*《&ruby(きどうとりで){機動砦}; ストロング・ホールド/Stronghold the Moving Fortress》 [#ybfa0c67]
 永続罠
 このカードは発動後モンスターカード（機械族・地・星４・攻０/守２０００）となり、
 自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
 自分フィールド上に「グリーン・ガジェット」「レッド・ガジェット」
 「イエロー・ガジェット」が全て表側表示で存在する限り、
 このカードの攻撃力は3000になる。（このカードは罠カードとしても扱う。）
 このカードの攻撃力は３０００になる。（このカードは罠カードとしても扱う。）

　[[Ｖジャンプ(2004年6月号)　付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[永続罠]]。~
　数少ない[[罠モンスター]]。~

　通常は[[壁]]として機能するが、[[ガジェット]]たちにより[[《青眼の白龍》]]級の[[攻撃力]]を得ることができる。~
　しかし[[ガジェット]]たちは[[除去]]カードと相性が良いため、このカードは置いてけぼりにされることが多い。~
　[[ガジェット]]との[[コンボ]]をするにしても、[[攻撃力]]の上昇条件が緩く[[《巨大ネズミ》]]で[[召喚]]できる[[《起動兵士デッドリボルバー》]]の方が成功しやすい。~
　[[《起動兵士デッドリボルバー》]]は[[《巨大ネズミ》]]から[[サーチ]]でき、[[《機械複製術》]]で複製した後に[[ガジェット]]を[[召喚]]して[[ダメージ]]を狙うことも可能。~

　[[壁]]・[[生け贄]]・[[《地砕き》]]・[[《地割れ》]]回避用の[[罠モンスター]]にも、より[[守備力]]が高く、ほとんどの[[最上級モンスター]]の[[攻撃]]に耐える[[《メタル・リフレクト・スライム》]]が居る。~
　こちらは[[《サイバー・ドラゴン》]]をはじめ[[生け贄]]１体の[[上級モンスター]]に[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されやすく、[[最上級モンスター]]への[[《地砕き》]]も防ぎにくい。~

　[[攻撃]]を視野に入れるなら[[ガジェット]]を展開するために[[《血の代償》]]は[[必須カード]]となる。~
　[[【古代の機械】]]に[[ガジェット]]と共に投入すれば、[[アンティーク・ギア]]の[[生け贄]]補助専門として利用できる。~
　同様に、[[【帝ガジェット】>【代償ガジェット】]]でも「[[帝]]」[[モンスター]]の[[生け贄召喚]]補助専門という形で使うことができる。~
　主力として使う場合は[[《サイバー・フェニックス》]]によって[[《収縮》]]・[[《炸裂装甲》]]等への[[耐性]]を付与したい。

-ちなみに、このカードは[[罠モンスター]]には珍しく[[通常罠]]だった。~
[[《王宮のお触れ》]]等で[[無効]]化された場合、場に残らず[[墓地]]へ行くため、[[魔法＆罠カードゾーン]]を圧迫せずに済んでいた。~
が、[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]では[[永続罠]]として修正（[[エラッタ]]）されている。

//-再販前は、値段を考えると[[ガジェット]]１セットよりもこのカード３枚のほうがよっぽど安かった。~
//しかし、[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]に４枚揃って収録されたため現在ではあまり関係ないだろう。~
//シングルの値段ではまだまだ[[ガジェット]]の方が高価なようである。
//この記述必要ですか？ただ「ガジェットのほうが高い」ってだけでは。

-タイムラグこそあるものの、[[レベル]]４の[[モンスター]]として扱えるため、[[チューナー]]と合わせ、[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚]]等にも使える。~

-原作・アニメにおいて―~
「闘いの儀」における「遊戯vsアテム」において遊戯が使用。~
原作においては、[[相手]]による[[直接攻撃]]時に[[発動]]でき、その[[攻撃]]を[[無効]]にしたのち場に留まるという[[効果]]であった。~
３体の[[ガジェット]]を[[フィールド]]に並べて[[攻撃力]]3000の状態にするも、《魔法移し》によって逆利用された[[《光の護封剣》]]によって[[攻撃]]を止められ、[[《オベリスクの巨神兵》]]に粉砕された。~
原作では[[ガジェット]]３体が[[装備カード]]扱いとなっていたようで、[[ガジェット]]は[[攻撃宣言]]ができず、このカードが[[破壊]]されたときにまとめて[[破壊]]されている。~
[[攻撃]]名は「スチール・ギア・クラッシュ」。~

-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王EX2006ではＬＶ５のデュエリストに登場しており、[[【除去ガジェット】]]を使っている。~
「遊戯王EX2006」の[[相手]]では「１位、２位を争うほど強い」と言っているデュエリストも多い。~
~
[[遊戯王デュエルモンスターズGX SPIRIT SUMMONER:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ss/index.html]]以降のDSソフトでは、絵の中の[[ガジェット]]３体が消され、代わりに「Ｇ」「Ｒ」「Ｙ」のマークがはめ込まれている[[イラスト]]に変更されたものが収録された。~
//変更してもしなくても両方のイラストが存在する。
[[ガジェット]]３体がはめ込まれている様が磔のようにも見えるので、海外用に[[イラスト]]を変更したとも取れる。~
後に登場した実物の英語版カードの[[イラスト]]は、日本版と同一である。~
~
[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2007:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2007/]]でも登場している。~
[[デッキ]]はもちろん[[【弾圧ガジェット】>【除去ガジェット】]]を使っているのだが、
「遊戯王EX2006」よりも弱くなっている。~
~
[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2008:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]では対戦相手として登場。~
ゲームの序盤に登場するものの、構築精度が高い[[【弾圧ガジェット】>【除去ガジェット】]]を使用する強敵。~
[[ガジェット]]繋がりからなのか、[[《ガジェット・ソルジャー》]]を複数枚投入している。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《起動兵士デッドリボルバー》]]

―[[効果]]・[[イラスト]]関連
-[[《グリーン・ガジェット》]]
-[[《レッド・ガジェット》]]
-[[《イエロー・ガジェット》]]

―[[罠モンスター]]
-[[《アポピスの化神》]]
//-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]
-[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]
-[[《死霊ゾーマ》]]
-[[《メタル・リフレクト・スライム》]]

**収録パック等 [#d9bd66b0]
-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]] SD10-JP031
-[[Ｖジャンプ(2004年6月号)　付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJC-JP006 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#q2c002b4]
Ｑ：[[モンスターカード]]化したら、それは[[通常モンスター]]として扱われますか？~
Ａ：いいえ、[[通常モンスター]]として扱いません。「[[ガジェット]]が揃った時に[[攻撃力]]が3000になる」という[[効果]]を持つ[[効果モンスター]]として扱います。~

Ｑ：[[自分]][[フィールド]]上に[[《グリーン・ガジェット》]][[《イエロー・ガジェット》]][[《レッド・ガジェット》]]が[[表側表示]]で存在するときにこの[[カード]]を[[《魔導師の力》]][[《収縮》]]などの[[攻撃力]]を変化させる[[効果]]の[[対象]]とした場合、この[[カード]]の[[攻撃力]]は増減しますか。~
Ａ：[[調整中]](09/06/15)~