通常魔法 「儀式の下準備」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキから儀式魔法カード1枚を選び、 さらにその儀式魔法カードにカード名が記された 儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。 そのカード2枚を手札に加える。
シャイニング・ビクトリーズで登場した通常魔法。
デッキの儀式魔法と、それに記されたデッキ・墓地の儀式モンスターを1枚ずつ手札に加える効果を持つ。
1ターンに1度の回数制限こそあるが、コストや発動条件が一切無く、2枚のカードを手札に加える事ができる。
儀式召喚の弱点である消費の多さと事故率の高さを同時に解決でき、対応する【儀式召喚】においては必須カードと言える。
勿論、儀式召喚のためのリリースは必要なので、儀式魔人や《メタル・リフレクト・スライム》などリリースに適したものを用意したい。
《儀式の準備》に対応しなかったレベル8以上の儀式モンスターもサーチできるため、あちらを利用できなかったデッキにとっても大きな強化である。
また、レベル7以下を使うデッキなら両方を併用してより回転率を上げるのも良いだろう。
墓地からのサルベージもできるため、構築によっては儀式モンスターをフル投入する必要もなくなり、《トレード・イン》等の採用も見込める。
弱点としては、デッキに儀式魔法が無いと発動ができない点、そして対象としたカードを除去されると不発になる点である。
特に後者は、墓地の儀式モンスターをサルベージしようとした際に《D.D.クロウ》等を発動された場合に起こりやすい事例である。
―イラスト関連
Q:《超戦士の儀式》と《カオス・ソルジャー》を手札に加える事はできますか?
(『「カオス・ソルジャー」儀式モンスター』は「カオス・ソルジャー」のカード名が記されている事になりますか?)
A:《超戦士の儀式》にある『「カオス・ソルジャー」儀式モンスター』のように"「カオス・ソルジャー」と名のつく儀式モンスター"では、対応するモンスターの具体的なカード名が記されていないという扱いになりますので、このカードで手札に加える事はできません。(16/02/19)