遊戯王カードWiki - 《巨大戦艦ビッグ・コア》のバックアップ(No.75)

《巨大戦艦(きょだいせんかん) ビッグ・コア/Big Core》 †

効果モンスター
星６/闇属性/機械族/攻2300/守1100
このカードの召喚時にカウンターを３つ置く。
このカードは戦闘によっては破壊されない。
戦闘を行った場合、ダメージステップ終了時に
このカードのカウンターを１つ取り除く。
カウンターのない状態で戦闘を行った場合、
ダメージステップ終了時にこのカードを破壊する。

　RISE OF DESTINYで登場した闇属性・機械族の上級モンスター。
　巨大戦艦の一体であり、巨大戦艦共通の効果を持つ。

　戦闘破壊耐性を持つが、このカードはそこそこの攻撃力があるため、その効果が活きる機会は少ない。
　特殊召喚した場合はカウンターがのらないため、１回の戦闘で自壊してしまう。
　通常召喚した場合も、カウンターを取り除く手間を考えると、相手は効果による除去を狙うだろう。

　巨大戦艦の中では唯一、共通効果以外の効果を持たず、攻撃力も巨大戦艦の下から３番目とアタッカーに期待できる数値ではない。
　このカードより攻撃力が低い《巨大戦艦クリスタル・コア》・《巨大戦艦テトラン》は固有効果により独自の働きができるのに対し、こちらはどう扱っても中途半端な存在となる。
　《ボスラッシュ》軸・《死皇帝の陵墓》軸に関わらず、【巨大戦艦】での優先度も低いと言わざるを得ない。

　カウンターを取り除くのは誘発効果なので、召喚後に《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》を発動することで闇属性対策を取りつつ戦闘破壊耐性を残すことができる。
　巨大戦艦には他に闇属性がいないため、このカード以外の補助にはなり得ないが、他の巨大戦艦の効果を妨げずには済む。
　もっとも、相当に限定された使い道になる上にメタ性能も相手のデッキ次第となるため、このカードを優先する理由としては弱い。

ELEMENTAL ENERGYにて巨大戦艦がカテゴリ化される一足前に登場したためか、このカードのみ英語名に｢B.E.S.｣が入っていない。
そのため、英語版の《ボスラッシュ》は「“B.E.S.”と名の付いたモンスターまたは“Big Core”」と記述されている。
このような例は、他にも《トゥーン・ドラゴン・エッガー》などに見られ、《アマゾネスの射手》などのように再録時にカード名が変更されることもある。

原作・アニメにおいて―
アニメGXにおける｢十代vs銀流星｣戦において銀流星が使用。
《ボスラッシュ》の効果によってカウンターのない状態で特殊召喚されるも、《Ｎ・グラン・モール》にバウンスされたため《ボスラッシュ》の効果を適用できなくなった。

コナミのゲーム作品において―
KONAMIの名を一躍有名にした名作横スクロールシューティング「グラディウス」シリーズ恒例のボス。
弾を防ぐ遮蔽版と、大きな青いコアが特徴。
多くのシリーズに登場し、幾度となくビックバイパーと戦いを繰り広げた。
シリーズが進むにつれて弱体化が進み、「グラディウスＶ」ではとうとうザコに格下げとなってしまった。
携帯アプリ「グラディウスNEO インペリアル」では自機として使用できる。
また、同社の「オトメディウス」に、この機体をモチーフにしてデザインされたキャラクターが登場する。
- がんばれゴエモンシリーズやパワプロクンポケットシリーズといった同社の作品でグラディウスあるいはそれに類似したミニゲームが収録されていることがあり、その際にはボスとして登場することが多い。