*《&ruby(きこうてい){機皇帝};スキエル&ruby(インフィニティ){∞};/Meklord Emperor Skiel》 [#ted6b109]
 効果モンスター
 星1/風属性/機械族/攻2200/守2200
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
 効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
 1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
 また、このカードに装備されたモンスター1体を墓地へ送る事で、
 このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック13 付属カード>書籍付属カード#f2292945]]で登場した[[風属性]]・[[機械族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[自分]]の[[モンスター]]が[[効果]]で[[破壊された]]時に自身を[[特殊召喚]]する[[手札誘発]]の[[誘発効果]]と、[[相手]]の[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]し[[攻撃力]]を上げる[[起動効果]]を持つ。~
 また、他の[[自分]]の[[モンスター]]が[[攻撃]]できない[[永続効果]]と、装備している[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[相手]]に[[直接攻撃]]できる[[起動効果]]を持っている。

 [[機皇帝]]共通の[[召喚条件]]を持ち、[[自分]]の[[モンスター]]が[[カードの効果]]で[[破壊された]]時に[[特殊召喚]]できる。~
 [[レベル]]が1である点も他の[[機皇帝]]と共通しており、相性の良い[[カード]]等は[[《機皇帝ワイゼル∞》]]のページを参照。

 しかし、[[元々の攻撃力]]は[[《機皇帝ワイゼル∞》]]よりも低く[[上級モンスター]]の基準値2400にも満たない。~
 [[《ゴブリン突撃部隊》]]にも劣る[[攻撃力]]のため、[[戦闘破壊]]されやすいのは大きな欠点である。~
 また、この[[カード]]は[[《機皇帝ワイゼル∞》]]と同様の[[攻撃宣言]]の制約が付いている。~
 そのため、むやみに[[特殊召喚]]すると逆に不利になることもある。

 また、[[直接攻撃]]できる[[効果]]を持っているが、装備された[[モンスター]]を[[墓地へ送ら>墓地へ送る]]なければならない。~
 自身の[[効果]]で[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]できなければ、この[[効果]]はほぼ無意味な[[効果]]となる。~
 また仮に[[シンクロモンスター]]を[[吸収]]できても、[[墓地へ送る]]とその分[[攻撃力]]が下がってしまう。~
 上記にもある通り[[ステータス]]はそこまで高くないため、[[攻撃力]]が下がると逆に不利になることも多い。~
 [[シンクロモンスター]]を[[吸収]]すれば高[[攻撃力]]を期待でき、[[直接攻撃]]は[[墓地へ送った]][[ターン]]のみなので、[[フィニッシャー]]として使う以外は普通に[[攻撃]]した方が有利になる場合がほとんど。~

 [[装備カード]]扱いの[[モンスター]]を[[コスト]]にするので、[[ユニオン]][[モンスター]]や、[[《竜操術》]]で[[ドラグニティ]]を装備させ[[墓地へ送って>墓地へ送る]]も[[効果を発動>モンスター効果の発動]]することはできる。~
 変わったところでは、[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]を[[《おろかな埋葬》]]等で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、自身の[[効果]]で[[装備カード]]にすれば、この[[カード]]の[[直接攻撃]]が狙える。~
 しかし、[[カード]]を1枚消費してまで1[[ターン]]のみの[[直接攻撃]]をしたいかどうかは微妙なところ。~
 [[《ドラグニティ−アキュリス》]]との[[コンボ]]を狙う、[[《ヴァイロン・テトラ》]]等の[[効果]]を使う等すれば、[[カード]]の消費を押さえることはできる。~
 しかしそもそも単に[[直接攻撃]]したいだけならば、[[《光学迷彩アーマー》]]を装備すればこの[[カード]]は勿論、全ての[[機皇帝]]が永続的に[[直接攻撃]]できてしまう。

 以上の点から、他の[[機皇帝]]と比べこの[[カード]]ならではの利点が非常に少ない。~
 [[攻撃力]]の不安定な[[《機皇帝グランエル∞》]]はともかくとしても、[[《機皇帝ワイゼル∞》]]と比べると劣っている点が目立つ。~
 [[《機皇帝ワイゼル∞》]]をフルに投入しても足りないと思うのならば、採用の余地はあるかもしれない。~
 一応、[[《霞の谷の神風》]]といった[[風属性]]サポートを使えたり、[[風属性]]・[[機械族]]の[[《マジック・キャンセラー》]]等を[[《機甲部隊の最前線》]]で[[特殊召喚]]できるという[[メリット]]はある。~
 [[《ダイガスタ・フェニクス》]]で[[連続攻撃]]能力を与えれば、[[直接攻撃]]能力と併用して大きな[[戦闘ダメージ]]を与えられる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sに登場する「イリアステルの三皇帝」の1人、ルチアーノが持つ[[機皇帝]]の1体。~
[[《機皇帝ワイゼル∞》]]と同じく「[[シンクロ]][[キラー>メタ]]」と呼ばれていた。~
本体である《機皇帝スキエル∞》 と《スキエル&ruby(トップ){T};》(頭部)・《スキエル&ruby(アタック){A};》(主砲)・《スキエル&ruby(ガード){G};》(尻尾)・《スキエル&ruby(キャリア){C};》(両翼)の各パーツによって構成されている。~
アニメでは《スカイ・コア》という[[モンスター]]が[[効果]][[破壊される]]ことで上記の5体が[[デッキ]]から一斉に[[特殊召喚]]される。~
他にも、[[強化パーツ>上位互換]]の《スキエルA3》・《スキエルA5》・《スキエルC3》・《スキエルC5》や、それらを[[特殊召喚]]するための[[罠カード]]《スカイA3》が存在する。~
「[[機皇帝]]」で唯一鳥型であり、[[強化パーツ>上位互換]]は変形前が昆虫型になっているのが特徴である。~
~
デュエルでは「龍亞&龍可vsルチアーノ」戦で登場。~
ルチアーノの[[《激流葬》]]によって《スカイ・コア》が[[破壊された]]事で、4つのパーツと共に展開された。~
龍可の[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]を[[吸収]]したが、龍亞の[[《パワー・ブレイク》]]によって[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]を[[デッキ]]に戻され弱体化した。~
その後《スキエルA5》を[[特殊召喚]]し、[[直接攻撃]]を可能にする[[効果]]によって龍亞に[[ダイレクトアタック]]を仕掛けた。~
これに続き、龍可にも次の[[ターン]]に[[ダイレクトアタック]]を仕掛けた。~
「遊星vsプラシド」戦ではプラシドがルチアーノから強化パーツである《スキエルC3》と《スキエルC5》を勝手に拝借し、[[《機皇帝ワイゼル∞》]]に合体させて使用した。~
「ジャックvsルチアーノ」戦では、ルチアーノの[[通常罠]]《ツイン・ボルテックス》によって《スカイ・コア》が[[破壊された]]ことで[[特殊召喚]]された。~
《スキエルG》の[[効果]]で[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を防いだが、最終的に[[《フォース・リゾネーター》]]の[[効果]]によって《スキエルG》の[[効果]]が[[発動]]できなくなり、[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
「アポリアvs&ruby(ゾーン){Z-ONE};」戦ではアポリアが使用。~
アポリア自身の[[発動]]した[[罠カード]]《ハイレート・ドロー》によって[[破壊された]]。~

--OCGでの[[イラスト]]は合体後の形態であり、アニメでのこの[[カード]]は胴体部分の球状のパーツである。~
上記の5体のパーツそれぞれが合体して[[イラスト]]の形態となる。~
なおアニメでの合体前のこの[[カード]]の[[ステータス]]は[[攻撃力]]・[[守備力]]共に0であり、パーツの[[攻撃力]]の合計が自身の[[ステータス]]となる[[効果]]を持っていた。~
OCGでの[[ステータス]]は、[[レベル]]1のスキエルシリーズ一式が揃った場合の[[ステータス]]と同じである。

--[[直接攻撃]][[効果]]は《スキエルA5》の[[効果]]を再現したのだろう。~
アニメではその他にも、1[[ターン]]に1度までの[[攻撃]][[無効]]、[[戦闘破壊]]時の[[バーン]][[効果]]をそれぞれのパーツが持ち合わせていた。~

--《スキエルG》には[[相手]]の[[攻撃]]を1[[ターン]]に1度だけ[[無効]]にできる[[効果]]があったため、[[《時械神メタイオン》]]を前にした際は、遊星のように[[攻撃]]を防ぎ続ける戦術を取ることもできたと思われる。~
しかし、《アフター・グロー》の[[発動]]を第一に考えていたアポリアは、[[召喚]]後すぐに[[破壊]]して次の戦術につなげていた。


-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#t253175a]]では、OCG版の代わりに上記のアニメのようなパーツ式で[[オリジナルカード]]として登場している。~
アニメで登場した展開可能な《スカイ・コア》や強化パーツも全て収録されている。~
ゲーム内においての《機皇帝スキエル∞》と《スカイ・コア》の[[効果]]は以下の通りである。~
 《機皇帝スキエル∞》 
 効果モンスター
 星1/風属性/機械族/攻   0/守   0
 このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に
 表側表示で存在する「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついた
 モンスターの攻撃力分アップする。
 このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
 装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
 「∞」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
-~
 《スカイ・コア》
 効果モンスター
 星1/風属性/機械族/攻   0/守   0
 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
 このカードがカードの効果によって破壊された時、
 自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
 その後、自分のデッキ・手札・墓地から
 「機皇帝スキエル∞」「スキエルT」「スキエルA」
 「スキエルG」「スキエルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。
[[通常召喚]]可能で[[カードの効果]]の対象にならず、本体以外のパーツも[[攻撃]]可能となっているので、全体的にアニメよりも強化されている。

-神話・伝承において―~
[[機皇帝]]を参照。~
「スキエル」は空を意味する「スカイ(sky)」、すなわち「天」を表している。

**関連カード [#zc17351c]
-[[機皇]]
-[[機皇帝]]

-[[《機皇兵スキエル・アイン》]]

//―《機皇帝スキエル∞》の姿が見られる[[カード]]

//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#y6a2c7a1]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック13 付属カード>書籍付属カード#f2292945]] VB13-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#c0b03e6f]
Q:装備[[モンスター]]を墓地へ送るのは[[コスト]]扱いですか?~
A:[[コスト]]です。(10/08/20)

Q:[[ユニオン]]や[[《竜操術》]]など、この[[カードの効果]]以外の方法でこの[[カード]]に装備された[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事はできますか?~
A:はい、できます。(10/08/20)

Q:[[《次元の裂け目》]]が存在している時に、この[[カード]]に装備されている[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[発動]]できますか?~
A:はい、その[[カード]]は[[除外]]されずに[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[発動]]できます。(10/08/20)

Q:[[メインフェイズ]]2にこの[[カード]]に装備されている[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、できません。(10/08/20)

Q:この[[カード]]に装備された[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[直接攻撃]]ができる状態の時に、同じ[[ターン]]にこの[[カード]]に装備されている他の[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[効果]]を発動することはできますか?~
A:いいえ、できません。(10/08/20)

Q:この[[カード]]が[[《光学迷彩アーマー》]]等の他の[[カードの効果]]で[[直接攻撃]]ができる状態の時に、この[[カード]]に装備されている[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、できません。(10/08/20)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。