《究極完全態・グレート・モス/Perfectly Ultimate Great Moth》 †
効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻3500/守3000
「進化の繭」を装備して(自分のターンで数えて)
6ターン後の「プチモス」を生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カードで登場した地属性・昆虫族の特殊召喚モンスター。
特殊召喚モンスターの開祖である。
破格の高ステータスを持つが、能力値以上にその召喚条件が厳し過ぎる。
《サイレント・マジシャン LV4》を内蔵効果だけで《サイレント・マジシャン LV8》に進化させるのと同等、それ以上の厳しさである。
《サイレント・マジシャン LV4》と違い、進化速度を加速させるようなサポートカードがないのも辛い。
おそらくこのカードゲームにおいて、最も召喚するのが難しいモンスターであろう。
《進化の繭》を《プチモス》に装備させるにも1ターンを要する。
相手のターンも含め、実に13ターンもの間、《進化の繭》を装備した《プチモス》を守り切る必要がある。
《進化の繭》は装備魔法扱いであり、モンスター除去に加えて魔法・罠カード除去からも守る必要がある。
何とかフィールドに召喚できても、これといった特殊能力も持っておらず、通常モンスターと大差ない。
これならば、大量のサポートカードの恩恵を受けられる《青眼の白龍》を適当にサポートする方が、よほど簡単で強力である。
運用方法や有効なサポートカードについては、《進化の繭》の項を参照して欲しい。
- OCG化したのは《ラーバモス》や《グレート・モス》よりもこのカードの方が先である。
後に途中の進化形態が登場した形となったので、ヴァリュアブルブック2では「今後、更に途中の進化形態が登場するかもしれない」と言われていたが、第1期のVol.6を最後に音沙汰がなく、今後新種が登場する可能性はかなり低い。
- コナミのゲーム作品において―
初期のシリーズでは、カード名が「完全究極態(体)」であり、正式なカード名と混同して騒ぎになった。
英語版のカード名も「完全究極態(体)・グレート・モス」
DM1,2,3,4,7,8では1ターンごとに自動的に進化する。
進化の順序は《プチモス》→《ラーバモス》→《進化の繭》→《グレート・モス》→《究極完全態・グレート・モス》である。
そのため、OCGと比較して非常に出しやすい。
さらに、生け贄が不要な《進化の繭》を召喚すれば、進化により2ターンでこのモンスターを召喚することができた。
また、《代打バッター》で召喚することも可能であった。
「真DM� 継承されし記憶」では、《進化の繭》を装備して《モスの幼生》にした芋虫モンスターを累計6ターン守ると召喚と、OCGと似た効果であったが、
真DM�のシステム上、罠カードなどをうまく使えば召喚はさほど難しくなかった。
更に、原作同様に途中のターンで倒されてもそのターンに応じた形態で復活したり、
《グレート・モス》《究極完全態・グレート・モス》には毎ターン相手の全てのモンスターを100ポイント弱体化する能力があるなど、
苦労に見合う能力は秘めていた。
ちなみに他の効果モンスターとは異なり、このカードにはオリジナルのテキストが存在する。
「昆虫族最強のモンスター グレートモスの最終形態だ!」と書かれている。
遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006では、その召喚そのものがチャレンジ問題である。
- 最新のゲームテキストでは他の昔のカードと同じく「このカードは通常召喚できない。」と追加されている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードは通常召喚できますか?
A:いいえ、できません。このカードは特殊召喚モンスターになります。
Q:《代打バッター》の効果でこのカードを特殊召喚することはできますか?
A:いいえ、できません。このカードは特殊召喚モンスターになります。
Q:装備して6ターン以上経過した《プチモス》を生け贄に特殊召喚できますか?
A:できます。(08/04/24)