効果モンスター 星3/炎属性/炎族/攻 100/守 200 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。 直接攻撃に成功する度にこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
RISE OF DESTINYで登場した炎属性・炎族の下級モンスター。
相手フィールド上にモンスターが存在する場合でも直接攻撃する事ができる永続効果と、自身の攻撃力を上昇する永続効果を持つ。
直接攻撃に3回成功すれば《青眼の白龍》を上回る攻撃力になる。
ただし、最初は攻撃力が低いので《レベル制限B地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》等を使って相手のモンスターの動きを封じたい。
もっとも、一ターン守ることが出来れば攻撃力が2100に達するため、それほど強固なロックは必要としないかもしれない。
また、様々なロックカードと組み合わせ専用デッキを作ることも可能。
特に攻撃力1100に達した時点で《閃光の双剣−トライス》を装備することで攻撃力増加を加速させるコンボが凶悪。
最速で3ターンで累計ダメージが8000を超えるのだ。
ただ召喚1ターン目(もしくは攻撃前)に装備させると攻撃力0となり、《グラッジ》同様攻撃力が上昇しなくなるので要注意。
こう考えると、壮絶な爆発力を発揮できるデッキを組むことが可能だといえる。
しかしロック向けのモンスターでありながら相手を攻撃するので、《炸裂装甲》など攻撃反応型の罠カードに引っかかりやすいのが悩みの種。
【ロックバーン】型の【炎属性】なら、《プロミネンス・ドラゴン》の方が強力かつ安定しているかもしれない。
しかしながらたとえロックを解除されたとしても超攻撃力を得たこのカードは場に残るため、【ロックバーン】にありがちな
「ロックを解除された途端に一斉攻撃を受けて戦線が壊滅する」ことを回避できるのは評価できる。
また《スキルドレイン》を発動されると、直接攻撃能力を失い攻撃力もリセットされてしまう。
3枚積みの際はデッキ内の同名カードを根こそぎ除去する《連鎖除外》《連鎖破壊》がメタカードとなるので気をつけたい。
隣に同属性の罠カード対策、《トラップ処理班 Aチーム》を置いてみるのも手か。
通常の除去の他にも、《月の書》で裏側守備表示にされると攻撃力が100に戻ってしまうことに注意。