*《&ruby(きゅうきょくかんぜんたい){究極完全態};・グレート・モス/Perfectly Ultimate Great Moth》 [#oc447e4b] 効果モンスター 星8/地属性/昆虫族/攻3500/守3000 「進化の繭」を装備して(自分のターンで数えて) 6ターン後の「プチモス」を生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。 [[遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カード>ゲーム付属カード#kc954468]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~ [[特殊召喚モンスター]]の開祖である。~ 破格の高[[ステータス]]を持つが、代わりに非常に厳しいその[[召喚条件]]を持っている。~ [[《サイレント・マジシャン LV4》]]を[[内蔵]][[効果]]だけで[[《サイレント・マジシャン LV8》]]に進化させるのと同等、それ以上の厳しさである。~ [[《サイレント・マジシャン LV4》]]と違い、進化速度を加速させるような[[サポートカード]]がないのも辛い。~ おそらくこのカードゲームにおいて、最も[[召喚]]するのが難しい[[モンスター]]であろう。~ 進化条件は、まず[[《プチモス》]]に[[《進化の繭》]]を装備させるだけで1[[ターン]]要する。~ [[相手]]の[[ターン]]も含め、実に13[[ターン]]もの間、[[《進化の繭》]]を装備した[[《プチモス》]]を守り切る必要がある。~ [[装備魔法]]となっている[[《進化の繭》]]への除去と、[[《プチモス》]]への[[モンスター除去]]という二重の脆さがあるため、その進化は非常に困難である。~ 何とか[[フィールド]]に[[召喚]]できても、これといった特殊能力も持っておらず[[通常モンスター]]と大差ないどころか、受けられるサポートの量を考えると[[通常モンスター]]以下でしかない。~ [[攻撃力]]も[[《青眼の白龍》]]とわずか500の差であるため対して誇れる物では無く、[[特殊召喚]]したとしても全く勝利に結びつかない所はかなりの問題である。~ これならば、大量の[[サポートカード]]の恩恵を受けられる[[《青眼の白龍》]]や[[《ブラック・マジシャン》]]を適当にサポートする方がよほど簡単で強力である。~ 運用方法や有効な[[サポートカード]]については、[[《進化の繭》]]の項を参照して欲しい。 -[[ゲーム付属カード]]で登場したが、最も封入されている確率が低く、その希少価値は非常に高い。~ -テキストが古いので明記されていないが、このカードは[[特殊召喚モンスター]]であり、[[通常召喚]]することはできず、このカード以外の[[効果]]による[[特殊召喚]]([[リクルート]]など)もできない(FAQ参照)。~ ただし、[[蘇生制限]]を満たした場合のみ、他の[[カードの効果]]による[[蘇生]]・[[帰還]]が可能である。 -当時はこのカードが3枚投入されることがあった。~ 第1期の[[Vol.3]]までは[[蘇生制限]]のルールがなく、このカードは簡単に[[墓地]]から[[特殊召喚]]できたからである。~ そのため、[[融合モンスター]]等を[[墓地]]に送り、[[《死者蘇生》]]で[[特殊召喚]]するという戦術がヴァリュアブルブックで紹介されていた。~ また、当時は[[手札]]の枚数に制限がなく、このカードを[[手札]]から[[墓地に捨てる]]ことができる[[《天使の施し》]]は非常に強力な[[コンボ]]となっていた。~ -OCG化したのは[[《ラーバモス》]]や[[《グレート・モス》]]よりもこのカードの方が先である。~ 後に途中の進化形態が登場した形となったので、ヴァリュアブルブック2では「今後、更に途中の進化形態が登場するかもしれない」と記載されていたが、第1期の[[Vol.6]]を最後に音沙汰がなく、今後新種が登場する可能性は非常に低い。~ -原作・アニメにおいて―~ 原作において、「決闘王国編」の「遊戯vsインセクター羽蛾」戦で登場するかと思われたが、遊戯に進化を阻まれてしまい、不完全な4段進化の[[《グレート・モス》]]で登場。~ (原作でもアニメでも[[《ラーバモス》]]が進化する[[モンスター]]なのだが、OCGで何故[[《プチモス》]]になったのかは謎である)~ 原作では最後まで登場することはなかった。~ ~ このカードが実際にその姿を現したのは、アニメでの「バトルシティ編」の「城之内vsインセクター羽蛾」戦。~ [[《代打バッター》]]の[[効果]]で[[《ラーバモス》]]を[[特殊召喚]]することで、同[[ターン]]内に[[《進化の繭》]]を装備させて1[[ターン]]のロスをカバー。~ さらに、[[《寄生虫パラサイド》]]と[[《虫除けバリアー》]]で城之内の[[攻撃]]を封じつつ、ついに完全態の[[特殊召喚]]に成功。~ その高い[[攻撃力]]で場を制圧したかにみえたが、[[《悪魔のサイコロ》]]で[[攻撃力]]を半減させられ、[[《天使のサイコロ》]]で[[攻撃力]]が4倍になった[[《寄生虫パラサイド》]]に返り討ちにされ、さほど活躍しなかった。~ ちなみに、アニメでも原作を重視しており、[[《プチモス》]]は使われていない。~ [[攻撃]]名は「モス・パーフェクト・ストーム」。~ [[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]とかなり被っている。(もっともこちらのほうが随分先の登場ではあるが)~ --原作&アニメでは、[[自分]]と[[相手]]の[[ターン]]で数えて6[[ターン]]であったが、OCGでは[[自分]]の[[ターン]]しかカウントしない。~ --アニメGXでは異世界編「ヘルカイザー亮vs[[カオス・ソーサラー>《カオス・ソーサラー》]]」戦にて[[《カオス・ソーサラー》]]が[[召喚]]。~ 13[[ターン]]死守することは極めて困難だが、いったいどのような方法で守り、[[特殊召喚]]を果たしたのだろうか。~ [[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[破壊]]したが…。 -コナミのゲーム作品において―~ 初期のシリーズでは、[[カード名]]が「完全究極態(体)」であり、正式なカード名と混同して騒ぎになった。~ 英語版の[[カード名]]も「完全究極態(体)・グレート・モス」~ ~ DM1,2,3,4,7,8では1[[ターン]]ごとに自動的に進化する。~ 進化の順序は[[《プチモス》]]→[[《ラーバモス》]]→[[《進化の繭》]]→[[《グレート・モス》]]→《究極完全態・グレート・モス》である。~ そのため、OCGと比較して非常に出しやすい。~ さらに、[[生け贄]]が不要な[[《進化の繭》]]を[[召喚]]すれば、進化により2[[ターン]]でこの[[モンスター]]を[[召喚]]することができた。~ また、[[《代打バッター》]]で[[召喚]]することも可能であった。~ 「真DMII 継承されし記憶」では、[[《進化の繭》]]を装備して《モスの幼生》にした芋虫モンスターを累計6[[ターン]]守ると[[召喚]]と、OCGと似た[[効果]]であったが、真DMIIのシステム上、[[罠カード]]などをうまく使えば[[召喚]]はさほど難しくなかった。~ 更に、原作同様に途中の[[ターン]]で倒されてもその[[ターン]]に応じた形態で復活したり、[[《グレート・モス》]]・《究極完全態・グレート・モス》には毎[[ターン]][[相手]]の全ての[[モンスター]]を100ポイント[[弱体化]]する能力があるなど、苦労に見合う能力は秘めていた。~ ちなみに他の[[効果モンスター]]とは異なり、この[[カード]]にはオリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~ 「昆虫族最強のモンスター グレートモスの最終形態だ!」と書かれている。~ ~ [[遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ex2006/]]では、その[[召喚]]そのものがチャレンジ問題である。~ --最新のゲームテキストでは他の昔の[[カード]]と同じく「このカードは[[通常召喚]]できない。」と追加されている。 //TF3のテキストより **関連カード [#h70617d8] -[[《プチモス》]] -[[《進化の繭》]] -[[《グレート・モス》]] -[[《ラーバモス》]] **収録パック等 [#mb8ca7da] -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP249 &size(10){[[Ultra]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-136 &size(10){[[Ultimate]]}; -[[遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カード>ゲーム付属カード#kc954468]] &size(10){[[Secret]]}; **FAQ [#teaed364] Q:この[[カード]]は[[通常召喚]]できますか?~ A:いいえ、できません。このカードは[[特殊召喚モンスター]]になります。~ Q:[[《代打バッター》]]の[[効果]]でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~ A:いいえ、できません。このカードは[[特殊召喚モンスター]]になります。~ Q:装備して6[[ターン]]以上経過した[[《プチモス》]]を[[生け贄]]に[[特殊召喚]]できますか?~ A:できます。(08/04/24)