*《&ruby(メモリー・クラッシャー){記憶破壊者};/Memory Crusher》 [#qe47a4f0]
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
 このカードが相手プレイヤーへの直接攻撃に成功した場合、
 相手の融合デッキの枚数×100ポイントダメージを相手ライフに与える。

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[相手]]の[[融合デッキ]]の枚数によって[[ダメージ]]量が変わるトリッキーな効果を持つ。~
 当時は[[融合デッキ]]の枚数に制限がなかった為に[[融合デッキ]]が200枚を超している者も多かったが、このカードの登場によって[[融合デッキ]]はとにかく数が多ければ良いという従来の考え方を一変させた。~

 自身の存在と、[[《突然変異》]]の[[禁止カード]]化により、[[【スタンダード】]]で[[融合デッキ]]を積むデュエリストが減少したため、[[効果]]を活用できる機会は少なくなってしまった。~
 [[ステータス]]も貧弱なため[[サイドデッキ]]にも入れにくいが、環境整備に大きな役割を果たしている。~
 [[【E・HERO】]]や[[【シンクロ召喚】]]など[[融合デッキ]]の枚数が多い[[デッキ]]の[[メタ]]になる。~
 [[融合デッキ]](現在の[[エクストラデッキ]])の上限枚数が15枚であるため、最大[[ダメージ]]も1500となる。~
 しかし、[[シンクロモンスター]]の存在から15枚の上限で組まれる事は多い。~
 よって、[[直接攻撃]]成功時に1500の[[ダメージ]]を与える[[モンスター]]ともとれる。~
 [[【E・HERO】]]や[[【シンクロ召喚】]]など[[融合デッキ]]の枚数が多い[[デッキ]]への[[メタ]]にもなる。~

 [[モンスター効果]]による[[ダメージ]]は[[《地獄の扉越し銃》]]で[[相手]]に移すことができる。~
 かつては[[コントロール転移]]して[[相手]]にこの[[モンスター]]で[[直接攻撃]]させれば、[[1ターンキル]]が可能であった。~
 しかし[[ステータス]]が低く、[[直接攻撃]]時のみという厳しい[[発動条件]]でこの[[ダメージ]]では、パワー不足感は否めない。~
 これを使うなら[[《不意打ち又佐》]]等で[[攻撃]]したほうがよいのは、言うまでもない。

 しかしルールが2008年より[[マスタールール]]に変更となり[[エクストラデッキ]]([[融合デッキ]])の上限枚数が15枚となってしまった。~
 故に最大でも1500の[[ダメージ]]へと押さえられてしまう事に。~
 [[《ゲール・ドグラ》]]に続く「ルール変更による被害者」といえよう。
-かつては[[融合デッキ]](現在の[[エクストラデッキ]])に枚数制限がなかったため、何百枚も採用している者が多かった。~
そのため、一度この[[カードの効果]]が[[発動]]できれば、[[1ターンキル]]できた。~
また、[[コントロール転移]]と[[《地獄の扉越し銃》]]で、[[ダメージ]]を[[相手]]に反射する[[コンボ]]も存在した。~
自身の存在と[[《突然変異》]]の[[禁止カード]]化により、[[融合デッキ]]に無数に[[カード]]を組み込む風潮を変化させた。~
[[環境]]整備に大きな役割を果たした[[カード]]だといえる。~
しかし、現在は先述の通り上限枚数が設けられたため、[[ダメージ]]も抑えられている。~
[[《ゲール・ドグラ》]]に続く「ルール変更による被害者」といえよう。

 ただ、様々な[[シンクロモンスター]]の登場により、主流の[[デッキ]]でも[[エクストラデッキ]]に15枚カードを用意することが多くなっている。~
 よって、「[[直接攻撃]]成功時に1500の[[ダメージ]]を与える[[モンスター]]」と考えることもできるなど逆に利点もある。~
 ほぼ確実に[[ダメージ]]を与えることができるようになったと見れば、「ルール変更の恩恵を受けたカード」と見ることもできる。~
 しかし[[ステータス]]も低く、[[直接攻撃]]時のみという厳しい条件で、最大1500[[ダメージ]]ではパワー不足感は否めない。~
 故に、これを使うくらいなら[[《不意打ち又佐》]]等で攻撃したほうがよいのは言うまでもない。
-世界大会では、専用の[[スリーブ]]が配布されていたが、[[メインデッキ]]及び[[サイドデッキ]]と[[融合デッキ]]の枚数分しか貰えなかった。~
そこで、選手の中には[[スリーブ]]を大量に入手しようと[[融合デッキ]]を大量に積み込んでいた者も居た。~
しかし、そのためにこの[[カード]]の[[効果]]で敗北してしまった、と言う逸話がある。

-世界大会では、専用の[[スリーブ]]が配布されていたが、メイン及び[[サイドデッキ]]と[[融合デッキ]]の枚数分しか貰えなかった為、選手の中には[[スリーブ]]を大量に入手しようと[[融合デッキ]]を大量に積み込んでいた者も居た。~
しかし、対戦相手がこの[[カード]]を[[サイドデッキ]]に投入しており、[[効果]]によって痛恨の一撃を受け敗北してしまった、と言う逸話がある。
//-[[《ブレイン・クラッシャー》]]と名前は似ているが特に関係ない。

-[[《ブレイン・クラッシャー》]]と名前は似ているが特に関係ない。

-海外版では[[イラスト]]修正がされ角が消えている。

**関連カード [#j36819f0]
-[[《記憶破壊王》]]
-[[《フュージョニストキラー》]]
-[[《ヘル・ポリマー》]]
-[[《成功確率0%》]]
-[[《融合禁止エリア》]]
-[[《融合失敗》]]
//-[[《フュージョニストキラー》]]
//-[[《ヘル・ポリマー》]]
//-[[《成功確率0%》]]
//-[[《融合禁止エリア》]]
//-[[《融合失敗》]]

**収録パック等 [#b82c0691]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP149
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP029 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#h3997c65]
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//A: