*《&ruby(メモリー・クラッシャー){記憶破壊者};/Memory Crusher》 [#m38a7309]
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 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
 このカードが相手プレイヤーへの直接攻撃に成功した場合、
 相手の融合デッキの枚数×100ポイントダメージを相手ライフに与える。
 ※[[テキスト]]中の「[[融合デッキ]]」は「[[エクストラデッキ]]」を指す。~

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した、相手の[[融合デッキ]]の枚数によって[[ダメージ]]量が変わる面白い[[モンスター]]。~
 [[融合デッキ]]はとにかく数が多ければ良いという従来の考え方を一変させた。~
 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[直接攻撃]]に成功した場合に[[相手]]の[[エクストラデッキ]]の枚数に比例した[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

 自身の存在から[[融合デッキ]]を積むデュエリストが減少したため、[[効果]]を活用できる機会は少ない。~
 ステータスも貧弱なため、[[サイドデッキ]]にも入れ難いが、環境整備に大きな役割を果たしている。~
 [[【E・HERO】]]など[[融合デッキ]]を多く使う[[デッキ]]の[[メタ]]になる。~
 [[融合>融合モンスター]]・[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]が[[環境]]にひしめく現在、[[エクストラデッキ]]は上限である15枚で組まれる事が多い。~
 [[エクストラデッキ]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]したり、[[ペンデュラムモンスター]]が[[エクストラデッキ]]に加わったりする影響で枚数は多少変動するものの、概ね[[直接攻撃]]成功時に1500程度の[[効果ダメージ]]を与える[[モンスター]]と考えて良いだろう。~
 [[《財宝への隠し通路》]]を使える[[攻撃力]]であり、合計2500の[[ダメージ]]を与えることもできる。~

 [[モンスター効果]]による[[ダメージ]]は[[《地獄の扉越し銃》]]で[[相手]]に移すことができる。~
 どうにか[[コントロール転移]]して相手にこの[[モンスター]]で[[直接攻撃]]させれば、[[1ターンキル]]が可能。~
 その際は[[《強制転移》]][[《キラー・トマト》]]は勿論、[[《死のマジック・ボックス》]]、場合によっては[[《シエンの間者》]]も使う。~
 [[融合デッキ]]80枚で8000[[ダメージ]]だが、ライフを[[回復]]するカードの存在から、[[融合モンスター]]はあるだけ用意したい。~
 [[コントロール転移]]カードは[[《キラー・トマト》]]や、[[リクルート]]できる[[《ニュードリュア》]]との[[コンボ]]にも活用できる。~
 他に[[《ダークジェロイド》]][[《スカラベの大群》]][[《イナゴの軍勢》]]等も採用すると、戦力を整えやすい。~
 [[攻撃力]]の低い[[闇属性]][[モンスター]]を多く採用するのであれば、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]][[《収縮》]]も採用できる。~
~
 ただ、何しろ[[モンスター効果]]の特性上、非常に相手に戦術を読まれ易い。~
 単体では機能しにくいカードを主軸に据える以上[[手札事故]]の危険性も跳ね上がる。~
 時には[[コントロール転移]]したこのカードを[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]する事等も必要となる。~
 こちらから攻撃に使う場合は[[《財宝への隠し通路》]]によって[[直接攻撃]]を狙うのが有効である。
 しかし[[ステータス]]が低く、[[直接攻撃]]時のみという厳しい[[発動条件]]でこの[[ダメージ]]ではパワー不足。~
 基本的には[[《魔界発現世行きデスガイド》]]などの[[悪魔族]]のサポートを活かしていくことになる。~
 [[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]で[[2回攻撃]]可能にすれば5000の[[ダメージ]]を与えることも不可能ではない。~

-[[【推理ゲート】]]で使ってみるのも面白い。
-[[エクストラデッキ]]を多用する[[デッキ]]の場合、[[エクストラデッキ]]の枚数が減りやすく、[[ダメージ]]を与えることができない場合もある。~
一方、[[ペンデュラムモンスター]]を多数[[エクストラデッキ]]に送ることが重要な[[【ペンデュラム召喚】]]の場合、大きな[[ダメージ]]を与えることも可能。~

//余談だが、GXのキャラで融合デッキの数が多いとされるデュエリストは十代ではなくジム。
//なぜなら、彼の「化石系」融合モンスターにはかなりのバリエーションがあるとされるから。
//全種族に対応し、さらに全ての融合体に古世代.中世代.新世代があるならば、その数は
//60体にもなる。そしてもしジムが、これら60体を全て融合デッキに入れており、
//このカードの攻撃を食らえば…面白いことになる。
//ここに書くことか?
-[[エクストラデッキ]]が[[融合デッキ]]と呼称されていた[[新エキスパートルール]]以前の時代は枚数制限がなかったため、数十〜数百枚のカードを投入できた。~
そのため、一度この[[カードの効果]]が[[発動]]できれば、数千〜数万の[[ダメージ]]を与える事が出来た。~
自身の存在と[[《突然変異》]]の[[禁止カード]]化により、[[融合デッキ]]に無数に[[カード]]を組み込む風潮を変化させ、[[環境]]整備に大きな役割を果たした[[カード]]だといえる。~
しかし、それにより[[融合デッキ]]を用意しない[[プレイヤー]]も見られるようになり、[[ダメージ]]すら与えられない場合があった。~
現在は、[[汎用性]]の高い[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]、緩い条件で召喚できる[[リンクモンスター]]が増加してきた上に、[[エクストラデッキ]]を活用しない[[デッキ]]であっても[[《強欲で金満な壺》]]などのコストといった形で利用できるため、[[【0帝】>《真帝王領域》]]など[[エクストラデッキ]]が0枚であることに意味を持つ場合を除いてほとんどの場合は上限いっぱいの15枚を用意しておくことが一般的となった。~
そのため、[[ダメージ]]を与えられなくなる可能性が下がりつつ[[ダメージ]]も極端に多くはならない[[効果]]となった。~

**関連カード [#j36819f0]
-[[《フュージョニストキラー》]]
-[[《ヘル・ポリマー》]]
-[[《成功確率0%》]]
-[[《融合禁止エリア》]]
-[[《融合失敗》]]
-現在、この[[カード]]で与えられる最大の[[効果ダメージ]]は7500。~
[[デュエル]]開始時の[[エクストラデッキ]]15枚に加え、[[相手]]の[[メインデッキ]]60枚が全て[[ペンデュラムモンスター]]であり、それらが全て[[エクストラデッキ]]に置かれている場合にこの数値となる。~

//-[[]]
//(先頭のスラッシュを削除すると表示されるようになります。)
--[[融合デッキ]]時代の最大[[効果ダメージ]]は40800。~
[[マスタールール]]施行直前に[[OCG]]に存在した公式[[デュエル]]で使用できる[[融合モンスター]]は[[禁止カード]]の[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]を除いて136種類であり、これらを全て3枚積みすると408枚になる。~
//D-ENDまで137種類

**収録パック等 [#b82c0691]
-この[[カード]]に関する有名なエピソードとして「かつて世界大会では参加者へのプレゼントとして大会専用の[[スリーブ]]が配布されていたが、[[メインデッキ]]及び[[サイドデッキ]]と[[融合デッキ]]の枚数分しか貰えなかった。~
そこで、選手の中には[[スリーブ]]を大量に入手しようと欲張って[[融合デッキ]]を大量に積み込んでいた者もいたが、それを読んでいた他の選手にこの[[カード]]を使われ敗北してしまった」という話が知られている。~
このページにも2010年から記載されていたが、実のところこの話は何年の世界大会で誰が敗北したのかといった典拠が全く不明であり、真偽不明の都市伝説である。

-海外版では[[イラスト]]修正がされ角が消えている。~
→[[海外版イラスト変更カード]]

//-原作・アニメにおいて―

//-コナミのゲーム作品において―

**関連カード [#card]
-[[《記憶破壊王》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP029 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP149

**FAQ [#h3997c65]
Q:~
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//**FAQ [#faq]
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&tag(《記憶破壊者》,効果モンスター,モンスター,星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守600,);