融合・効果モンスター 星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守 0 「宝玉獣」モンスター×7 このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。 ●自分フィールドのレベル10の「究極宝玉神」モンスター1体をリリースした場合に EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。 (1):1ターンに1度、自分の墓地から「宝玉獣」モンスター1体を除外して発動できる。 このカードの攻撃力はターン終了時まで、除外したモンスターの攻撃力分アップする。 (2):融合召喚したこのカードをリリースして発動できる。 フィールドのカードを全て持ち主のデッキに戻す。 この効果は相手ターンでも発動できる。
デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編2−で登場する光属性・ドラゴン族の融合モンスター。
自分フィールドのレベル10の究極宝玉神をリリースしてエクストラデッキから特殊召喚できる効果外テキスト、墓地の宝玉獣をコストに、その攻撃力分自己強化する効果、自身をリリースする事でフィールドのカードをデッキに戻す効果を持つ。
正規の特殊召喚を行う方法は2つ指定されている。
1つ目は、宝玉獣7体を用いて融合召喚を行う方法。
正規融合を行うのは非常に難しく、事実上《龍の鏡》による墓地融合か《未来融合−フューチャー・フュージョン》によるデッキ融合のどちらかの方法を使うことになるだろう。
墓地融合を行う場合、【宝玉獣】で重要である墓地アドバンテージを失ってしまう。
《未来融合−フューチャー・フュージョン》ならば大幅な墓地アドバンテージを稼げる可能性があるものの、永続魔法ゆえに除去に弱いのが難点である。
2つ目は、レベル10の究極宝玉神をリリースすることでエクストラデッキから特殊召喚を行う方法。
現状、こちらの方法で特殊召喚を行う利点はほぼ存在せず、フィールドの究極宝玉神が攻撃封印・ステータスダウンを受けているなどでなければ使用することはまずないだろう。
特に(2)の効果が発動できなくなるデメリットが非常に大きく、このモンスターが単なる大型アタッカーになってしまう。
(1)は、墓地の宝玉獣を除外することで、攻撃力をアップさせる効果。
宝玉獣の攻撃力は《宝玉獣 サファイア・ペガサス》の1800が最大であり、既に攻撃力が高いこのカードで戦闘に勝てないモンスターもそう多くはない。
フィニッシャーにするのに僅かな上乗せをする為に使う効果と言える。
(2)は、融合召喚されている自身をリリースすることで全てのフィールドのカードをデッキに戻す効果。
融合召喚でなければ発動できないので、レベル10の究極宝玉神をリリースして特殊召喚した場合は使う事ができない。
全てデッキバウンスするとは言え、苦労して出したモンスターをリリースするコストはやはり重いので、相手の除去にサクリファイス・エスケープとして使うのがいいだろう。
特殊召喚せずに利用する方法としては、前述のように《未来融合−フューチャー・フュージョン》による墓地肥やしに利用する手がある。
宝玉獣を7種類墓地へ送ることで、《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》の特殊召喚や《虹の引力》の発動準備が整う。
また、《融合識別》を利用することで《レインボー・ネオス》の融合召喚の補助が行える。