リンク・効果モンスター リンク2/光属性/天使族/攻 600 【リンクマーカー:左下/右下】 トークン以外の同じ種族・属性のモンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):魔法・罠カードの効果が発動した時、 手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 (2):このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。 自分の墓地の儀式モンスター及び儀式魔法カードの中から、 合計2枚まで選んで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
LINK VRAINS PACK 3で登場した光属性・天使族のリンクモンスター。
天使族をコストに魔法・罠カードの発動を無効にする効果、相手によって墓地へ送られた場合に儀式モンスター・儀式魔法を2枚までサルベージできる効果を持つ。
(1)は魔法・罠カードへのカウンター。
フィールド発動なので奇襲性は薄く、専ら牽制用の効果である。
真っ先に戦闘破壊を狙われるが(2)の効果に繋げられるのでそれを誘発するようにしたい。
もちろん逆手にとって《オネスト》で迎撃するのも一つの手である。
(2)は相手によって墓地へ送られた場合に儀式モンスター・儀式魔法をサルベージする効果。
儀式召喚を手助けする効果であり、ディスアドバンテージを軽減してくれる。
相手によってという条件が厄介であるため、多少の戦闘ダメージを覚悟してでも自爆特攻で満たすのがいいか。
リンク素材の縛りだけなら種族・属性がある程度統一されたデッキ全般で可能だが、効果も踏まえると採用先は限定される。
基本的には(1)が容易に使える属性が偏った【天使族】が第一候補となるだろう。
【サイバー・エンジェル】・【神光の宣告者】等は(1)のみならず(2)も狙えるので特に相性が良い。
種族・属性がある程度揃っている【儀式召喚】系統でも(2)のサポート目当てで採用を考えられる。
儀式召喚サポートとなる《マンジュ・ゴッド》なども採用した場合、(1)の効果を使える場合もある。
【ネフティス】・【ヴェンデット】・【メガリス】等が候補となる。
ばらけている場合でも《終末の騎士》で《D−HERO ディアボリックガイ》を墓地へ送ったり、《ネオスペース・コネクター》で《E・HERO ネオス》をリクルートしても可能である。
上記に挙げたモンスターはいずれも高レベルなので手札に来ても儀式召喚のリリースに充てやすい。
しかし、サルベージなので、【儀式召喚】においてはサーチを行って次の儀式召喚に必要なパーツを集める方が使い勝手が良い。
また、除外やバウンスで対処される可能性も高く、能動的に使うには自爆特攻が必要になる点で使い勝手が悪い。
儀式召喚サポートとしては《虹光の宣告者》の方が使い勝手が幾分か良いと言える。