《牛鬼/Ushi Oni》 †
通常モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2150/守1950
黒魔術で蘇ったウシの悪魔。
壺の中から現れる。
BOOSTER6で登場した闇属性・悪魔族の上級モンスター。
黒魔術で蘇ったというが、イラストは東洋風。
バランスのよいステータスを持ち表示形式変更などにも強いが、いかんせん中途半端で《タルワール・デーモン》の下位互換。
攻撃力2500の《デーモンの召喚》や、攻撃力の低さから《ヘルウェイ・パトロール》に対応する《首狩り魔人》がおり、このカードの出番はない。
- ヴァリュアブルブック2では、「この攻撃力・守備力はかなりいけてるのでは?」と評されている。
確かに合計値としてはかなり高かったものの、既に両方を50ずつ上回り、自身の効果でさらに攻撃力の上がる《機械王》が存在していた。
ただし上記のように、まずまずの強さだったのも事実である。
- 「牛鬼(うしおに、ぎゅうき)」とは牛(もしくは鬼)の頭に蜘蛛の胴体を持つ妖怪。
主に海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲うとされている。
このモンスター自体はイラスト・設定を見ても「牛の魔人」であり、妖怪の牛鬼とはほぼ無関係だが、アニメ5D'sには妖怪の牛鬼を意識した《大牛鬼》が登場している(詳細は後述)。
- 「牛鬼」の名を持つカードは後に《暴れ牛鬼》も登場したが、そちらも妖怪とは関連性のないデザインをしている上、このカードとの関連性も全く見られない。
- 仏教においては地獄で亡者を責めさいなむ獄卒鬼に牛の頭を持つ「牛頭鬼(ごずき)」と呼ばれる鬼がいる。
相方である「馬頭鬼(めずき)」とセットで牛頭馬頭として語られることが多く、このカードはこちらのほうが似ている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D's第6話の「矢薙vs氷室」戦において氷室が使用。
《コストダウン》の効果によりレベルを下げ、リリースなしで召喚され、《水晶ドクロ》を戦闘破壊した。
さらにこのカードをリリースして《大牛鬼》を特殊召喚した。
続く第7話「遊星vs氷室」戦でも《地雷蜘蛛》をリリースしてアドバンス召喚され、《大牛鬼》の礎となった。
このカードの体裁は第2期の仕様だった。
- なお、アニメ5D'sでは細かいデザインが異なっており、かなり簡素化されている。
- アニメ5D'sでこのカードを主力として使用するキャラクターが登場し、上位種まで登場すると予想できた人はいなかっただろう。
- 《大牛鬼》は《牛鬼》をリリースする事でのみ特殊召喚できる特殊召喚モンスターで、2回攻撃能力を持つ。
このモンスターの下半身が蜘蛛と合体したような姿で、先述した妖怪の牛鬼とこのカードを合体させたような姿をしている。
ただし、壺がなくなっているのでこのカードの要素は若干薄れている。
- TAG FORCE SPECIALでは、氷室が使用した場合に専用の台詞が用意されている。
アニメでの登場からでは6年以上、OCGでの登場からでは15年以上もの月日が経って、初めて攻撃名が「ファントム・クラッシュ」であることが判明した。
関連カード †
収録パック等 †
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