*《&ruby(きどうとりで){機動砦};のギア・ゴーレム/Gear Golem the Moving Fortress》 [#sb9e2558]
 効果モンスター
 星4/地属性/機械族/攻 800/守2200
 メインフェイズ1でのみ発動することができる。
 800ライフポイントを払う。
 このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

 [[天空の聖域]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在していても、[[相手]]に[[直接攻撃]]を行えるようになる[[起動効果]]を持つ。~

 登場してしばらくの間は[[《サイバー・ドラゴン》]]の攻撃をも阻める[[壁]][[モンスター]]という点が高く評価できた。~
 そのうえ、[[コストを払う]]ことで[[ダイレクトアタック]]が可能となる[[効果]]を持ち合わせている。~
 しかし、[[攻撃力]]が低めのためトドメ以外で使うのは控えたい。~
 この[[効果]]を有効活用するなら、[[《団結の力》]][[《魔導師の力》]][[《リミッター解除》]]等で[[攻撃力]]を強化したい。~
//《レアメタル化・魔法反射装甲》より《魔導師の力》のほうが現実的なので変更
 状況次第では[[1ターンキル]]も可能となる。

 [[《ウェポンチェンジ》]]と併用すれば、[[除去]]されない限り、4回の[[直接攻撃]]で決着がつく。~
 ただし、1[[ターン]]毎に合計1500もの[[ライフポイント]]を支払うことになる。~
 [[《7カード》]]で[[守備力]]を上昇させれば、[[《ウェポンチェンジ》]]使用時の[[攻撃力]]強化にも繋がる。~
 同じ[[《ウェポンチェンジ》]]と相性の良く、[[《巨大ネズミ》]]に対応する[[モンスター]]には[[《千年の盾》]]も存在する。

 [[《閃光の双剣−トライス》]]+[[《機械複製術》]]+[[《右手に盾を左手に剣を》]]という[[コンボ]]もある。~
 3体連続で[[直接攻撃]]すれば、1700×2+2200×2=7800ものダメージを与えられる。~

-上記のように[[《サイバー・ドラゴン》]]にも耐えうる[[守備力]]が自慢であった。~
しかし[[機械族]]であることが災いして、現在では[[《サイバー・ドラゴン》]]を出されると[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]に吸収され、[[除去]]されてしまう羽目になる。~
また、同[[守備力]]・[[デメリット]]無しのカードに[[《エンペラー・ストゥム》]][[《ワイト夫人》]]が登場した。~
とは言え、どれが優れているかに関しての優劣の差はそれほど無い。

-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]][[《&ruby(アンティーク・''ギアゴーレム''){古代の機械巨人};》>《古代の機械巨人》]]との関係は不明。~

-ゴーレムに関しては[[《破壊のゴーレム》]]参照。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」において、「闇遊戯vsレアハンター」戦でレアハンターが使用。~
特に[[効果]]のない[[壁]][[モンスター]]として使用された。

--「ファラオの記憶編」の、神官アクナディンと神官セトが対峙するシーンで、このカードの原型と見られる石版の姿が窺える。~
機械という概念も無かった時代にこんなメカニックを創造した罪人の心とは恐ろしい。

--アニメGXでは第一話の冒頭で三沢の対戦相手の試験官が使用。~
[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]と共に鉄壁の布陣を敷いていたが、[[《破壊輪》]]で[[《ブラッド・ヴォルス》]]を[[破壊]]され敗北した。~
その後も度々モブキャラなどが使用しているのが見られる。

--遊戯王Rではカードプロフェッサー「デシューツ・ルー」が使用。~
こちらも特に[[効果]]のない[[壁]][[モンスター]]として使用されていたようである。~
[[《攻撃の無力化》]]によって[[《稲妻の剣》]]を装備した[[《ジャックス・ナイト》]]の[[攻撃]]から守られ、次の[[ターン]]に[[《キャッスル・ゲート》]]の[[生け贄]]となった。~

--漫画版GXでは、古代エジプトの神殿にこのモンスターと思しき石版が封印されていた。~
上記の記憶編のシーンを元にしているためだろうか。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「機動力と守備力を兼ね備えた砦 [[魔法石>《魔法石の採掘》]]で出来ている」と書かれている。~
また、DM3では[[レベル]]5のモンスターであった。~
当時は[[レベル]]5以下の[[守備力]]2200ポイントのモンスターは[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]を除いてはとても考えられなかったので、妥当な[[レベル]]設定であったのかもしれないが、そのまま[[モンスター効果]]も持たない[[レベル]]5のカードとしてOCG化されていたら悲惨だったかもしれない。~
このようにOCG化の際に原作とゲームでどちらのものが適用されるか、或いは初登場からOCG化までが早かったか遅かったかで[[レベル]]や能力値や[[モンスター効果]]などにおいて大きく運命が分かれたカードが多く存在する。~
このカードは登場が非常に遅かったものの、それが故にかなり得をしたカードの一つとなるだろう。~
同じバトルシティ編のカードで見ると[[《暗黒の眠りを誘うルシファー》]]や[[《バフォメット》]]はその逆になる。
--[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]では、対戦相手として登場。~
[[【機械族】]]を使用する。

**関連カード [#h62495f1]
-[[《サブマリンロイド》]]
-[[《人造人間7号》]]

**収録パック等 [#h4059618]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP130 &size(10){[[Super]]};
-[[天空の聖域]] 308-018 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]] SD10-JP010

//**FAQ [#hcc3fff7]
//Q:~
//A: