遊戯王カードWiki - 《巨神竜の遺跡》のバックアップ(No.5)

《巨神竜(きょしんりゅう)の遺跡(いせき)》 †

永続魔法
(1)：自分フィールドにレベル７・８のドラゴン族モンスターが存在し、
墓地以外からモンスターが特殊召喚された場合に発動する。
そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化される。
(2)：１ターンに１度、このカード以外の
自分フィールドの表側表示のカード１枚を墓地へ送って発動できる。
自分フィールドに「巨竜トークン」（ドラゴン族・光・レベル１・攻／守０）１体を特殊召喚する。
(3)：このカードが墓地に存在する場合、
自分の手札・フィールドのレベル７・８のドラゴン族モンスター１体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札に加える。

　ストラクチャーデッキR－巨神竜復活－で登場する永続魔法。
　レベル７・８のドラゴン族がいる場合に蘇生以外で特殊召喚されたモンスターの効果が無効になる効果、自分フィールドの表側表示のカードをコストに巨竜トークンを特殊召喚する効果、最上級ドラゴン族をコストに自身をサルベージする効果を持つ。

　(1)の効果により、レベル７・８のドラゴン族がいる場合、蘇生以外で特殊召喚されたモンスターはそのターンの間効果が無効になる。
　強力なモンスター効果メタであるが、その効果は自分にも及ぶため扱いが難しい。
　相手の行動のみを一方的に制限するためにも、レベル７・８のドラゴン族の蘇生に特化したデッキで使用すべきだろう。
　また、特殊召喚に成功したタイミングで発動できる任意効果も無効にできない事には気をつけたい（詳細は後述）。

　(2)の効果により、自分フィールドの表側表示のカードをコストに巨竜トークンを特殊召喚することができる。
　コスト：トークンの１：１交換でありディスアドバンテージはないが、巨竜トークンは戦闘能力を持たないため、他のカードとの併用が前提となる。
　《巨竜の聖騎士》とは相性が良く、あちらの装備カードとしたレベル７・８のドラゴン族を能動的に墓地へ送ることができる。
　巨竜トークンは《巨竜の聖騎士》の効果のリリースに最適であり、トークン生成のコストとしたレベル７・８のドラゴン族を即座に蘇生可能である。
　その後は(1)の効果で相手のモンスター効果を封殺できる。
　巨竜トークンはドラゴン族なので、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚する際の除外先としても有力である。
　しかし、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》は(1)の効果の影響を受けるため、対応するモンスターが存在しない時に特殊召喚したい。
　【真紅眼の黒竜】では、《黒鋼竜》をコストにする事で、即座に《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》をサーチしつつ、巨竜トークンを除外して特殊召喚する事ができる。

　(3)の効果は、墓地に存在する場合にレベル７・８のドラゴン族ドラゴン族をコストに自己サルベージする効果。
　ドラゴン族は蘇生手段も豊富なので、墓地に置いた方が都合の良い場合も多い。
　コストとしたレベル７・８のドラゴン族を蘇生し、このカードの(1)の効果で相手の効果モンスターを封殺できれば理想的である。

特殊召喚に成功したタイミングで発動できる任意効果は、(1)の効果では無効にできない。
強制効果であるこのカードの(1)の効果が先に発動し、それにチェーンしてその任意効果を発動する形になるからである。
そして、逆順処理で任意効果の方が先に処理されるので、(1)の効果で無効になる前に効果処理が終わってしまう。