地に送ったターンのみなので、フィニッシャーとして使う以外は普通に攻撃した方が有利になる場合も多い。
 そもそも単に直接攻撃したいだけならば、このカードや他の機皇帝《光学迷彩アーマー》を装備するだけでも簡単にできてしまう。

 以上の点から、他の機皇帝と比べこのカードならではの利点が非常に少ない。
 他の機皇帝を3枚ずつ入れてまだ足りないと思うのならば、採用の余地はあるだろうか。

「遊星vsプラシド」戦ではプラシドがルチアーノから強化パーツである《スキエルC3》と《スキエルC5》を勝手に拝借し、《機皇帝ワイゼル∞》に合体させて使用した。

関連カード

収録パック等