効果モンスター 星1/闇属性/機械族/攻2500/守2500 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが 効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。 1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。 また、1ターンに1度、相手の魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。
週刊少年ジャンプ(2010年36・37合併号) 付属カードで登場した闇属性・機械族の特殊召喚モンスター。
自分のモンスターが効果で破壊された時に自身を特殊召喚する手札誘発の誘発効果と、相手のシンクロモンスターを吸収し攻撃力を上げる起動効果を持つ。
また、自身を除く自分のモンスターが攻撃できない永続効果と、1ターンに1度相手の魔法カードの発動を無効にし破壊する誘発即時効果を持っている。
レベル1のモンスターとしては攻守共に最高のステータスを持つが、通常召喚できず、自身の効果以外では特殊召喚することもできない。
ただ、自分フィールド上のモンスターが効果破壊されるだけで特殊召喚することができるので、フィールドに出すのは容易である。
相手による破壊はもちろん、自分の《激流葬》《スクラップ・ドラゴン》等で自分のモンスターを効果破壊することでも発動条件が満たせるのが魅力である。
Sinや一部のスクラップ、雲魔物など、自壊するモンスターと相性が良い。
ただし、破壊されたモンスターが墓地へ送られる必要があるので、《マクロコスモス》等の影響下では特殊召喚できない。
特殊召喚されるこのカード自身も含め、破壊した後に墓地に送らず?除外する《奈落の落とし穴》には滅法弱いので要注意。
なおチェーン2以降に効果破壊された場合や、破壊された後に別の処理が挟まる場合もタイミングを逃し効果を使うことができない。
相手のシンクロモンスター1体を装備カード扱いとして装備し自身の攻撃力を上げる効果は、モンスター除去も兼ねた強力な効果である。
《サクリファイス》等の効果と異なり吸収する枚数に制限は無く、このカード1枚で相手のシンクロ召喚を牽制できる点は大きい。
ただし、現環境ではエクシーズモンスターの採用率が高く、強力なシンクロモンスターは軒並み禁止カードに指定されているため、シンクロモンスターとの遭遇率が決して高くない点には注意。
なお、この効果にチェーンしてこのカード本体が除去された場合でも、選択したモンスターは装備対象を失ったとして墓地へ送られることになる。(無効にされたわけではないため)
1ターンに1度の魔法カードを無効にする効果も優秀で、自身を特殊召喚する効果を含め、《地割れ》や《地砕き》の連発には特に強い。
任意効果であるため、無効にしたい相手の魔法カードを自分の意志で選択できるのもこの効果の利点であり、大きな牽制になるだろう。
自分・相手ターン問わず発動できる上に、《収縮》等のダメージステップで発動する魔法カードも捉えることができるのも見逃せない。
以上の様に優秀なモンスターだが、他のモンスターが攻撃宣言できないデメリットは痛い。
これにより攻め手が遅れたり、戦闘破壊に耐性を持つモンスターなどが出てくると、それらを突破できずに膠着する場合もある。
幸いにも他のモンスターをフィールドに出したり効果を使うこと自体は可能なので、魔法・罠カードと合わせてフォローしていきたい。
また、2500という攻撃力も現環境では圧倒的な制圧力があるとも言えない。
自身の低いレベルを活かし、《ダブルアタック》・《レベル制限B地区》・《光学迷彩アーマー》・《弱者の意地》等を採用した専用デッキを組むのも良いだろう。
状況次第ではアドバンス召喚や《闇のデッキ破壊ウイルス》等のリリース、もしくはシンクロ素材に使ってしまうのも1つの手である。
他の機皇帝に比べると固定で高いステータスを持ち、コスト無しで効果を発動できるため、安定して使用できると言える。
しかし攻撃面では、攻撃宣言に対するデメリットが無い上に状況次第で高い攻撃力を得られる《機皇帝グランエル∞》には一歩劣ってしまう。
《機皇帝ワイゼル∞》 効果モンスター 星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0 このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に 表側表示で存在する「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついた モンスターの攻撃力分アップする。 このカードは相手のカードの効果の対象にならない。 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを 装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。 このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。 「∞」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
《ワイズ・コア》 効果モンスター 星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。 このカードがカードの効果によって破壊された時、 自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。 その後、自分のデッキ・手札・墓地から 「機皇帝ワイゼル∞」「ワイゼルT」「ワイゼルA」 「ワイゼルG」「ワイゼルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。通常召喚可能で効果の対象にすることにできず、本体以外のパーツも攻撃可能となっているので、全体的にアニメよりも強化されている。
―《機皇帝ワイゼル∞》の姿が見られるカード
Q:効果分類は何ですか?
A:魔法カードを無効にする効果は誘発即時効果で、このカード以外の自分のモンスターが攻撃宣言できなくなる効果は永続効果です。(10/08/09)
これ以外の分類は機皇帝のFAQを参照。
Q:このカードが攻撃した後、《月の書》や《亜空間物質転送装置》などを使われ表側表示でなくなった場合、他のモンスターも攻撃できますか?
A:はい、その場合は攻撃できます。(10/08/09)
Q:このカードが2体存在する場合、自分は攻撃宣言を行えませんか?
A:その場合はそれぞれの効果により、どのモンスターも攻撃宣言ができません。(10/08/09)
Q:このカードが表側表示で存在しても、コントロール奪取した元々の持ち主が相手のモンスターならば攻撃宣言できますか?
A:いいえ、できません。(10/08/09)
Q:魔法カードの発動を無効化できる効果は自分や相手のターン問わず発動できますか?
A:はい、自分・相手問わず、お互いのターン毎に1度ずつ魔法カードを無効にできます。(10/08/09)
Q:魔法カードの発動を無効化できる効果はダメージステップやダメージ計算時でも発動できますか?
A:はい、できます。(10/08/09)
Q:《ブレイズ・キャノン》等の既に表側表示になっている永続魔法の効果の発動を無効にできますか?
A:いいえ、できません。(10/08/09)
Q:《歯車街》・《スーペルヴィス》等の墓地で発動する魔法カードも無効にできますか?
A:いいえ、できません。(10/08/09)
Q:魔法カードの発動を無効化できる効果に更にチェーンされ、《サンダー・ブレイク》等でこのカードが破壊された場合も無効効果は有効ですか?
A:はい、無効効果は適用されます。(10/08/09)